志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

10年前に「八月十五夜の茶屋」の原風景について小論を書き、小説、演劇、映像についての研究を3人で取り組んだのですが、捉え返しは必要ですね!

2024-04-22 23:40:41 | 「八月十五夜の茶屋」科研研究課題
当初、日本演劇学会で研究発表し、それに基づいて小説、演劇、映像について深める予定で、チームを組んだのでした。科研は3回目で認められました。当初個人で申し込み、2回目は3人で申し込み、3回目は名嘉山リカさんを中心にアメリカ文学の枠で研究費がヒットしました。文科省から研究助成をもらうのは宝くじよりはヒットしますが、それでも容易ではありません。同じ時期に個人で『朝薫組踊五番から沖縄芝居そして「人類館」へ』の科研・研究課題が受理されたので、若い渡久山さんや名嘉山さんが頑張っていました。
 沖縄の基地内上演についてもかなり資料を収集し、アメリカ、沖縄、東京での上演の比較研究を発表するつもりで、収集していた資料はそのままあるのですが、残された研究資料です。研究を深めるのも忍耐と集中力が必要ですね。
 「八月十五夜の茶屋」の取り組みの中で、やはり沖縄社会の原風景はしかしあまりコミットされていません。小説、演劇、映像の比較研究は必要で、膨大な研究対象になります。また世界的にこの作品はまだまだアメリカの影響力が大きいこの世界なので、なにせ、世界のアメリカ合衆国による軍事展開 - Wikipediaは180国以上との事です。
 米軍とローカルな人々とのかかわりの象徴的な作品なのですね。

 ニューヨークでは1000回以上上演された劇場に行きました。ちょうど上演されていたミュージカル「キンキー・ブーツ(Kinky Boots)」は2013年度のトニー賞を受賞しました。このミュージカルは、靴工場を舞台に、異なる世界観を持つ2人の人物が協力して靴を作り上げる物語。音楽はサイ・ラ・ヴィダ(Cyndi Lauper)が手掛けており、感動的でした。その劇場で「八月十五夜の茶屋」は上演されたのでした。(The Teahouse of the August Moonが上演されたブロードウェイのMartin Beck劇場(1924年開場)では、当時The Rose Tattoo(1951)、The Crucible(1953)が上演されている。劇場は2003年、Al Hirschfeldに名称を変えて健在。)

やはりまとめないといけませんね。名嘉山さんや渡久山さんとも異なるテーマになります。
 そう言えば、当時沖縄の基地内の高校でちょうど「八月十五夜の茶屋」の上演があり、観てきました。偶然米軍ラジオ放送を聴いていて上演を知ったのでした。なつかしいですね。写真などもハードディスクにあるはずですが~。

 以下のパネリストの皆さんがどんな視点で発言されるのか、興味深いです。


  • トータル閲覧数 9803049 PV 
  • トータル訪問数 2206324 UU


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。