志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

今日午後2時、佐辺良和さんの第二回独演会です。創作が興味深いですね!

2015-07-05 11:42:03 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他

ある方から思いがけないチケットのプレゼントがあり、見に行くことになりました。遅れた論稿のため躊躇していたのですが、良かったです。佐辺さんは、組踊の女形、若按司、琉球舞踊、歌劇、史劇、現代劇、創作舞踊劇、新作組踊と、何でも熱心に取り組み、またその舞台映えの良さで引き付けます。

600人の「国立劇場おきなわ」です。マイクなしで「なまの美声・古典音楽」が聴きたいものです。マイクを捨てない限り、本物の古典音楽でも琉球古典舞踊でもないですね。マイク排除運動を推進したいものです。

そして木のぬくもりのある桟敷のある郷土劇場の建築を目指したいものです。長寿の秘訣は芸能にありかもしれませんね。村々の芸能もマイクになって久しいのですが、マイクのない西欧オペラのような美声はもはや聞けないのでしょうか?マイクのない生の公演が見たい、聞きたいですね。原点に戻ってほしい沖縄芸能界です。

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いただいた4000円の券を無駄にしないため、見てきました。途中からうつらうつらで、八木さんのゆんたくが面白かったですね。女形の踊りはしっとりと、若衆・二才の踊りはさわやかに、大きな手の振りで軽やかに踊っていました。満杯の劇場内は熱狂的でしたね。圧倒的に女性が多い。創作舞踊の軽やかさの振りの粗さを感じたのは、二回見たせいでしょうか?比嘉いずみさんの創作舞踊のリズムと比べていました。振りの粗さにもっと細やかさがほしいなどと思っていました。しかし徹夜状態の中で見たので意識は少し朦朧。冒頭の「かぎやで風」の綾、その艶やかさに眼を見張りました。芸能者としての覚悟、芯の強さが満ち溢れていました。これからの舞台がさらに楽しみです。

パンフレットの表紙と印象深かった三隅治雄さんの祝辞をUPします。


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