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OSTRICH FEATHER BOA

お前の意見は求めん。

Poem27

2016-01-18 22:40:26 | Poem

些細なすれ違いから生まれる
黒い感情が生み出されて行く
僕を埋め尽くして漆黒に染める
純白な心は悪意に揉まれている

上りつめる泥臭い蔦が群がる穴
底から這いあがる貴方を見ている
体に生まれていく黒と赤の斑
とてもとても滑稽だね

狂った眼孔剥き出しの歯肉
欲のままありのままの醜さは
あの時の笑顔が偽りでなくても
何もかもを虚無に変えてかき消していく

上り詰める貴方に食い込むソレを見ていた

何もかも黒の泥水に塗れていく
体中に群がる🐛の感触確かめながら
微睡んだ視界くぐもった空気の中
糸で繋がれた絡繰り人形と化していた

僕らは誤魔化し合って生きている
糸と糸が解れないように上手く棲み分ける
けれども雁字搦めになってしまうと
余りに窮屈すぎて押しつぶされる

抜け出せないのに糸と黒は付き纏う
あの人が落ちてくるのを放っていた
所詮傷つき騙し合うことが業ならば
踏みつけ沈めてしまうことさえごく当たり前で..

悲しいね
光は黒の中に存在する影
僕は掌でほくそ笑みを隠す

上り詰めた先に広がる絶海の孤独
貴方は恐怖に耐えきれず絶叫さえできず泣いている


Poem26

2016-01-17 19:36:52 | Poem

僕は不思議な夢を見た
誰もいない世界
僕はとても気持ちが良い
だけど何処か寂しい

目が覚めると普通の風景が
知らない天井ではない
時を刻んでいる感触
何もないこの部屋から出よう

ああ澄み切った空ではない
スモッグとフォックス溢れてる

何もないことだけが幸せなのかい
変わらないことが無常なのかい
僕にはわからない
繰り返す日々の中で何を残せるだろう

僕はとても不思議な心地に誘われて
群がりの中で吸い込まれて行く
目を併せぬ物言わぬはざまにいても
どことなく心地よさを感じていた

ネオンナイトが光続けて
暗く澄んだ空を照らしているのを見ていた

何もない僕には映ることが出来ない
ああ見下してたんだ取り巻く全てを
ただ誤魔化して気付かないフリして
流れてきたのにまだ何を望んでいるの?

君に歌えるのは数知れた言葉だけ
何を伝えたいんだろう
言葉ではなくただ寂しがりの
僕は温もりが欲しいだけだね

誰もいない世界を時に臨んで
取り返しのつかない過ちに縋るだけの
気付いてまた離れたくないと引き返す
繰り返して何か大切なものを見つけるのさ

失ってしまったとしても

何もないことだけが幸せなのかい
変わらないことが無常なのかい
僕にはわからないけど少しだけ分かる気がする
繰り返す日々の中で何を残せるだろう


Poem25

2016-01-11 23:12:34 | Poem

逸らした視線で誤魔化す
紫煙で霞む時間を揺蕩う
気付かないフリで向けた笑顔
揺れる気持ちに素直になれない

不器用に繋がって
ただ思いやる離れなくない気持ち
約束は出来ない別れの時でも
顔が見れない分言葉を伝え合う

蒼き花束は実を熟して
溶け合わせた祈りは花束と
ぎこちなさは取れないけれど
最愛の口付けを




 


Poem24

2016-01-08 21:15:16 | Poem

Ladie's&Gentlemens
怠惰裏切り自己中エゴイズムとピュアハートの極彩色のパレードへようこそ
ほら僕はここにいるよねえ私を見てよお前などどうでもいいから消えてくれ
所詮一方向に向けられた蜘蛛の意図
スクランブルCrash Drain Your Your Your Brainwash
お前の頭をぶち壊してやりたい

Hello New Romantic World
私傷つきたくないから私にだけ優しくして欲しいそっとしておいてワンダフルワールド
模様色彩今日も傷つけられて笑ってる多大な犠牲と痛みなど私の知ったことではない
自分がよければそれでいいの究極のエゴイズム
ええそうよ所詮人間なんてそんなものでしょ

I don't mistake about that decision
私利私欲に利用した黒光りのメタラス
時により変わりゆき淘汰されただけの業火と驚嘆
もたらされたのは悲哀と憎悪 直面した時に掲げられる正義
「私は間違っていない」

Fake God? White God? FXXXin'God!? MotherfXXXXer!!!

思いやりも愛しさもすれ違う中で生まれてくる苦悩と憎しみ
もたらした時の純粋な「願い」それは妄想かつ泡沫に消える綿飴の如く
増殖していく自己愛だけ大切に誰も彼も傷つかず悲しまずああ無関心無関心
I for me All for me 取柄なのは自尊心だけだね腐ってぶら下げたソレだね

媚びるはびる遜るShit shit shit shit..........
コイツアイツ会津でも気づいてる気付いてる気付かれてること気付いてる
嘘は付けないねやり辛いね素直なんて慣れないからプライドだけは傷つけんな!!
誰も彼もどうでもいいことに拘りすぎてアイデンティティ歌うことが無様すぎる
小さいね小さいね小さいね純粋にいたいだけなのになれないね僕も君も彼も

ほらそっと今日も君の傍で悪意が囁く


Poem23

2015-12-23 12:00:39 | Poem

白の吐息を見つめて両手を握りしめた
今年も1人だけの特別な夜がやってきたね
誰もが幸せそうな笑顔をしているのを見て
情緒不安定な僕は憎しみが増す一方さ

ああ白と教会の鐘が鳴れば街角に流れるお決まりの音色
祝福するなら最愛の貴方を紹介してくださいませんか?

Ice Romance

冷たい季節に粉雪のヴェール
心にさえ蓋をしている
そっと外してあげるから...さあ

古時計を巻き戻すことはできないから
少しその温度に触れてもいい?
私の寂しさが分かるならその空気に気付いてよ
いつも空気を読んで黙ってばかりの貴方 ねえ

ああ喧噪が過ぎ去るころにあらゆるものは意味を成さない
余韻だけがあの場所に残っているだけさ
何時も気付いているその余韻が特別な事に
あと何度1人で過ごせば聖者に入れるだろう
届かない声を面影に載せて運んで行く
あの輝く夜を

あの輝く夜を


Poem 22

2015-12-12 23:51:26 | Poem

自己感傷に浸る君を見る
誰も悲しんでなどいない

消えても俺は変わらない
その落ちぶれた姿が哀れ哀れ

せめて10秒 意を送ろう

俺は数えきれないほどの友がいて
素敵な日々と安定した未来を
愛すべき女を連れて進んでいくのさ

立ち止まらないこのゴールデンロード
脱落者に興味はない
過去の人に話す言葉もない

俺はお前にならない
価値が見いだせなくてごめんね
せめてさよなら お疲れ様でした

さあ慈しみ憐れむ時間さ
情感をこめた言葉でもすぐに消え去るのさ
知りもしない言葉に耳を傾けるより
早くアノ子と喋らせろ


 


Poem 21

2015-12-12 23:37:50 | Poem

白々しい笑顔を手向けに
作りかけの日々を送る

誰のための園

空虚がいつしか当たり前になって
気付けば気付かないまま落ちぶれているような

誰かのための何かがいつの間にか誰かを傷つけて
何かを変えてしまった
なのに気付かないままなんてああ恐ろしい

弱さが渦巻く業抜け出せないわ

思いやりなど持つ意味が怖い
今日も閉ざされた何一つ変わらない園

束縛を愛す
虚無で騙す
距離を置く
お前がめざとい
低俗な愚者に手向けはない

誰かのためでありたいのにいつの間にか誰かを傷つけて
失うことさえ慣れてしまった
気付かないままああ恐ろしい
気付いていても差し伸べることはない
どうなろうと私はもう要らない
自分が良ければそれで良いのだから
私が辛い時だけは傍にいれば良い


Poem20 存在/耐え難い/軽さ

2015-11-21 00:06:20 | Poem

取るに足らない存在だと
気付いていた
去れば雫を誰もが濡らす想いは泡沫

片想いの顛末気付く
認めたくはないけど
受け入れることが出来ないね
想いは夢幻

貴方の声が聴きたい戯れたい愛したい
伝えれない独りよがり離れるのが辛い 侘しいのか?
雨が強まった

真夜中寂しがりな貴方/サイレンは繋がらない/空っぽなレター/
溜息/音色/瞑想/妄想/笑顔の日々
うまく生きられない私を貴方どうか救って
ああ誰が一番寂しい?

何故私だけがこんな目に合わないといけないの.......!?

消える背中/
ありふれた存在/
それさえ取るに足らない程の価値/
分かっている

なのに
貴方の声が聴きたい戯れたい愛したい
別れは静かに迎えたくない
けれど
それさえ泡沫だね 雨と雫溢れんばかりの
孤独抱えて身勝手な私は..どうして痛いの?

貴方の想い人は私ではない分かっているでしょう?
薔薇色の情愛が突き刺さる中でも
愛した貴方の存在がそのものがかけがえのない日々だと気付いたのなら
今逢えぬこの先で彼方を想うことの意味を刻んでゆけるから


Poem19

2015-11-14 23:40:49 | Poem

暗い森の奥に消えた残像を追いかけて
裸足で駆け抜けた夜空の真下
誰も声も聞こえない暗い暗い畦道を
鈴虫が揺らす風鈴の中で蛍の光に触れた

ああ綺麗な光を辿れば今ある苦悩が開放されるのか

蹲りそう散り乱れる落葉風が感じさせる悲哀
空虚に満たされた心も全て吹き飛ばして欲しい今夜だけでも

心からそう願っていた安息は常に祝日のようで
硝子細工のように壊れて割れて握ると痛みと滴る血雫
涙は流れないただ心に存在したのは闇なる感情の渦巻き
獣と化し木々なぎ倒し今混沌と破壊の下僕となろう

所詮分かり合うことなどできぬ
先に見える小さな光を握りつぶしたくなる衝動にかられたら
もう傷つけることなど躊躇わなくなったから
最後に笑顔を見てみたかった安息の庭の終焉の前に
激情と混沌が支配する狂ったのは無限の摂理の環
でも本当はもう終わりにしてしまいたかった


Poem17

2015-11-05 22:00:49 | Poem

混ぜ合わせて
溶け合う
色とりどりの螺旋階段

交錯された想い
繋がり合う訳でもなく群がる

目の前で微笑む君と立ち尽くす貴方
傷つくのが怖い
触れられないから
心を塞ぐ
塞がなければ....

無理矢理閉ざした
明日を望んでいても
何処とない不安に枕を被り
青に包まれた静寂を望んでいた

ほら俯く君にかける言葉はない
無言で逸らしても責めれない
空気を読むことに慣れたせいにして
何時しか君との空気が気持ち悪くなった

あと何度塞いだら良いの?
分からない

斑で歪な空中楼閣
故に脆く愛おしく
笑顔と妬みと涙と怒り
今日もぶつかり合い混ざり合う
シアンにはなれない

誰もが気付いていて気付かないフリを...
そして僕も染まっていたと気付いたんだ

螺旋は巡り巡る青の感情
描いていたのはあの頃の青写真
キャンパスは蛾に埋め尽くされて行く
臭と灰と腐の点描画満ち満ちて零れだした
思うが故に伝えれない繊細で臆病な心よ
今日も無言で塗り潰す