EPISODES 7:
-Wihering to death.×UNITY ROOTS &FAMILY,AWAY-
-Ⅰ-3/18
1.I’ll Stay With You 2.彼らのHOLY X’MAS 3.neverland 4.夏の彼方へ 5.卒業まで、あと少し 6.Father&Son
7.Way of Difference 8.航海 9.girlish MOON 10.ゆるぎない者達 11.愛しさは腐敗につき
12.悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 13.鼓動 14.汚い虹 15.Phenomenon 16.孤独に死す、故に孤独。
17.dead tree 18.禍夜想 19.Spilled Milk 20.Beautiful Dirt 21.Merciless Cult 22.Jesus Christ R’n R
23.Machiavellism 24.ROCK ICON 25.疑問疑答26朔-saku- 27.THE FINAL 28.WE ALL FEEL HIS STRENGTH OF TENDER
29.腐った海で溺れかけている僕を救ってくれた君 30.逢いたい気持ち 31.BROTHEL CREEPERS
32.GIANT STRONG FAUST SUPER STAR 33.GARBAGE 34.C 35.Friend of Mine
36.ALL STANDARD IS YOU~END ROLL~ 37.またここであいましょう
-Ⅱ-3/24
1. WE ALL FEEL HIS STRENGTH OF TENDER 2.Merciless Cult 3.C 4.朔-saku- 5.Way of Difference
6.Machiavellism 7.girlish MOON 8.ゆるぎない者達 9.愛しさは腐敗につき10.悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱
11.汚い虹 12.禍夜想 13.孤独に死す、故に孤独。14.dead tree 15.I’ll Stay With You 16.夏の彼方へ
17.neverland 18.彼らのHOLY X’MAS 19.Father&Son 20.THE FINAL 21.疑問疑答 22.ROCK ICON
23.Beautiful Dirt 24.Spilled Milk 25.Friend of mine 26.ALL STANDARD IS YOU~END ROLL~
27.卒業まで、あと少し 28.ゆびきり 29.Jesus Christ R’n R 30.GARBAGE 31.鼓動 32.またここであいましょう
-Ⅲ-3/25
1.夏の彼方へ 2.neverland 3.彼らのHOLY X’MAS 4.Father&Son 5.Way of Difference
6.Jesus Christ R’n R 7.BROTHEL CREEPERS 8.Machiavellism 9.girlish MOON 10.ゆるぎない者達
11.愛しさは腐敗につき12.悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 13.汚い虹 14.Phenomenon 15.孤独に死す、故に孤独。
16.dead tree 17.航海 18.Merciless Cult 19.Spilled Milk 20.Beautiful Dirt 21.ROCK ICON 22.GARBAGE
23.朔-saku- 24.鼓動 25.Revelation of mankind 26.THE FINAL
27.腐った海で溺れかけている僕を救ってくれた君 28.卒業まで、あと少し 29.C 30.Friend of mine
31.ALL STANDARD IS YOU~END ROLL~ 32.またここであいましょう
-Ⅳ-3/31
1. WE ALL FEEL HIS STRENGTH OF TENDER 2.Merciless Cult 3.C 4.朔-saku- 5.Way of Difference
6.Jesus Christ R’n R 7.Machiavellism 8.girlish MOON 9.ゆるぎない者達 10.愛しさは腐敗につき
11.悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 12.汚い虹 13.禍夜想 14.孤独に死す、故に孤独。15.dead tree
16.I’ll Stay With You 17.Father&Son 18.THE FINAL 19.GARBAGE 20. ROCK ICON 21.Beautiful Dirt
22.Spilled Milk.23.疑問疑答 24.鼓動
25.逢いたい気持ち 26.卒業まで、あと少し 27.Friend of mine 28.ALL STANDARD IS YOU~END ROLL~
29.またここであいましょう
-Ⅴ-4/15
1.I’ll Stay With You 2.Merciless Cult 3.疑問疑答4.GARBAGE 5.Way of Difference
6.Phenomenon 7.愛しさは腐敗につき 8.悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 9.汚い虹
10.孤独に死す、故に孤独。11.dead tree 12.THE FINAL 13.Spilled Milk 14.Beautiful Dirt
15.Jesus Christ R’n R 16.朔-saku- 17.鼓動
18.腐った海で溺れかけている僕を救ってくれた君 19.ゆびきり 20.C 21.Friend of mine 22.またここであいましょう
-Ⅵ-4/22
1. WE ALL FEEL HIS STRENGTH OF TENDER 2.Merciless Cult 3.C 4.朔-saku- 5.Way of Difference
6.Jesus Christ R’n R 7.Machiavellism 8.girlish MOON 9.ゆるぎない者達 10.愛しさは腐敗につき
11.悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 12.汚い虹 13.禍夜想 14.孤独に死す、故に孤独。15.dead tree
16.I’ll Stay With You 17.夏の彼方へ 18.neverland 19.彼らのHOLY X’MAS 20.Father&Son 21.鼓動
22.GARABGE 23.Beautiful Dirt 24. ROCK ICON 25.疑問疑答 26.Spilled Milk 27. THE FINAL
28.逢いたい気持ち 29.卒業まで、あと少し 30.航海 31.Friend of mine
32.ALL STANDARD IS YOU~END ROLL~ 33.またここであいましょう
-Ⅶ END-4/28-THE FINAL EPISODES
1. WE ALL FEEL HIS STRENGTH OF TENDER 2.Merciless Cult 3.朔-saku- 4.GARBAGE 5.Way of Difference 6.Father&Son
7.Jesus Christ R’n R 8.Machiavellism 9.girlish MOON 10.ゆるぎない者達 11.愛しさは腐敗につき
12.悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 13.汚い虹 14.Phenomenon 15.孤独に死す、故に孤独。16.dead tree
17.夏の彼方へ 18.neverland 19.彼らのHOLY X’MAS 20.卒業まで、あと少し21.THE FINAL 22.Spilled Milk
23.Beautiful Dirt 24. ROCK ICON 25.疑問疑答 26.C 27.鼓動
28.腐った海で溺れかけている僕を救ってくれた君 29.逢いたい気持ち30.航海 31.Friend of mine
32.ALL STANDARD IS YOU~END ROLL~ 33.またここであいましょう
とうとうこのエピソードシリーズも最終回となってしまいました。
始めは軽い気持ちで始めたのですが気が付いたら2016年11月~2018年4月と足掛け1年半くらいかけて丸々振り返ることになりました。当初もっと早く終わる予定だったんですが、色々変更になって結果的にここまで長くなってしまいました。定期的に歌を聞き直してはその度、自分がいかにダメかという否定ばかりの日々でした。
ピッチやリズムは気にしなくていいとは思ったんですが歌いかたや発音を正しくすること、アクセント、強弱、喉に負担をかけないシャウト、メロディの対比等等色々勉強できたかなと思っています。
今回のWither~は学生時代よく聞いてました。京がバンド辞めるか否かの時期で当時は殺気みたいなものがライブ中に充満していたのを覚えていますし、今は無きメルパルクやゼップ福岡に行き、その時のバンドのモードでライブの印象が変わっていたりと、DIRというバンドの生々しさや楽しさを実感した日々だし、丁度作品がリリースされた頃色々あって鬱になっていて、所謂中二病だったんだと思います。将来をすごく悩んで、踏み出すことが怖くて立ち竦んでいた日々でした。このアルバムが終始痛くて深い歌詞ばかりで、「孤独に死す、故に孤独」「悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱」や最後の「鼓動」などの救いようのないラストなど、精神状態にリンクしていて余計に落ち込んでいたのをよく覚えています。そんな中でこのバンドがそれまでのイメージと、今に繋がるナニカを確立した作品だったんじゃないかと思うし、この最終公演の新木場のDVDは彼らのライブDVDで一番好きな作品です。精神的にきつかった日々だったのを覚えてます。
対とした「UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY」はGLAYのアルバムですが、実は僕が一番彼らの中で好きなアルバムです。これ以前もこれ以降も余り聞いてなくて、なんでこのアルバムだけよく聴くのか今でも自分でもよくわかりません。今回対にしたのは感覚的なものだったんですが、ジャケットがお互い枯木をモチーフにしてたり、アルバムの空気感が似てるな、一番合ってるんじゃないかって気がして組み合わせました。まあアルバムを全曲しっかり歌いたいなって想いは数年前からあったので、それが実現したことはうれしかったです。「UNITY~」をよく聞く理由は何がかと言うと一番に痛みだったり、寂しさだったり、描いた人の孤独感を感じたんですよね。「Wither~」もそうですが、そういう書き手の感情がストレートに表現されてるなって。特にこの「UNITY~」に関してはGLAYにありがちなハッピーな感じが薄い。凄く内省的で情緒的で極端に振り切れているアルバムで、人生の日記のような内容だと思っています。今回歌いなおすにあたって聞き直したのですが、その感覚は変わりませんでした。
面白かったのは「Wither~」って丁度13年前の3月に出てて、歌詞の中に「冬が眠るあの季節」とかいう言葉もあって、春ってイメージが強いんですけど、この「UNITY~」も「春」とか「卒業」とかそういうワードが出てきてシンパシーを感じていました。偶々ですけど、ああこういうのもあるんだ、面白いなって想いました。
そして歌入れの難易度的には過去最高でした。全体的にキーが高くて、歌い上げたり囁いたりと細かな表現が要求されました。ウィスパー、半音上げ、オクターブ、これが課題になりました。普通に歌うのではなく、そういう表現をする時に喉に無理をかけてたんだなってことに気づきましたし、聞き直して恥ずかしくなる位歌えない部分もあって、まだまだ課題は残るなってのが正直な所です。
組み合わせも最初は悩んで、バラードが「UNITY~」は多いのでまず序盤で歌モノを並べて、後半に向けて飛ばしていく感じで描いていたんですが、やってみると意外としっくりこなくて、「Wither~」の曲順をメインに据えてみるとしっくり来て、結局ほぼ固定された曲順で今回はやりました。
時期的にも何かが終わって始まる時期だったから、最後がこの流れで良かったかと思うし、新曲もライブにいったバンドの曲から複数チョイスしてやってみて、違和感なくハマったので良かったです。
ずっとやってみてつくづく自分は歌うことが好きな人間なんだなと思いました。もうこの歌う機会っていうのはずっと死ぬまで付き合っていこうと思っています。そんなわけでこれからも人前でも機械でも歌い続けます。