4月
20.4/4 DIR EN GREY TOUR19 The Insulated World @Zepp Fukuoka
21.4/6 ACID ANDROID LIVE 2019 #1 @福岡DRUM Be-1
22.4/11 DIR EN GREY TOUR19 The Insulated World @広島CLUB QUATTRO-a knot only-
23.4/12 DIR EN GREY TOUR19 The Insulated World @広島JMSアステールプラザ 大ホール
24.4/13 新妻聖子 concert tour2019 @福岡国際会議場
25.4/14 BiS 【Are you ready to go? TOUR】 @福岡DRUM Be-1
26.4/15 gibkiy gibkiy gibkiy / 夷狄 tour19 裸体 @福岡DRUM SON
27.4/19 Nulbarich ONE MAN TOUR 2019 - Blank Envelope - @Zepp Fukuoka
28.4/21 iri Spring Tour 2019 “Shade” @福岡BEAT STATION
4月は人生初の5日連続ライブとなりました。何をやっているんだ俺は...
初っ端DIRさんのツアーで福岡と広島3公演見てきました。新築されたZepp Fukuokaでの最初のライブだったんですが、会場の作りが大分変わっていて、天井も高くホール会場のような印象でした。ライブ自体はニューアルバムの楽曲中心でしたが、とにかく情報量が多すぎて初日の福岡は何となく「かすった」位の感触しかなく、広島2公演でやっと体に馴染ませれた気がします。クラブクアトロではライブハウスならではの臨場感があるわ、ダブルアンコールが飛び出すわで、予定調和を崩したライブだったし、アステールプラザはホールならではの格別の気持ち良さがあってこの3本の中で一番楽しかったです。広島に2daysとか行く機会も無いし、会場も名前は知ってましたが行く機会がなかったし行くこともないだろうと思っていたので、本当に貴重でした。
ACID ANDROIDのライブも初めてでしたが、格別の煽りも無く淡々とライブをこなすというストイックな内容でした。何気に「ring the noise」からリアルタイムで聞いています。歌が上手いとは思わないけど、変な中毒性があるんですよね、この方の作る楽曲には。
新妻聖子さんも名前だけ以前から知っていて。確か山崎育三郎氏とテレビで共演していたのか何かがきっかけで。音声学と学んだわけではなくタレントとしてデビュー後にその道に入り圧倒的な歌唱力を築き上げたという稀有な方です。実際このコンサートもその力強い歌声だけで見る人を納得させるくらいの迫力がありました。こういう「声」だけで全てを語れる人というのが、僕は好きなんだろうと思いました。
その翌日のBiSは完全なる気まぐれで。BEAの公演スケジュール眺めていたら「BiSH」とよく名前が似てる人達だなと。そこから同じ事務所のグループだと知って、どう違うんだろうと思い行ってみました。チケットを買った時点では知りませんでしたが、このツアー開幕前に現メンバーの卒業が発表されて、興味本位で行った俺がそんな思い入れの強いライブに行って良いんだろうかと感じたのを覚えてます。正直楽曲云々よりアクの強い方々だったし、目の前の彼女達は裏で色々あったにしてもあの時はとにかく全力だった、むしろ必死に見えました。ラストシングルが「Are you ready?」というのも何処か皮肉に感じたし。11月に公開された映画「ああ無情」という映画で卒業までの顛末が語られていますが、もうドロドロですね。普通公にしないだろうことまで出てて。でも、それを撮るからこそリアルだし貴重でもある。。
その翌日のgibkiyは対バン形式でした。その対バンの方々は正直書く程の印象も無いので割愛しますが、kazuma氏の最前が空いていて、遠征で来ているであろう女性に勧められて人生初のセンターで見る羽目になりました。あの恐ろしい顔が目の前に現れたらどうしようとビクビクしていましたが、実際はフロアに下りつつも人目を避けるように移動していたのですが、痺れっぱなしでした。gibkiyつながりで友達も出来て嬉しかったですね。
Nulbarichは何で行こうとしたのか覚えていないんですよ。。ライブも照明、演奏、映像が合わさったハイブリッドなライブでしたが、多分もう行くことは無いかな、と。
そして平成ラストのライブはiri嬢。ニューアルバム『Shade』に伴うものでした。昨年のライブに比べると、よりクールで少しダークな印象の楽曲が多かったと思います。女性R&B歌手では日本で僕が一番好きな方ですね。とにかく彼女のあのクセのある歌声が大好きなんですよ。それにメッセージ性の強いものから、女の子の赤裸々な想いを書き綴ったリリックが、またストレートで、何処か共感出来るところもあって、そういった部分も好きですね。
5月
29.5/4 夢みるアドレセンス LIVE TOUR 2019 SEVEN STAR @福岡DRUM Be-1
30.5/10 そこに鳴る『一閃』release tour 〜ULTIMATE IMPACT〜 @福岡Queblick
31.5/12 RAMMELS Mirrors release tour @graf
32.5/17 TH eROCKERS TOUR 2019 Around&Around @福岡IMSホール
33.5/19 Angelo Tour 2019「THE REACTED WORLD」 @福岡DRUM LOGOS
34.5/31 ポルカドットスティングレイ 2019 有頂天 TOUR ONEMAN @Zepp Fukuoka
5月もこれまで行ったことのないライブに結構行きました。
夢みるアドレセンスはミオヤマザキの対バンで知って今回初のワンマンツアーで福岡まで来てくれたので行きました。
その時はメンバーが一人脱退していてそれでも6人で頑張ります!とツアー出来たこと、アルバムが出せた事が本当に嬉しく、そして本当に楽しそうにされていました。アイドルのライブもあのノリが好きなので行く分には嫌いじゃないんですよ。なのに年末に6人中4人が脱退して現在は4人体制になってしまって、その脱退理由みたいなのがネットにあって、それを見た時にショックだったし、もう名前は一緒でも僕の中では違うグループにしか見えなくなってしまってしましましたね。。
そこに鳴るは対バンだったんですけど、鳴ル銅羅というバンドと2バンドしか見ていないです。前回のツアーも見に行ったのですが、その時より歌モノというか、メロディーが活きた楽曲が増えたなという印象でした。あの刹那的で破壊的なサウンドと歌は相変わらず堪らなかったですね。
RAMMELSもシティポップ・ダンスミュージックのニューカマー的存在で、以前から気になっていたバンドの一つ。今回初のワンマンツアー。凄く緊張しているのが伝わってくるライブでしたが、バラエティーに富んだ楽曲でフロアを踊らせる・楽しませる事に拘ったライブだったと思います。
ポルカドットスティングレイも2016年のビレッジマンズストアの対バン以来で、気が付いたらもうZepp Fukuokaでライブする位におっきくなっていてびっくりしました。久々に行ってみるかとチケットを買ったのですが、場所どりしたら後方の知らぬ男に「マジ邪魔」と言われてしまいショックで、もう入口近くで落ち込んだまま見ていました。
ライブ自体ももう僕が好きな感じじゃなくてポップなエンターテインメントショーって感じで、ファンもそういう事を平気で言う人がいるんだと思うともう悲しくなりました。二度と行きたくない。
あと何と言ってもth eROCKERS。この日はBiSHのライブと被っていてすごく悩みましたが、やっぱりロッカーズといったら伝説の福岡のロックンロールバンドだし、陣内孝則に百々和宏という所が僕の中では福岡のスーパースター同士が組んだレジェンド感があったし、アルバム聞き込んでいきました。イムズホールは全席指定だったんですが、とにかく後方に立ち見が出る位に満員で、陣内孝則はドラマとかでは見せないアクティブなマイクパフォーマンスを筆頭にサングラスに白スーツ、銀髪リーゼントというド派手な格好で80年代の昨今のロックバンドにはない危ないオーラを放ちながら楽曲を畳みかけました。この人の本筋はロックンローラーなんだなと改めて感じましたね。あとクセの強いお客さん。ああ、昔はこういうヤバい空気があったからああいうクセの強いバンドが生まれたんだなって思いました。
ニューカマーだと、もうそんなバンドもファンもいないもんね。
アンコールでは百々さんが上着を脱ぎ捨ててフロアに投げ捨て「最高ー!!」と叫ぶなどご満悦の盛況でした。
6月
35.6/2 SEKAI NO OWARI TOUR 2019「The Colors」 @マリンメッセ福岡
36.6/7 sukekiyoTOUR2019「FORTY」 @スカラエスパシオ
37.6/9 indigo la End. ONEMAN TOUR 2019「街路樹にて」 @福岡BEAT STATION
38.6/13 Plot Scraps / Split end / CRAZY VODKA TONIC / FEEDWIT
Plot Scraps presents「FLAWLESS YOUTH TOUR 2019」@福岡Queblick
39.6/15 The Cheserasera 2019 幻のワンマンツアー~『幻』Release Tour~ @福岡Queblick
40.6/21 ねごと お口ぽかーん!LAST TOUR ~寝ても覚めてもねごとじゃナイト~ @福岡DRUM Be-1
6月はSEKAI NO OWARIかな?自分もこれまで行こうとは思っていなかったら。
アルバムが2枚同時に出た時にストリーミングで聞いたんですけど、思っていた以上にダークでポップで...それでいて世界観が壮大でっていう僕の好きな要素がてんこ盛りだったんですよね。メディアを通してみる彼らの姿ってもっと明るいイメージだったんですけど、それはあくまで一部分で、本当はもっと暗い部分もあるんだなって知って。
ライブも光と闇を端的に表現していたというか。ド派手なセットである意味マリンメッセそのものが「SEKAI NO OWARI」という宇宙そのものを表現していました。今年行ったライブで一番壮大だったと思う。ライブも良かった。
sukekiyo自体は2015年の大阪・御堂会館以来約4年ぶりでした。スカラエスパシオ自体も4年ぶりかな。まあ、タイトルもFORTYなので4絡みが多かったですね(笑)この公演はアルバム『INFIRITIUM』に伴うものでしたが、それまでの無国籍な曲調から変わってダンス・エレクトロ的要素が出てきていました。それに京が楽器を操作したり、途中でベースを弾いたりともう彼の言う「なんでもあり」が更に解放されていましたね。これからもっともっとsukekiyoは型に囚われずに化けていく、そんな気がします。もうDIRの面影を感じる事もない位に、sukekiyoはsukekiyoという世界を完成させていたんだと強く実感しました。
その週末にはindigoのライブも行きました。よくよく考えるとキャパが300人位のこの会場のライブを手に入れられたのはラッキーな事では...そんなライブは特にアルバムツアーでもないのでインディーズの曲から配信の新曲まで新旧織り交ぜたセットリストで、比較的アッパーチューンが多かった印象。
唯一コンセプトがあったとするなら本編ラストに「幸せな街路樹」という曲が演奏されていた事。
奇しくもBEAT STATIONも会場横には街路樹があるんですよ。そんな不思議な事もあり、この曲が自分の中で作ったけど上手く呑み込めなくて、でも歌わないと先に進めない、みたいな事を言ってました。なんでこのタイミングでそう思ったのか、は分からないんですけど、ずっと引っかかっていて、それがこのタイミングでやっと出来たから、と考えた方が自然かもしれません。この頃から彼らの演奏はバンドというより、よりミュージシャンとしての側面を強め始めたように思います。
Plot Scrapsの対バンライブは実はCRAZY VODKA TONICが目的で行きました。CVTは去年の夏に主催ライブに行って以来追いかけている若手バンドの一つです。だけれどもこの日はFEEDWITという、ボーカルが次々と入れ替わり混ざり合うという独特な掛け合いを行うバンドや、大阪から来たセンチメンタルなガールズバンドSplit end、そしてギターロックの力強さをCVTよりも強く感じたPlot Scrapsと、どのバンドも個性をぶつけあっていたので、意外と楽しかったですよ。今の若手バンドはああこういう感じなんだなって触れた夜でした。昭和の頃に比べても、その音楽自体が優しいものが増えていっている気がしますね。まあ、印象的だったのはトリ前のCVTが出てくるやいきなりフロント3人がフロアに降りてきて会場の熱気を上げまくる熱いパフォーマンスをかましてくれた事。アングラな姿が見れてカッコよかったかな。
The Cheseraseraも福岡でのワンマンは2年ぶり位かな?ニューアルバム『幻』に伴うライブでした。
宍戸さんが「ごめんね、視にくい人もいるよね」と言っていた位フロアは超満員でした。ライブは『dry blues』あたりから出ていた哀愁・叙情な側面に加えて今回の「幻」のような斬新なアプローチ、爆音でかますロック、The Cheserasera王道といった感じのナンバーなどバンドの可能性を更に広げていました。個人的にこのアルバムに関しては真っ白なイメージがありますね。『dry blues』まで作り上げた彼らの音世界をベースに、またリセットして新しいものをここから作り上げるという感じの。
そして6月ラストはねごとのワンマン。ねごとは「カロン」という曲は知っていてMDで当時よく聞いていました。
追いかけていた訳ではなかったのですが、今回解散に伴うラストツアーという事で、一度行ってみたいというのものあったので行くことにしました。案の定楽曲は殆ど分からないものばかりだったんですけど、ロック~エレクトロな要素まで幅広く持ち込んでいて、凄く可能性を探求されていたんだなと演奏曲を聴きながら思いました。
アンコールのラストがデビュー曲「カロン」で、彼女達を知ったきっかけの曲が、結果的にはこの日最後に演奏される曲になるというのも、何か不思議な縁を感じて、少しノスタルジックを感じていました。
またこの続きは今度。終わるのか??