乾物屋の娘【乾物屋の今井商店 https://kanbutuya-imai.com】

乾物屋の娘が子供の頃から近くにある「乾物」を今見直そう!
子どもと一緒に、「ていねいな暮らしをしたい」と心がけて・・・

なまくさ漬け(にしん漬け)教室

2018年01月19日 | 何でもレシピ

年の初めのイベント開催しました。

「なまくさ漬け教室」です。

なまくさ漬けって・・・。


野菜と身欠にしんの漬物です。
「にしん漬け」とも呼ばれます。

この寒い時期の家庭料理です。
そのプロが教えてくださいました。



<材料>
大根・人参・キャベツ・糸瓜・身欠にしん(八分乾)
塩・甘酒(手作り)

<作り方>
1.野菜を切る。
・大根:大きい短冊
・人参:拍子切り
・キャベツ:一口大
・糸瓜:薄くくし型切り

2.野菜を塩漬けする。
浅漬けをつくる塩加減で。
呼び水をし、重石をして一晩。

3.翌日、身欠ニシンと合わせる。
にしんは水でさっと洗い1cm幅の斜め切り。
前日に漬けた野菜と合わせて、一日重石。

4.三日目、漬けた時に出た水をきる。
味見をして塩加減の確認。
しょっぱかったら、水にくぐらす。
甘酒と合わせる。

※甘酒の作り方は1月12日投稿の「先生を悩ませる」号をお読みください。

5.甘酒と合わせて、すぐ食べることもできますが、
味がなじんだ方が良いので、軽く重しをして翌日から食べて下さい。



食べたことはあるけれど、作ったことがない方や、
全く知らない、というかたもいらっしゃいました。



乾物屋の今井商店では、「身欠にしん八分乾」を販売しております。

一箱約kgで1,500円(税込)です。
imaisyouten☆kanbutuya-imai.com
☆は@に直してください。


乾物屋の今井商店 若林

先生を悩ませる

2018年01月12日 | 娘の日常のコト
明日、柏崎市で「なまくさ漬け教室」を開きます。


大根、人参、キャベツ、糸瓜と身欠にしんで作る漬物です。
寒い時期に作る漬物。

この漬物に一番?大事な甘酒!
これも手作りします。

なぜなら、市販の甘酒はもちろん「飲み物」なので、糀のつぶつぶと甘さがほしいので、できれば手作りします。
そうすれば水加減を調節できます。

本格的♪


その甘酒をただ今、仕込み中~です。


炊飯ジャーで作ります。

まず、もち米を炊きます。甘いのがお好みの方はもち米、らしいです。
米180ccカップで2杯、水も2杯。
手早く洗って、吸水無しでスイッチオン。


炊き上がったら、糀200gを投入。
板糀だったら、袋の中でほぐしてジャーに。


そして、ご飯(おこわ)とよくまぜ合わせます。


そこに、お湯を800cc注ぎます。(漬物用のため、分量は少ないです。普通の甘酒なら1000cc)



そして保温で7時間待ちます。



↑↑なのですが。



なぜ、タイトルの先生を悩ませる、なのか、といいますと、
実は、私一度作ってみました。

作ってみないと、分からないことも分かりません。

出来上がった甘酒?は全く甘くなく、ただのおかゆ?水分量を間違えたやわやわご飯?のようになってしまったのです。

昨日お越しいただいた先生に、恐れ多くも味見をさせてしまいました。

まさかこんなものができあがるわけもなく、なぜこうなってしまったのか?ということを悩ませてしまいました。

朝、お電話をいただきました。
私は、糀を投入したとき、「混ぜません」でした。

炊き上がったもち米の上に糀をパラパラとのせ、お湯を注ぎそのまま。

ここに問題があったのではないか??


ということで、リベンジです。
一時間で甘みは出る、ということなので、そろそろ味見してみようと思います。


私、甘酒苦手でした。
それはきっと多分酒粕で作った甘酒だったのかなぁ、と思います。
米と糀で作った甘酒、とても美味しいです♪

甘酒は「飲む点滴」ということなので、良かったらぜひ。


今回の挑戦、上手くいったら(いかなくても?)ご報告いたします。


乾物屋の今井商店 若林

今年もよろしくお願いいたします

2018年01月10日 | 今井商店のこと


2018年も今井商店をよろしくお願いいたします。

先日、テレビで「ダシを何種類か飲ませるお店」体験、ダシの話をしていました。

お母ちゃん、これやってるじゃ~ん。
と冬休み中のセガレに自慢?しました。


昨年、小学校5年生に「ダシの授業」をしました。


煮干、出し昆布のダシをそのままで飲んでもらって、混ぜ合わせて飲んでもらう。


しかし、ハードルは高かった・・・。



煮干しの下ごしらえもしてもらいました。

しかし、袋に入った煮干しの匂いがダメな子。

ダシを一口飲んで「まずい」という子。
そのため合わせダシの実験にも進めない子。

味覚はみんな色々ですね。



煮干と出し昆布のダシで作ったみそ汁とお湯で溶いただけのみそ汁の飲み比べ。


全員がだし入りがうまいと感じるわけではない。

などなど、素直な意見が聞けました。

私のダシの取り方がだめだったかな?の部分もあるかもしれません。

しかし、子どもたちにとってもきっと貴重な体験になったと思います。


何よりも子どもたちの感想をいただけることが嬉しいです!
励みになります。

また機会がありましたら、ぜひお願いします。
そして、興味があるかたはぜひお問合せくださいませ~。


乾物屋の今井商店 若林