Naomi's Letter

ソプラノ・佐竹由美のブログです。
定期的に公演や、近況をお知らせいたします。
どうぞごゆっくりおくつろぎください!

ニューヨークで

2006-09-10 | Weblog

 ニューヨークの第1日目は日曜日。ゆっくりと散策し、途中で以前に訪れて美味しかったなぁ・・・と思った、大富豪トランプ氏のビルの地下で遅いお昼を食べました。そこは食べたいものをチョイスするカフェタイプのところですが、時間がちょうどお昼と夜とのメニューの入れ替わり直前だったこともあり、パスタなどは茹ですぎ状態で×。クラムチャウダーは美味しかったのですが、やはり少し規模も小さくなったみたいで、味も変わったのかな?その日は結局それ以後は疲れて食事は取れませんでした。
 二日目は月曜日。さて、朝起きて勇んで図書館(New York Public Library) に出かけたものの、休み!!なんと日・月と休みだそうで、フェイントだ~。普通、日曜が休みだと月曜はやっているような気がしますよね・・・。でも、大体の市の美術館もこれに倣えで日・月とお休みだそうで、あらら。この図書館だけは時間をちゃんと調べないで来てしまったので失敗。インターネットで調べようと思っていたのですが、ニューヨークのアパートで繋がらないと言う事態にもなってしまって。
 仕方がないので、そのまま隣のメトロポリタンオペラへ。(リンカーンセンターの中に両方ともあります。シティバレエやニューヨークフィルのテアターもここにあります。)もちろん、オペラは今はoffシーズンなのですが、9月からのシーズンに備えてチケットセンターや売店は開いています。売店では便箋やカレンダーなどのグッズもですが、それぞれの歌手のCDやオペラのDVDなども置いてあり、その数も豊富。これまでのメトロポリタンの公演のものもあります。少し珍しいパイジェッロやモーツァルト初期のオペラのDVDを購入しました。
 その後は、通りを隔てた隣の大きな本屋さん(Barnes&Noble)に。その中にスターバックスが入っていて、お客様はゆっくりのんびりお茶を飲みながら本を読んでいるのですが、買った本かな?と思ったら、なんと売っている本を勝手に取ってきてそこで読んで良い様子。と言うのも、隣に座っていた人が本を忘れていったみたいだったので、もう読み終えていらない本なのかな?と思ったら、店員さんが集めに来ていました。「え??その本、もう一回売るの?」なんて本当にびっくりしました。日本では考えられないですよね。
でも良く見ると、各階にも椅子やテーブルが置いてあって、座り読み自由。床に何時間も座っている(と思われる)若者の姿も。空間もゆったりしていて、くつろげます。アメリカの本屋さんの経営スタイルのようです。
 お昼ご飯はこの後お世話になるニューヨーク在住のHさんと。明日からのアマーストへの旅行の打ち合わせをしました。アメリカは車社会のため、バスや電車を乗り継いで行くのには不便なので、レンタカーを借りて行くことにしていました。ニューヨークから北へ片道3~4時間ぐらいの距離です。さて、いよいよ詩人エミリー・ディキンソンの生まれて育った町、アマーストです。