やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

上からの押し付け

2017年10月18日 10時10分56秒 | Weblog
     
 寒くなりました 手稲山冠雪しています
めちゃくちゃな世の中のお陰で 保守ってなんだろう? リベラルの意味って?
暇なので新聞やテレビで見て ふうんなるほど! と思う日々です
 安倍さんがどうにも好きになれないので 何でだろう? と思っていた
日本で支配的なのは、バターナルリズム(家父長主義)につながる保守で
上からの押し付けというイメージだそうで 理由がわかりました
(保守にはリベラル保守というものもあり政治的な自由を尊重する保守という意味)
夫からの押し付けにも拒否反応が起きるのだから 安倍さんに拒否反応が起きて当然
小池さんがリベラルな保守だったら少しは救いがあったのに 
小池さんもバターナルな保守で残念ですね 
 現実問題として北朝鮮問題で 政府が米国頼りの姿勢でいることは
 危険を増幅させてしまう
 独自に北朝鮮との対話の回路を構築したり 多国間の安保体制を構想したり
 そうした主体的外交を提言することが リベラルの役割ではないか
 と
保守派を自認しつつリベラルの再興を訴えているという中島岳志さんの言葉
戦後体制からの脱却とよく言っているのを聞きました それって明治時代へ
戻ることだったのですね 家父長主義の教育勅語の 
まさか!と思っていたことがその通りだった 保守ってそういうことなのか
なんだかなあ~。

国を守るって?

2017年10月17日 18時38分45秒 | Weblog
すさまじいほどやりたい放題で支持率の下がっていた党が野党のドタバタで
安定したと見えてわたしがこの国を守りますとテレビCMで言っている
それって身内の熱烈支持者の方向けですよね 
嘘ばっかりと思っているこちらには見るに堪えない・・・
朝日新聞より中村文則さん「日本の岐路」抜き書き
安倍さんはそもそも様々なことに対し国民を納得させる必要を感じていないようにみえる 
積極的な支持者とは頻繁に会っているから説明する必要はないし いろいろな問題も
うやむやにしておけば一般の人はいずれ忘れてくれるだろう
支持しているひとはもう感情で支持しているので論が感情にかき消されていく
改憲には対外的な危機感が必要だから外交はより敵対的なものになり 
緊張は否応なく増してしまうかもしれない 改憲のための様々な政治工作が溢れ
政府からの使者のようなコメンテーターたちが今よりも乱立しテレビを席巻し
危機を煽る印象操作の中に私たちの日常がおかれるように思えてならない 
 この選挙は日本の決定的な岐路になる 歴史には後戻りの利かなくなるポイントが
あると言われるが 恐らく それは今だと 僕は思っている。

花森安治さんの「灯をともす言葉」に
  戦争に敗けてみると 実はなんにもなかったのです。
  暮らしを犠牲にしてまで守る戦うものはなんにもなかった。
とあります。
平和憲法があるのに改憲するって何なんだろう? 
沖縄の基地問題だって戦争に敗けてから何も解決していないし
北方領土も帰ってこないし 一度戦争をするといつまでも尾を引くことばかり
自衛隊の皆様が国を守ってくださっているのは改憲せずとも成立している事
改憲改憲って言われると戦争をしたい人々なんだなとついおもってしまう。

トマム

2017年10月16日 20時16分32秒 | 
娘と二人で
星野リゾートトマムのリゾナーレに行きました
(シーズンオフなので安価だそうで)
楽しみにしていた雲海テラスは悪天候のため中止になりましたが
安藤忠雄作水の教会を見たり 庭に狐が来たり
こどもが喜びそうな波のできる大きなプールがあったり
流れる雲を眺めながら朝日を浴びて室内のジャグジーバスに入り(サウナもある)
湯上りにバスローブを生まれて初めてまといスターってこんな感じなのか・・・ 
寝室はダブルベッドが 充分な車間距離で 二つ テーブル椅子 鏡台も広々
100㎡のスイートだそうでトイレの広々もとても落ち着いてよかった
 狭い家に帰り あれは夢だったのか・・・
  冥途の土産になりました。
(滞在型ということで 一泊では足りない感じでした)
        


投票日和?

2017年10月14日 14時32分15秒 | Weblog
        

 朝から良いお天気で
 期日前投票に行きました
 結構ひとが入れ代わり立ち代わり
 区役所のエレベーターで 車椅子の爺さんが
 「裁判官の国民審査なんてあんなもの紙と労力の無駄だ」と言っているので
 「そうですよね わたしもわからないので 全部✖にしてきました」なんちゃって
 出口調査に4件も答え
 もう選挙終わった気分です?。

一見

2017年10月10日 08時48分38秒 | Weblog
立憲民主党を一見民主党という言葉は皮肉でも
かえってその方がすっきりしてよかったと思っています。
民進党なんてわけのわからない党名になり 左傾化が怖かったなんて
言ってる党首(前原さん)で 希望の党という 一見自民党とくっつくのが
初めからの希望だったそうで なあんだ 早く別れればよかったのに。
公明党は 一見自民党も板についてきて
外交は安倍さんじゃないとできませんなんてよいしょしているけれど
安倍さんはいたずらに北の不安を煽り内実は
アメリカへ丸投げして追随しているようにしか見えない・・・
それってトランプの言う通りということでかえって怖ろしい~。
外交は皇室外交が穏やかで誠意がこもっていて理想です。

名残り

2017年10月07日 10時52分29秒 | 
  

 雪虫が飛んで もう冬かと 思ったりしたけれど
 陽が照れば結構暑いし まだまだガザニアもクレマチスも咲いて
 昨日は出かけたついでに「日の名残り」という本を買うつもりだったのに
 財布を忘れたりしてダメだった。
  夫はクラス会でにんにくやらじゃがいもやらいっぱいもらってきて
  自分もにんにく作りをするといい 畑に堆肥を入れ 大量に植えました
   誰が食べるのだろう? 何も考えていないようで ただ作りたいだけらしい
    背の高い茂るものを作られるよりはいいかとおもっていますが。

鳥居

2017年10月06日 15時54分48秒 | Weblog
  

 円山第一鳥居というバス停があって
 そこで降りたら 北海道神宮に行けるのだろうか?
 との疑問を実行してみました
 バスには慣れていません 快速に乗るのも初めてです
 座席に座ってバッグの中に財布がはいっていないことに気づき  
 うわあ~ バス代は敬老パスがあるから大丈夫だけれど・・・
 とりあえず目的地に到着 鳥居をくぐり ひとに聞いたら
 かなり歩きますよとのこと 円山なので 小洒落たお店もあり
 入ってみたいけれど財布を持っていない・・・
 だんだん出直すか・・・ムードになり 引き返してきました。
  せっかくの良いお天気だったのに・・・残念! でした。

重いお話

2017年10月05日 20時13分13秒 | 
ノーベル文学賞 カズオイシグロさんだそうです
わたしを離さないで 一冊 しか読んでいませんが
臓器提供のためのクローン人間のお話で
今でもその救いのなさを思い出すと 落ち込み気分になります。
人間というもの 生きるということ 底知れぬ問題を考えさせられ
インパクトの強いお話でした。
(テレビドラマも見ましたが)
村上春樹さんの明るさが好きですが 今年も残念でした。 


共感

2017年10月04日 18時01分55秒 | Weblog
朝日新聞夕刊より
 終わりと始まり 池澤夏樹
  この数年間、安倍晋三という人の印象はただただ喋るということだった。
 枯れ草の山に火を点けたかのようにぺらぺらぺらと途切れなく
 軽い言葉が出てくる。対話ではなく、議論でもなく、一方的な流出。ーーー
 安倍晋三は主題Aについて問われてもそれを無視して主題Bのことを延々と話す。
 Bについての問いにはCを言う。
 弁証法になっていないからアウフヘーベンもない。
 これは現代の政治にまつわる矛盾の体現かもしれない。
 資本主義と民主主義という二つの原理の間にどうしようもない矛盾がある。
 民主主義は権利や富が万民に行き渡ることを目指す。
 資本主義は富の集中と蓄積を旨とする。ベクトルが逆なのだ。
  現政権の面々はほとんどが富裕層の出身である。
 有権者の九割九分は富裕層ではないのに、なぜ彼らに票を入れるのだろう。
---加計と森友で追い詰められて一方的に解散。
 その上で国難とはよくも言ってくれたものだ。---
 野党の無力と与党の制度疲労の隙間から小池百合子がむくむくと頭をもたげた。
 一党独裁の停滞期から変動期に入ったように見えるが、
 彼女の「日本をリセット」と
 安倍晋三の「日本を取り戻す」は無意味という点では同じ。---
 政治は必要である。どんなに質の悪い政治でも無しでは済まされない。
 アベノミクスが嘘で固めた経済がこの先どこまで落ちてゆくか、
 見届けるためにも少しはましな政府が要る。
  選挙の原理はこの「少しはまし」ということに尽きるのだろう。
 理想の候補はいないとしても、誰かの名を書いて投票しなければならない。--
 我々には愚直な一人一票しかない。それならば、
 絶望の一歩手前で踏みとどまって、まずはこの権利を行使しよう。
新聞を読んでスッキリしました 共感しました。
ぺらぺらぺらぺらとただ流れていく話を聞くと具合が悪くなりそうでしたが
 自分だけではなかったようで・・・
自民党にも公明党にも一度も投票したことはない
これは私の自慢です なんちゃって。
 
今話題のアウフヘーベンとは あるものをそのものとしては否定しながら
更に高い段階で生かす。矛盾するものを更に高い段階で統一し解決すること。
止揚 揚棄ということだそうです。