やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

この本が、世界に存在することに 角田光代

2005年08月30日 20時16分13秒 | 
本にまつわる短編集です。一歩退いたというか、控え目な立ち位置の
主人公ばかりで、好感の持てる小説です。
「ミツザワ書店」のおばあちゃん共感しました。本好きで本屋へ嫁ぎ
夫が亡くなると、自分の読みたい本だけ仕入れ、ひたすら本読み。
その気持ちわかります。
「彼と私の本棚」も身につまされました。
一緒に暮す男に好きな人が出来て別れる物語。
好きな人などお互いにいない我が家の話。
夫婦喧嘩のあとの別れ話の時、本をどうするか?が問題になりました。
精神的にまいっている時、本の整理などしたくない!
我が家の別れ話は、棚にあがり、その後、段階的に本は処分しましたが
棚にあげたものを下ろすのも面倒だし、ずるずると現在に至る。
そんな余計なことも思い出させてくれる本です。


シソになった犬?

2005年08月30日 11時24分20秒 | 動物
昨秋亡くなった犬の縄張りだつた所に(植えた訳でもないのに)
しその葉が大豊作。
☆でなくシソになったのか?
供養のため?毎日食べています。
 その代わりか、その場所にあった山椒の木は枯れました。
 揚羽蝶の幼虫(つぶらな目が可愛くて殺すのは忍びなかった)がついて
 難儀していた私を見ていたので、助けるためか-と勝手に思ったりしますが
 大雪で単純に枯れただけかも・・・・・
 

わが幸せなる妖怪人生(NHKTV)

2005年08月30日 10時12分55秒 | TV
漫画家水木しげるさんの面白い人生論でした。
社会とつきあうと制約があって疲れるでしょう、
妖怪とつきあうと制約がないから自由になれる。
人間は幸せになるために働いているのに
幸せの準備だけで、幸せを味わう前に死んでしまう人が多い。
お金持ちになってわかったことは、その成る前とあまり
変わりがないということ。普通の暮しが出来るならそれでいい。
 評論家がお薦めの本2册 傑作だそうです。
 83才だそうですが現役で、長生きの秘訣は自分が妖怪になることかも。