欲望の仕掛人 中村うさぎ

ニツポン資本主義社会の勝ち組(この言葉は?)13人との対談集と帯に。
(図書館本は帯が裏表紙に貼ってあります)
成宮雄三さん(おしゃれ小学生ブ－ムの仕掛人)のお話がナルホドでした。
「男の組織ではいつも低抗勢力が強いんです。恋でもそうですけれど
　男はほとんど途中で理性が働いてとまりますよね、冒険しないんです」
おしゃれ小学生は?ですが、隙間に目をつけたというのはすごいことなのでしょう。
作者は語ります「現代人が必死に欲しがっている物とは結局「自分」自身なのだ
いつからか消費は自己確認の作業となった。我々は自分を消費し、そしてまた
消費によって自分を購う。欲しい物はない。
だが、欲しい自分は永遠にあるのだ。」
　結構深い言葉だと思います。

密室のトリック

昨日の「新日曜美術館」ファン・エイク
一枚の絵に一冊のミステリがつまっているそうです。

私が興味を持ったのは、この絵の女性の服装
当時お腹をふっくら見せる服装が流行ったとか。
自腹でも勝負出来たのに、残念!
夜の「あるある」でぽっこり腹がスッキリを見て
少し自分もやらねばと思いました。

ファン・エイクの言葉「私の出来うる限り」
何事にも当てはまる、いい言葉です。