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遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

丸亀 福島町

2012年03月10日 11時30分00秒 | ◆四国
遊廓→赤線
昭和5年ごろ、業者数16、娼妓数120
昭和30年、業者数16、娼妓数49


メインストリート。駅から30メートルの距離にあるのだから驚きだ。

 
見事なカフェー建築。タイル張りにひし形の意匠、窓に施された色ガラスが美しい。
右に修繕のための作業台が見える。建物が大事にされている様子がうかがえて心強い。


サイディングでわかりにくいが、横側のシルエットから遺構ではないかと思われる。
玄関をのぞかせていただいたら、床がタイル張りになっていた。これは間違いないだろう。

 
軒下に袖看板。かろうじて「春○」と読める。
この建物の左隣には、かつて、丸窓と出窓が印象的なカフェー建築があったはずだが、
この数年で取り壊されてしまったらしい。


転業旅館だろうか。旅館名を冠した看板が掲げられている。現役かどうか定かではない。

 
カフェー風の建物。玄関まわりに石材の装飾が見られる。廃墟になって久しい模様。

 
年季を感じさせる木造建築。近年は酒屋だったことは明らかだが、それ以前は不明。
持ち送りの彫り込みが凝っていたりと、気になる意匠が見受けられる。

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