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遊里跡の探訪録など。
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丸亀 新堀(2)

2012年03月10日 13時00分00秒 | ◆四国
新堀探訪のつづき。


外周の通りにたたずむ旅館。妻壁には屋号が浮き出るかたちで施されている。

 
更地の隅に放置された石造物の数々。灯籠、手水鉢、庭石といったものの残骸らしい。
昔は、これらの遺品にふさわしい景観が見られたのだろう。

 
[左]左右で異なる印象を持つ和風建築。立派な構えの門も気になる。
[右]門をアップで撮影。奥も単なる住宅ではないのかもしれない、と想像がふくらむ。

 
[左]旅館の裏玄関。表の三階建てビルとは対照的に、こちらは和風そのもの。
[右]二階の壁面。七宝模様の漆喰細工が施されている。


銭湯(栄楽温泉)のはす向かいの物件。両脇の入口と出格子がいわくありげに映る。
二階窓の庇の様子からすると、一時期、何かの店に転用されていたのだろう。


カフェーのようにも見える建物。かなりリフォームされており、判断に迷う。

 
少し離れた通りで見つけた一軒。黒光りするタイルが目を引く。
玄関前の装飾が凝っているなど、興味深い物件だが、十中八九遺構ではあるまい。

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