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遊里跡の探訪録など。
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大津 柴屋町 ~路地編~

2011年08月28日 06時00分00秒 | ◆近畿
柴屋町には、人が通ったりすれ違ったりできる程度の細い路地が縦横に延びている。
本項では、そういった路地でアングルに苦心しながら撮影した物件をピックアップ。

 
左のような細い通路が基本。右のような入り組んだ分岐点もあり、実に複雑怪奇だ。

 
左のなんでもないような建物間を入っていくと、右の日本的な家並みにたどり着く。


かなりリフォームされているものの、緑色の小壁や欄間は当時のなごりだろう。


二階の壁が薄い緑色。いま見るとスナック風だが、昔はカフェーだったのだろうか。

 
じつに見事な釣鐘窓。二階の手すりに施された雲形の彫り抜きがかわいらしい。


細い桟が緻密に交差し、まるで篆書(てんしょ)のような配列を生み出している。

 
山吹色の壁と装飾窓が華やかな和風建築。二階の欄干は非常に手の込んだ造り。

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