遊廓→赤線
明治17年、貸座敷数7、娼妓数23
大正元年、貸座敷数22、娼妓数53
昭和4年、貸座敷数22、娼妓数51
角を切った二軒。サイディングで直されつつも、全体のフォルムは原形を保っている様子。
どちらも軒下に出桁の造作を取り入れており、それが建物に重厚感を与えている。
打ちつけられた板の向こうをうかがうと、カーブを描く小庇や、紫色の袖看板が現れた。
このような狭い路地にも、往時のなごりがとどまっているのが興味深い。
カフェーを思わせるアーチ状の入口と窓が目を引く。袖壁の鉄平石も見のがせない。
屋根の上へ視線を移すと、その先に、銭湯(清水湯)の煙突が先端だけ顔を出している。
ほぼ全体をトタンやサッシに改装されながら、かろうじて一か所にのみ出格子が残存。
注目は、三階までありそうな屋根の構造。三階には何が、と考えると想像がふくらむ。
平側を洋風にリフォームした和風建築。カーブのデザインがやわらかい印象を与える。
探訪中は見過ごしていたが、入口付近を見ると、瑞雲模様の持ち送りが写っている。
ビルと和風建築のキメラのような不思議な外観。相当思い切った改築をおこなったようだ。
しゃれた出窓が特色。外壁の色が独特でありつつも、思いのほか建物と調和している。
横向きの玄関は、あまり遊里とは結びつかないものの、随所の造りに惹かれて撮影。
明治17年、貸座敷数7、娼妓数23
大正元年、貸座敷数22、娼妓数53
昭和4年、貸座敷数22、娼妓数51
角を切った二軒。サイディングで直されつつも、全体のフォルムは原形を保っている様子。
どちらも軒下に出桁の造作を取り入れており、それが建物に重厚感を与えている。
打ちつけられた板の向こうをうかがうと、カーブを描く小庇や、紫色の袖看板が現れた。
このような狭い路地にも、往時のなごりがとどまっているのが興味深い。
カフェーを思わせるアーチ状の入口と窓が目を引く。袖壁の鉄平石も見のがせない。
屋根の上へ視線を移すと、その先に、銭湯(清水湯)の煙突が先端だけ顔を出している。
ほぼ全体をトタンやサッシに改装されながら、かろうじて一か所にのみ出格子が残存。
注目は、三階までありそうな屋根の構造。三階には何が、と考えると想像がふくらむ。
平側を洋風にリフォームした和風建築。カーブのデザインがやわらかい印象を与える。
探訪中は見過ごしていたが、入口付近を見ると、瑞雲模様の持ち送りが写っている。
ビルと和風建築のキメラのような不思議な外観。相当思い切った改築をおこなったようだ。
しゃれた出窓が特色。外壁の色が独特でありつつも、思いのほか建物と調和している。
横向きの玄関は、あまり遊里とは結びつかないものの、随所の造りに惹かれて撮影。
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