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遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

飯田 二本松

2013年06月29日 13時00分00秒 | ◆甲信越
昭和4年、貸座敷数10、娼妓数110
廓の入口に二本の松が立っていたことからこの名がついたという。

二本松の名は現在も市の正式な町名として用いらている。
地図で見ると、当時の廓のエリアとぴたりと一致するのではないかと思われる。


付近にあった料理店風の建物。



 
小さな祠が二つ。遊里との関連を示すものは確認できなかった。


この地で松の木を目にすると、これはもしやと期待してしまう。
残念ながらこれは別の木。くだんの松はかなり昔に姿を消してしまったらしい。


クランク状の道路は往時のまま。手前が遊廓側。
中まで入って来ないと廓が見えないようにという、遊里でおなじみの工夫。


真新しいアパートの奥になまこ壁の土蔵があった。


仕出し店といえば遊里につきものの存在。店の歴史が気になる。

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