赤線
渡辺寛『よるの女性街・全国案内版』(昭和30年発行)によると、「三本松・大正町界隈に
50軒、170名」とある。大正町は現在の馬借、三本松は現在の古船場町。
昨日訪れた三本松と同様、決定的な遺構は一つも見つからなかった。
このあたりの遺構はすでに全滅しているのかもしれない。
電柱のプレートに大正町の名前。場所は間違えていないようで、ひと安心。
増改築を何度もくり返したとおぼしき三階建て。どちらかといえば青線的なたたずまい。
駐車場になっている敷地にも類似の建物が並んでいたとしたら……と妄想。
狭い路地にたたずむ洋装店。斜めに引っこんだ入口が気になった。
奇妙な外観をしている。純和風の入母屋屋根、洋風の外壁、そして倉庫風のトタン張り。
建物は非常にきれいに使われており、奇妙さがいっそう際立つ。
一見平屋建てのように見えるが、裏手からのぞくと、奥が二階建てになっていた。
欄間に整った装飾が施されている一方、垂木が妙に粗末(失礼)なのが不思議に思える。
どっしりとした和風建築。重厚なたたずまいに惹かれて撮影したが、妓楼ではないだろう。
和風建築を大胆にリフォームしたハンバーガーショップ。
格子窓や下見板といった本来の意匠も健在。市松模様のタイルも往時の所産だろうか。
渡辺寛『よるの女性街・全国案内版』(昭和30年発行)によると、「三本松・大正町界隈に
50軒、170名」とある。大正町は現在の馬借、三本松は現在の古船場町。
昨日訪れた三本松と同様、決定的な遺構は一つも見つからなかった。
このあたりの遺構はすでに全滅しているのかもしれない。
電柱のプレートに大正町の名前。場所は間違えていないようで、ひと安心。
増改築を何度もくり返したとおぼしき三階建て。どちらかといえば青線的なたたずまい。
駐車場になっている敷地にも類似の建物が並んでいたとしたら……と妄想。
狭い路地にたたずむ洋装店。斜めに引っこんだ入口が気になった。
奇妙な外観をしている。純和風の入母屋屋根、洋風の外壁、そして倉庫風のトタン張り。
建物は非常にきれいに使われており、奇妙さがいっそう際立つ。
一見平屋建てのように見えるが、裏手からのぞくと、奥が二階建てになっていた。
欄間に整った装飾が施されている一方、垂木が妙に粗末(失礼)なのが不思議に思える。
どっしりとした和風建築。重厚なたたずまいに惹かれて撮影したが、妓楼ではないだろう。
和風建築を大胆にリフォームしたハンバーガーショップ。
格子窓や下見板といった本来の意匠も健在。市松模様のタイルも往時の所産だろうか。
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