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遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

京都 七条新地(3)

2012年01月01日 13時30分00秒 | ◇京都
もう少し七条探索を続行。
カメラは先ほどから、バッテリーの要充電を警告する点滅がはじまっている。

 
[左]タイル張りのファサード。売物件の看板が寂しい。無事に売れてくれればいいが。
[右]ホール状になった玄関。絶妙なカーブに吸い寄せられそうになる。


まるで和風建築に四角い箱を被せたかのような、見れば見るほど不思議な外観。
普通の和洋折衷とはひと味もふた味も違った魅力がある。

 
タイル張りが半分残されたカフェー建築。パステルカラーが華やかでありつつ目に優しい。

 
転業旅館と思われる。二階のガラス張りに驚かされるが、従来この姿だったのだろうか。
出格子や欄干は当時のままのようだ。赤い壁は近年塗り直されている可能性が高い。

 
和風とも洋風とも中華風ともつかないエキセントリックな三階建て。
一階のごく普通の居酒屋風のたたずまいが、かえって違和感があるように思えてくる。


横に長い和風建築。欄間とすだれ掛けのななめ格子がアクセントになっている。
二階のガラス越しに一直線の廊下が見える。

 
和洋折衷の一軒。窓の造りがユニークだ。
右へ回ると、こちら側にも入口が一つ。かなりの奥行きを持っていることがわかる。

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