Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

最初に撮影した1枚は?~りっかりっか*フェスタ2015(1)

2015年07月30日 | りっかりっか*フェスタ2015
 28日から那覇で始まっている国際演劇祭の演目の一つ、スンドラタリ・ラーマーヤナの舞台稽古が始まっています。といっても最初の日は練習にカメラを持参しなかったために最初に撮影した写真がこれ。練習が終わった後、「練習お疲れさま会」に向かうメンバーでした。東京から参加していただいているガムラン、舞踊(役者)の面々。飲む気満々!

明日から那覇

2015年07月28日 | 家・わたくしごと
 週末出かけていた東京、そして住んでいる浜松、どちらも猛暑が続いています。暑いのなんのって、日向で息を吸うのも苦しいくらいです。夏が好きとはいえ、この暑さは尋常ではありません。こんな日は静かにクーラーの効いた部屋で読書でもしているのが最高です。そんな暑さの中でも先週の土曜日の目黒川の夕暮れはとても素敵でした。夕方も30度以上はある暑さの中、目黒川の水面を渡る風は涼しかった…。
 明日(もう今日になりますが)から那覇です。1年以上準備をしてきたスンドラタリ・ラーマーヤナの上演がとうとう7月31日から始まります。那覇もきっと暑いのでしょう。浜松の学生の皆にはちょっぴり迷惑をおかけしますが、どうかお許しください。今年の大きな舞台の一つなのです。バリのメンバー、沖縄のメンバーなどとともに作り上げる大きな舞台。絶対に成功させなくてはなりません。
 那覇にいる間、フェスタの練習の様子などブログにアップしていく予定です。でも時間があるかな?余裕があるかな?
 

バスもまた楽し、でも…

2015年07月26日 | 家・わたくしごと
 東京に実家があるし、練習も東京、学会も会議もパーティーの多くもやはり東京。そういうことで月に少なくても2,3回は東京に行かざるをえない。そうはいって「ただ」で行けるわけはなく、それ相応にお金がかかるのである。毎回新幹線で往復していたらたいへんである。だいたい浜松に赴任したばかりのころは新幹線の車内の空気や、気圧が苦手だったがさすがに3年以上したら慣れたが、だからといって毎回新幹線に乗っていたら破産である。
 ということで、私は時間があるときは極力高速バスを利用する。バスは大好きだ、時間はかかるが高速バスは乗るたび、遠足気分が味わえる。特にサービスエリアに停車するトイレ休憩が最高である。たった十分であっても「異郷感」「旅感」が肌で味わえるのだ。
 ただ問題が一つ。渋滞と事故渋滞に巻き込まれると、もはや「泣き」である。今回も横浜インター近くで車両火災があったようで渋滞11キロ。結果的に一時間遅れだった。まあバスの旅は渋滞も込だろう。そんな旅の経験ができる可能性も料金に含まれているのである。

30年前にこんなCDが発売されていた!

2015年07月24日 | CD・DVD・カセット・レコード
 最近、浜松の住まいの周辺をウォーキングをしているおかげで、新しい店を次々に発見する。実は、案外近いところに中古レコード屋があったことを最近知ったのだった。レコードが中心だがもちろんCDも売られている。しかも世界各地の音楽のCDが安くて充実しているのである。これは驚き。
 今回、購入したCDの1枚がこのエルフィ・スカエシのベスト盤。なんと300円。この歌手は、インドネシアのポピュラー音楽「ダンドゥット」の女王である。そしてこのCDが発売されたのが1985年。ほとんどCDそのものがレコードに代わって発売されてまもなくの頃である。もちろん解説は故中村とうよう氏である。
 1980年代は実はワールドミュージックブームの時代だった。当時は「包(PAO)」という名前のワールドミュージック専門の雑誌が出ていたし、ニューミュージックマガジンもワールドミュージック系の雑誌を別に刊行していたのだ。そういう時期だからこそまだCDが流通したばかりの時期でも売られたのだろう。
 ベスト盤なので名曲ばかりである。一時、インドネシアでは発禁の対象になったMandi Madu(はちみつで水浴び)も収録。これは今度のラジオの放送で流さないと。まさにインドネシアのポピュラー音楽の歴史的名曲なのである。

浜松復興記念館

2015年07月23日 | 浜松・静岡
 最近、家からほど近いところに浜松市の施設である浜松復興記念館があることに気が付いた。実は、その道路を隔てた場所には、はまホールとよばれた浜松市民に愛された浜松教育文化会館があったのだが、耐震性の問題からすでに閉鎖されてて、今ではひっそりとした場所になってしまっている。
 この記念館に先日、初めて入ってみた。入場料は無料で、小さな展示室が二つ、三つある。その多くは浜松の空襲とかかわるもの、またその後の復興の様子を、展示物や写真で紹介している。ただ歩いてまわるだけなら数分あれば見終えてしまうのだが、浜松に住んで数年たっている私にとっては「今」と比較しながら写真を見たりするため、とても興味深く見学できたのだった。
 浜松の空襲をネットで調べると、Wikipediaに「浜松空襲」という項目があった。博物館にも空襲の日時や死者などが表になって展示されていたが、4月30日、6月19日の空襲が大きかったようで、それぞれ死者が1,000人、1,900人となっている。それよりもっと驚いたのは、敗戦間近の7月29日には、戦艦サウスダコタ、マサチューセッツ 、インディアナ 、キング・ジョージ5世等による艦砲射撃があって、国鉄浜松工機部・浜松駅・日本楽器・東洋紡績などが標的になったことだ。もう少し早く終戦を宣言していれば、原爆を含めてどれだけの人が助かったのだろう。もちろん、歴史に「もしも」はないのだけれど。

烏合の衆→非公認集団→公認同好会→公認サークル

2015年07月22日 | 大学
 本年度、ついに大学のガムラングループが、大学公認のサークルになりました。学生達、これまでの活動が評価されたわけだし、いろいろな手続きをしてここに到達しました。若干ですが予算措置もあり、よかったと思っています。
 そういうことでこれまでの道のりを振り返ります。
 2012年度 秋 学生の一人が先生の持っているガムランを叩こう、と言ってくれたことがきっかけで数人でギラを演奏。
 2013年度 本格的に演奏しようと学生たちが仲間をつのる。東京からバリ・ガムランのグループを招聘して大学でコンサート。この年、当時メンバーだった2年生のKさんが、初バリ。同好会申請するも実績がなさすぎて認められず。とにかく実績を積む。この年度から大学がガムランを購入し、授業が始まる。
 2014年度 同好会申請が認められ、大学公認の同好会として大学案内に掲載。楽器博物館で演奏。グループメンバー3名が夏休みにバリでガムランを学ぶ。
 2015年度 大学公認のサークルとして認められ格上げ。この8月には大学経由で依頼された民間企業主催のイベントに参加予定。メンバーの一名がダルマシスワで留学予定。もう一名も2か月近くバリで修業予定。

 今週の月曜日、練習後に、遅ればせながらサークル昇格祝いを挙行。なんとキルフェボンのタルトをホールで購入。結局12人で分けましたが、1年生も加わったので今年度も楽しみです。
 

祝!梅雨明け

2015年07月21日 | 浜松・静岡
 昨日のブログでは「東海地方がまだ梅雨明けしていない」と書いたばかりでしたが、予想通り、昨日、気象庁から「東海地方の梅雨が明けたとみられる」ということでした。ということで、梅雨明け万歳!そんな日、家のベランダから撮影した午前10時の真夏の光景。もう夏の暑さの伝ってくるような写真。心が躍ります。
 真夏が好きな一方で、やはり年齢のせいか食欲が落ちるのです。できるだけ野菜中心の生活。たぶん普段の2倍は野菜を摂取しています。肉や油ものは受け付けないのですが、野菜や豆腐なら結構食べられます。
 まあこの機会に一気にダイエット、といきたいところなんですが。とりあえず、朝一時間のウォーキング、再開してます。もちろん猛烈に襲う太陽光を避け、帽子着用の早朝ウォーキングです(夜歩くと職質が怖いので)。

まだ梅雨明けてない?

2015年07月20日 | 浜松・静岡
 一昨日の夜、ベランダから花火を見る。なんだか夏の予感。そして昨日、九州地方より早く、関東甲信越が梅雨明けしたとニュースで言っていた。浜松も昨日の午後から天気が回復して、本日月曜日の海の日は晴天。午前中に大きな洗濯物をベランダいっぱいに干してから出勤。というのは、本日、わが勤務校は通常授業なのである。
 ふと気になって、インターネットで「東海地方 梅雨明け」と入力してみたが、まだ「梅雨明け」のニュースは出てこない。ということは東海地方はまだ梅雨が明けていないということなのだろうか?
 この様子だと今日、明日が梅雨明けだろう。やっと大好きな夏がやってくる。なんだか夏を感じるだけで体も軽くなるし、毎日が楽しい。なんでだろう?夏にいい思い出が「てんこ盛り」ってわけじゃないんだが、思い出すのは暑いときの光景ばかり。今年も汗をいっぱいかいて夏を満喫!

ざぼんの冷やしタンタン麺

2015年07月19日 | 浜松・静岡
 先週の水曜日、ラジオの収録のあと、パーソナリティーのお二人といつもの「ざぼん」に行く。浜松の誇るレストラン「ざぼん」」はチェーン店ではなく、24時間営業のレストラン。いまどき、喫煙席の方が圧倒的に広いガラレス(ガラパゴス・レストラン)である。
 さて、この店は夏、冬と常に限定メニューがあるのだが、現在販売中の夏限定メニューに冷やしタンタン麺がある。冷やし中華を愛する私は、この大盛りを注文。だいたいラジオの収録が終わって食事にいくと、9時頃なので、もうお腹がペコペコなのである。
 期待を裏切らないのが「ざぼん」である。まず大盛りの量はハンパではない。まさに大盛りの王道!しかも味もいける。ということで気分最高で、なんと夜2時までラジオについておしゃべり。冷やしタンタン麺とコーヒー一杯、(プラス大量の水)でいったい何時間いたんだろう。だからといって、決して文句も言わないのが「ざぼん」である。

ゼミ旅行と台風

2015年07月14日 | 大学
 実は明後日から京都の祇園祭の見学を兼ねてゼミ旅行を計画していました。ところが、あいにく台風11号がちょうど17日の朝には西日本を通過。京都も影響を受けること必至。とはいえ、今の予報円だと結構、端っこの方だし、17日の9時からの山鉾巡行はできるんじゃなかろうか、などいろいろ悩みました。学生達どうしも連絡をとりあったのですが、結果的に中止を決めました。とても残念だけれど、台風ということであれば、それは仕方がありません。
 祇園祭、沖縄県立芸大時代にも学生を連れていったことがあります。3人の学生とともに行きましたが、社会人となっている彼女たちの記憶の中には今でも祇園祭は刻まれているのかな。でもゼミの仲間で、大学を離れて一泊でも出かけることにもきっと意味があるんだと思います。
 どちらかといえば、学生を連れて出かけることが億劫になっています。30代は、希望する学生をバリにつれていったり(といっても往復は引率したわけではなく学生達だけですが)しました。その学生のうち一人は、その後、バリに留学して卒業後の現在、沖縄のガムランをけん引するメンバーの一人だし、あと一名も演奏者です。そういうことを考えれば、やはり新しい世界を知るきっかけをつくることは、意味あることなのかもしれません。大変なことはわかっています。でも今一度、初心に戻ってみようかな、とちょっぴり考えるようになりました。そんなことも「教員だからできること」なのかもしれません。