ぼくはファーストフード屋で売られるハンバーガーというものをほとんど食べない。だから必然的にマックに行くことはほとんどない。しかし、1年に2,3回、街を歩いていて「座って休みたい」、「時間をつぶしたい」という場合、やむをえずマックでコーヒーを飲むことがある。昨日は、雨が降ったり止んだりの梅雨の中日。ブック・オフで買い物をして出てきたところで雨に降られ、マックで雨宿りすることになった。
窓際の明るい席が空いている。長居する客にとってはソファ席がいいのだろう。こうした木製の硬い椅子は客が敬遠する。それでも、外にハイビスカスの植木、全面ガラスの際にある席なんて、もっともマックらしくないカフェ風な場所だ。ぼくは、アイスコーヒーとホット・アップルパイを注文して、その場所に腰掛けた。
ブック・オフで105円で購入した2008年に出版されたバリのガイドを読む。2年前のガイドだが、十分に役に立つ。そして発見あり。クロボカンにバリに数十年住んでいるハンガリー人が、ハンガリー料理の店を開いていることを知る。明るい窓辺でしばらくそんなガイドを眺めたあと、ふと気づくと外を歩く人々はたたんだ傘を手に持っているではないか。私は急いで店を出た。
窓際の明るい席が空いている。長居する客にとってはソファ席がいいのだろう。こうした木製の硬い椅子は客が敬遠する。それでも、外にハイビスカスの植木、全面ガラスの際にある席なんて、もっともマックらしくないカフェ風な場所だ。ぼくは、アイスコーヒーとホット・アップルパイを注文して、その場所に腰掛けた。
ブック・オフで105円で購入した2008年に出版されたバリのガイドを読む。2年前のガイドだが、十分に役に立つ。そして発見あり。クロボカンにバリに数十年住んでいるハンガリー人が、ハンガリー料理の店を開いていることを知る。明るい窓辺でしばらくそんなガイドを眺めたあと、ふと気づくと外を歩く人々はたたんだ傘を手に持っているではないか。私は急いで店を出た。