Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

マックでアイスコーヒー

2010年06月07日 | 那覇、沖縄
 ぼくはファーストフード屋で売られるハンバーガーというものをほとんど食べない。だから必然的にマックに行くことはほとんどない。しかし、1年に2,3回、街を歩いていて「座って休みたい」、「時間をつぶしたい」という場合、やむをえずマックでコーヒーを飲むことがある。昨日は、雨が降ったり止んだりの梅雨の中日。ブック・オフで買い物をして出てきたところで雨に降られ、マックで雨宿りすることになった。
 窓際の明るい席が空いている。長居する客にとってはソファ席がいいのだろう。こうした木製の硬い椅子は客が敬遠する。それでも、外にハイビスカスの植木、全面ガラスの際にある席なんて、もっともマックらしくないカフェ風な場所だ。ぼくは、アイスコーヒーとホット・アップルパイを注文して、その場所に腰掛けた。
 ブック・オフで105円で購入した2008年に出版されたバリのガイドを読む。2年前のガイドだが、十分に役に立つ。そして発見あり。クロボカンにバリに数十年住んでいるハンガリー人が、ハンガリー料理の店を開いていることを知る。明るい窓辺でしばらくそんなガイドを眺めたあと、ふと気づくと外を歩く人々はたたんだ傘を手に持っているではないか。私は急いで店を出た。

ワールドカップまであと1週間

2010年06月06日 | 家・わたくしごと
 サッカーのワールドカップ開催まであと一週間。たいがいこの時期は、日本戦のチケットの値が吊り上げられたり、宿泊するホテルが足りなかったりと、観戦がらみの話題で盛り上がるものだが、さすがに南アフリカとあって、旅行社の販売実数はまだ50パーセントから60パーセントだという。アジアから南アフリカは遠いし、しかも治安が悪いとなればしかたがあるまい。日本の初戦は、スタジアムがカメルーンの人々で埋まった完璧にアウェイでの試合のようになるのだろうか?
 ところで、先週、ワインを飲む機会があり、はじめはフランス・ワインを飲んでいたのだが、最後にワインの産地としても知られる南アフリカの赤ワインを飲んでみた。ワールドカップ前ということもあり、しっかりワールドカップのロゴが瓶に張りつけられている。
 味はどうかな?イギリスの植民地だったわけで、白人が最初にワインは作ったのだろうが、やっぱり私の好みとはちょっと違うな。これは、アフリカのワインだからなのか、それとも赤道を越えてきたからかな?それでも来週のテレビ観戦にそなえて、もう一度、リベンジしようと、出かけたついでに酒屋で南アフリカのワインを探したが見当たらなかった。残念。

「一人じゃない」とわかっているのに

2010年06月01日 | 大学
 私は他の人にうまく仕事をふったり、分担したりするのが苦手である。「なんとなく忙しそうだし」、「教えるのが面倒だし」、「自分のペースで仕事が進まないとイライラするし」など理由はいろいろなのだが、とにかく結果的に自分ですべてをかかえて最終的には右往左往して、前にも後ろに進まなくなってしまう。
 最近、多忙が理由でなかなか大学のホームページの更新が進まなかった。明日やろう、明後日やろうと伸ばし伸ばしになっていき、結局、ほとんど更新せずに2ヶ月が過ぎてしまった。受験生がアクセスする大事な時期だというのに。すべては自分ひとりで抱えてしまったせいである。どんな作業も「一人だけができる」というのは好ましくないとわかっているのである。早く誰かに覚えてもらわなければ、と思いながらすでに1年が経過してしまった。
 思い切って4月に就任したばかりの新卒の助手に、仕事を教え始めた。当初は「私はやったことがないので」と逃げ腰だったのだが、今はもう私の代わりに次々と更新してくれている。スタッフは一人じゃない。一人じゃないってわかっているのに、行動するのが遅すぎるのが私の欠点である。きっと素敵なホームページが出来上がるだろう。1ヵ月後が楽しみである。