Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ペットボトル自販機

2010年06月30日 | バリ
 バリ芸術祭の会場であるアートセンターに最初に出かけた日、私は会場で自販機を発見したのであった。日本では当たり前の自販機であるが、これまでバリでは見かけたことはない。あまりの驚きに、バリで最初に撮影した写真がこのペットボトル自販機の写真である。近くにいたバリ人が自販機にカメラを向けた私を不思議そうに見ていたが、もうバリ人にとってペットボトルの自販機なんて珍しくないんだろうか?
 ただ、この自販機、お金を入れるとちゃんとペットボトルが出るのか、お釣りは出るのかなど、まずは不安にかられてしまう。以前、公衆電話を探して電話をしようと走り回ったことがあるが、すべて「ブロークン」だったという経験がトラウマとなり、インドネシアの公衆機械物をネガティブ目線でとらえてしまうのである。
 ちなみに、私がこの自販機に注目していた数分間、その前で足をとめたバリ人はただの一人もいなかった。まあ、それはそれで、アートセンターの新しいオブジェみたいだからいいのだけれど。「アートセンター」だからね。