Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ガムラン講座

2010年06月15日 | 大学
 昨日から大学のスタジオで全4回のバリ・ガムラン社会人コースが始まった。多くの県民に大学が所有する楽器で、バリのガムランを体験してもらいたいという「大学公開講座」である。もう10年近く行っているが、当初は全10回だったものを昨年度から4回にして、今年度からは初級、中級と分けてみた。そうしたところ、定員をはるかに超える申込者があり、嬉しい悲鳴である。
 講座生は県民であれば、学生でも社会人でも受講できるが、やはり多くは社会人である。各自がどのような理由でガムランの講座に参加しているのかはわからないが、やはりどの方も興味を持って参加しているために、実に貪欲で前向きに取り組んでくれる。
 かつて東京の音工場で教えていたときのことを思い出した。講座時間が残り15分でも少しでも楽器に触ろうと駆け込んでくる講座生や、録音した前回のテープをすみからすみまで聴いて覚えてくる講座生、今回はたった4回の講座だが、この先も中級(もしかしたら上級コースができるかな?)と進んで、講座生の皆さんには、ガムランと少しでも長いお付き合いをしてもらいたいものである。