Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

到着

2008年06月29日 | 
 夜12時50分にデンパサールを発った。朝8時半頃に関空についたものの、やはりエコノミークラスのシートで寝るのは快適とは言えず、頭がボーっとしている。だいたい税関申告の用紙は全員記入になっているにもかかわらず書き忘れて並ぶし、デンパサールで発券された国内線の乗り継ぎ搭乗券もどこに入れたか覚えていない始末。とにかく目が覚めていないのである。
 1時間半の乗り継ぎ時間、カバンにいれた小説を読む気力もなくとりあえずラウンジに入って久しぶりにメールにつなげる。今回は不思議と大事件、大至急というメールもなくとても幸せな気分になって、またウトウトしてしまう。さらに日曜日の朝のせいか関空のラウンジは私一人。いつもは背広姿のサラリーマンで賑わっているなんて想像もつかない。エイ!と写真を撮ってみる。ラウンジのお姉さんに見つからずにすむ。だいたい人のいないラウンジの写真を撮るなんて怪しまれるだろうし。
 静かなせいか、空気清浄機の音とまったりしたソフト・クラシックのBGMが妙によく聞こえる。昨晩の出発直前まで通い詰めたバリ芸術祭の喧騒が噓のようだ。目を閉じると、屋台からの掛け声、会場から漏れるガムランの音、喧騒が聞こえてくる。
「ダメダヨ!ダメダヨ!コノママ眠ッタラ、沖縄ニ帰レナクナルヨ。イツマデモ夢見心地ガ続クト、現実ニ戻レレナクナルンダヨ。ソンナ君ナンカ見タクナイヨ。」
 
 

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