私の甘いもの好き、とくにチョコ好きはゼミの学生や友人たちにもよく知られている。まさにその通りなのだから仕方がない。ゼミにチョコを持ってきてくれるのは大歓迎だ。
バリでも仕事の合間に食べるのはやっぱりチョコレート菓子である。今回のお気に入りは写真のお菓子、Gery chokolatosである。最近、バリから帰ってくる学生がよくこのお菓子をサークルに買ってきてくれ、すっかりハマってしまったのだ。なんといっても、スティック型の焼き菓子の中にチョコが「これでもか!」とたっぷりつまっていて、チョコを食べたと実感できるのである。ただし、美味しいチョコであるとはお世辞にも言えないので、「ぜひ食べましょう」なんて無責任なことは言わない。
このお菓子には難点が一つ。一本ずつ包装されているのはいいが、この包装がとにかく開けにくい上、開けてもお菓子が取り出しにくいときている。引っ張り出そうとすると、お菓子の焼き菓子部分が粉々になり、見るも無残な姿になる。だから慎重に、慎重にぼくはこのお菓子を取りだすんだよ。骨董品の鶴首の壺を古びた木製の箱から、息を止めて、大事に大事に取り出すみたいに。(8月25日、デンパサールで記す)
バリでも仕事の合間に食べるのはやっぱりチョコレート菓子である。今回のお気に入りは写真のお菓子、Gery chokolatosである。最近、バリから帰ってくる学生がよくこのお菓子をサークルに買ってきてくれ、すっかりハマってしまったのだ。なんといっても、スティック型の焼き菓子の中にチョコが「これでもか!」とたっぷりつまっていて、チョコを食べたと実感できるのである。ただし、美味しいチョコであるとはお世辞にも言えないので、「ぜひ食べましょう」なんて無責任なことは言わない。
このお菓子には難点が一つ。一本ずつ包装されているのはいいが、この包装がとにかく開けにくい上、開けてもお菓子が取り出しにくいときている。引っ張り出そうとすると、お菓子の焼き菓子部分が粉々になり、見るも無残な姿になる。だから慎重に、慎重にぼくはこのお菓子を取りだすんだよ。骨董品の鶴首の壺を古びた木製の箱から、息を止めて、大事に大事に取り出すみたいに。(8月25日、デンパサールで記す)