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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

また朝マックへ

2008年05月24日 | 家・わたくしごと
 マック(関西圏ではマクドとよぶが、私は関東人なので・・・)は私の訪れたことのあるどの国にも存在し、それなりにどこでも賑わいをみせている。北アメリカ発祥のチェーン店は、今やアジアにもヨーロッパにも展開して、ハンバーガーとコカコーラというグローバルな食べ物を提供するのである。「帝国主義的である」と批判する向きもあるだろうが、そう思うならその人が行かなければいいだけである。
 グローバルで帝国主義的だといわれる一方、「てりやきバーガー」「チキンタツタ」など妙にグローカルなハンバーガーもあることは興味深い。インドネシアのマックなどは、日本以上にインドネシア化したメニューが豊富である。ハンバーガーはグローバル化したファーストフードだろうが個々に見ればそんな簡単には説明がつかないものだ。
 そのマックに朝かみさんと出かけた。二週間前に何年かぶりに朝マックに行ったことで味をしめたのである。「旨いのか?」と言われると、まあ、「普通」と答えるしかないのであるが、やはり外で朝を食べるというのはマックであれ、高級ホテルであれ、なんとなくリッチな気持ちになれるのだ。
 私が子どもの頃、私の家族は、父の運転で休日に、東京都下からわざわざ富士五湖の一つ、山中湖畔の高級なホテルまで朝暗いうちに車を飛ばし、朝食をホテルのロビーで食べて帰ってきたことが何回かあった。景色を眺めながらゆっくり朝食をとって帰るのである。いわゆる朝食目的のドライブである。私の朝食は、割引券を使った一人260円の朝マックであり、決して高級ホテル並みとはいえないが、それでも非日常的な、至福の朝を感じられるわけで、庶民の私にはこんな「贅沢な」朝食もたまには必要である。


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