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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

函館は神戸に似ている?

2010年07月30日 | 
 二泊三日で休暇をとって函館に来た。二十年近く前に会議で函館に来て以来である。そうはいっても、那覇の公設市場と同様に、テレビ番組で函館の朝市はよく放映されるので身近な感じがする。観光客の訪れる「市場繋がり」の街である。そういえば、金沢の近江市場もその一つ。
 箱館から函館に変わったばかり時代の元町に出かけた。いわゆる明治から大正時代に作られたレトロな建物が並ぶ街である。観光客は見逃せない場所だろう。函館と同様に、江戸末期に開港した神戸もまたこうした街並みで有名だ。
 函館のレトロな建物を見ながら「そうか!」と思い出したことがある。1年ちょっと前、神戸でガムランの演奏をした帰り、仲間と神戸の外国人居留地の街並みを見学したことがあった。その中に函館出身のガムラン演奏者の知人がいたのだが、彼女の表情が、とりわけ驚くこともなく、淡々と風景を見ていたことを思い出した。そうか、函館出身ということは、こんな風景に驚くことはないわけだ!
 そんなことを話したとき息子がこういった。
 「長崎とも似ているな」
そうか、君は修学旅行で幕末に開港した長崎に行っているんだ。

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