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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

横断報道をわたるポスター

2008年10月27日 | 大学
 大学構内に今週末に始まる大学祭のポスターが貼られている。大学の前の横断歩道で撮影した写真で、たぶん大学祭のテーマSTEP ACROSS THE BORDERというテーマにかけた写真なのだろう。
 しかし、わたしのような「おじさん」がこの写真を見て思い浮かべるのはABBY ROADのジャケットである。ABBEY ROAD、ジャケットの二単語を耳にして、「それ何?」なんていう者は、私にとってはるか遠くの存在である。ちなみに私のゼミの学生の一人は、ちゃんとビートルズのジャケットを言い当ててくれた。さすがである。
 このポスターを見たとき、まず私は歩いている人の足元を見た。誰が裸足なのかを探したのである。しかし残念ながらすべて靴をはいているのだ。それはないだろう?一人は裸足じゃなくちゃあ。ABBEY ROADでは、ポールだけが裸足なんだぞ。4人のメンバーのうちの一人、つまりは4分の1が裸足なのに、どうしてこんなたくさん歩いていて誰もが靴なのか?
 しかし考えてもみれば、このポスターを見てABBEY ROADを想像すること自体が、時代錯誤も甚だしいのだ。だいたいこのアルバムが出たのは1970年で、今から38年も前である。学生は二十歳前後なんだから知らなくて当たり前である。そんなことを思いながら、CDの棚からABBEY ROADを探して研究室で《Because》を聞いた。なぜならね・・・ひ・み・つ。


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