Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

冷蔵庫の中

2007年11月23日 | 東京
 昨日の沖縄の午後は、長袖シャツを肘までまくって、研究室の窓をあけて仕事をしていたほどの陽気でした。ポカポカというほどではありませんが、晩秋というほどの肌寒さでもなかったのです。でも学生たちは重ね着をしたり、マフラーをしたり、毛糸の帽子をかぶったり・・・。少し暑苦しいようですが、沖縄もおしゃれができる季節に入りました。
 最終日のJTA58便で、東京に来ました。JTAはジャパン・トランス・オーシャン航空の略。沖縄の離島と本島を結ぶエアーラインで、以前は南西航空と呼ばれていたそうです。今はJALグループのひとつで、東京、大阪、小松などにも飛んでいます。小さい飛行機ですが、なんとなく機内はまだ沖縄です。客室乗務員の一人、二人は沖縄顔だし。
 羽田に到着したのは夜11時すぎ。ドアがあいて機内から出た瞬間、前を歩いていた小学生らしき子どもが母親に大きな声でさけびました。
 「お母さん、冷蔵庫に入ったみたいだよ!」
 そうです。その通り。まさに南国の扉を開けたら、そこは冷蔵庫なのです。それもとてつもなく広い冷蔵庫。
 私はこれから二日間、この冷蔵庫の中で暮らします。写真は冷蔵庫の中に存在する「品川駅」。カチカチに凍りついたアイスのようにも見えます。明日はどんな景色が待っているかな?二日後には、ちゃんと冷蔵庫のドアがあいて、また南の国に戻れますように。中から冷蔵庫のドアは開けられないらしいので。

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