Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ラマヤナ公演~バリ10日目

2017年08月26日 | バリ

 一昨日、8月24日に音の森のグループによるスンドラタリ「ラマヤナ(ラーマーヤナ)」公演が、バリのムング―村で行われました。私は10数年前に創作スンドラタリのダランとして、バリ芸術祭に参加したことはありましたが、ラマヤナというバリ人であれば誰もが知っている物語を上演するのは初めての経験であり、だからこそ非常に緊張した舞台でした。当日も午前中はダランである私と踊り手だけで最後の練習をしたほどです。
 結果的にはひじょうに充実した時間を練習でも本番でも過ごすことができたと思っています。もちろん細かいことを言えば、まだまだ不十分な箇所はたくさんあります。しかしそれは結果であり、次の舞台ではそうした点を修正していければと思います。ダランとして私がどのような評価を受けたのかは正直わかりません。しかしさまざまな指摘を受け入れて、より高みを目指したいと思います。
 この写真は前日の練習風景です。踊り手はほとんど日本人ですが、ここではバリ人の少年たちも参加した部分です。お揃いのTシャツを着るのは少々恥ずかしかったのですが、練習が始まってしまったらそんなことはすっかり忘れていました。