Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

相曽賢一朗ヴァイオリンリサイタルが開催されます

2012年11月06日 | 大学
 「バンケン♪」が終わるやいなや、という感じで、今度は11月25日(日)に大学講堂にて、相曽賢一朗ヴァイオリンリサイタルが開催されます。相曽氏はロンドンを拠点に活動するヴァイオリニストで、ヨーロッパ各地での演奏活動のみならず、東日本大震災被災者の支援コンサートを主宰するなど、精力的にさまざまな活動をこなしています。
 今回の大学での公演は、私たちの大学の「SUAC for Japan ”浜松から大船渡へ”音楽活動支援」実行委員会が主催しています。コンサートの収入は、この2月に行う大船渡支援のための音楽活動に充てられます。ぜひ、多くの方々にリサイタルを聴いていただきたいと思います。

 日時:11月25日(日) 14:00開演、14:30開演
 場所:静岡文化芸術大学講堂
 演奏:相曽賢一朗~ヴァイオリン サム・ヘイウッド~ピアノ
 曲目:ベートーヴェン
     ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 作品30-2
    サン=サーンス
     ワルツ・カプリース(イザイ編曲) 作品52-6
    サン=サーンス
     《白鳥》
    R. シュトラウス
     ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 作品18
 チケット:全自由席 3,000円/学生券 2,000円/中学生以下 無料
 購入は、
  アクト・シティ・センター 053-451-1130
  静岡文化芸術大学 文化・芸術センター 053-457-6105
  J&Cミュージック 04-2994-1052

観客として

2012年11月06日 | 那覇、沖縄
 初めて観客としてバリのガムラングループの演奏を聞きました。なんと感想を述べたらいいのでしょう?月並みですが、一言では言えません。「感無量」というのが正直な気持ちです。
 私が赴任してから2年目、この写真の楽器を少しずつ大学に買ってもらって、私といっしょにガムランを始めた「うちなんちゅ」中心の第一世代、そんな中、ガムラン研究を目指してやってきたくれた「やまとぅんちゅ」をはじめとした第二世代、その後、世代から世代へと口頭伝承されてきたバリ・ガムラングループ。
 口頭伝承で楽曲を継承していくのはたいへんだと思います。でも必ず、新しい世代の人々があらわれ、それを継承していってくれるはずです。バリの伝承は「環」を描くそうです。盛んに演奏されるときもあれば、今にも無くなりそうになることもあるけれど、いつの日かまた息を吹き返すのだって。そっと見守りながら、そうした「環」を遠くから見守ります。