Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

マイ楽器 (西宮編2)

2008年11月02日 | 
 皆で組み立て作業です。ちなみにこのガンサもプルもマイ楽器です。私の「おもーい楽器」を知っている皆様方、「あれ、この楽器、ちょっと違うかも?」と思った方は、相当な観察力です。そうなんです。わたくし、大学の楽器と同じ調律の楽器も2台所有しています。「あいつ、また懲りずに、今度はこの調律でクビャルをもう一セット注文しようとしているのか?」ととっさに思い浮かべた方。かなり私の性格を言い当てていますが、それは、私の「おもーい楽器」が完璧に揃ってから考えますね。「おもーい楽器のセット」はまだフルセットになっていませんから。

蜘蛛の巣が・・・(西宮編1)

2008年11月02日 | 
 沖縄から海をわたった楽器はすべて無事に到着。コンサートホールの舞台裏で、組み立て作業が始まりました。これはプルの鍵盤を取り外した状態です。共鳴筒はなく、中は箱状の空洞になっています。ただユニークなのは、音が共鳴するように穴の部分の大きさが異なっていること。普段、大きな鍵板がこの上に吊られているため、こんな状態で楽器を見ることはほとんどありません。ということで、記録にパチリ、と思って穴を覗いてみると、蜘蛛の巣が張り巡らされているではありませんか?これ、もしやバリからずっとかしら。それとも日本の蜘蛛?
 ちなみにもっと接近して撮影した穴の中の写真もあるのですが、これはあまりに衝撃的であるために公開には踏み切らないことに決定いたしました。期待していた方、あしからず。ちなみに鍵板を吊る前に、きれいにお掃除をしました。どうやって蜘蛛の巣を取り除いたかですって?とっても言えません。キャーッ・・・。