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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

わが家のペット

2007年06月20日 | 家・わたくしごと
 うちのマンションは犬、猫などのペットは禁止である。だからといって、ライオンやタヌキがいいというわけではない。ようするに四足の動物をペットとして飼育することを禁じているのである。
 しかし四足でなければ、たいていのペットは問題にされない。まず、部屋でインコ、文鳥などの小鳥を飼ってもよいとされる。それどころか、わが家の向いの家の玄関ではニワトリが飼われているが、これも問題にはならない。鶏となると小鳥ではないが、ようするに「鳥」は四足ではないからいいのである。
 わが家にも4種類プラス1種類の小動物がペットとして飼われている(生息している)。まず金魚、名前は「金ちゃん」(たまにKing of Kingとよばれる)である。金魚を金ちゃんとよぶのははたして名前なのかどうかよくわからない。次に、ベタ。これは観賞用の魚の種類で、「ベタ」とよばれる。これも名前なんだろうか?続けて、ヤドカリが6匹。これらは海岸で採取してきたものだが、現在は水道水で金魚の餌を食べて、すくすくと育っている。名前は・・・まだない。最後に昨日、子どもが採ってきたカブトムシ、名前はブーちゃん。名前の由来はカブトの「ブ」をとったもの。これも名前としていささか貧弱である。プラス1は、家に多数生息するヤモリで、わが気ではバリ語で「チュチャ」とよばれている。できれば、私としては、金魚はメアリー、ベタはエース、カブトムシはブラッキーなどのかっこいい洋風の名前をつけたいのだが、名前をつける権限はすべてカミサンにあるため、指を加えているだけである。
 実家に家族で帰るとき、このペットたちはどうなるのかといえば、マンションの親切な複数の「誰か」が手分けして預かってくれる。結局、ペットたちは、わが家が飼っているというよりも、マンションの人々によって飼われているわけだ。幸せものである。