院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

空前の俳句ブーム

2017-11-25 00:16:21 | 俳句


 25年ぶりに名古屋の俳句結社の30周年記念パーティーに出席しました。知っている人は2,3人。女性が圧倒的に多い。平均寿命が違うと、これだけ違ってくるのですね。写真中央のお婆さんは95歳。佳い句を作られるかたです。

 写真右端の白髪の女性(司会者)は私とほぼ同期。もと美人でしたが、いまでは誰がどう見てもお婆さん。私も爺さんになりましたけどね。

 この結社は高浜虚子の薦めで、加藤霞村という人によって昭和12年に名古屋で初めてできた俳句結社です。霞村の死によって昭和22年に途絶えましたが、昭和62年、私の師、浅野右橘氏によって結社が再興されました。

 こんかいの30周年記念というのは再興から30周年です。私はそのときからのメンバーでした。当時、私はまだ30代で最若年者。それが現在でも最若年者なのです。

 私のあとはずっと空いてしまって、俳句なぞ年寄りの趣味だとの風潮があり、だれも寄り付きませんでした。ところが20年前より俳句甲子園なるものが高校生によって行われるようになり、いまや空前の俳句ブームだそうです。世の中わからないものですね。

 ※稲畑汀子ホトトギス名誉主宰からの贈答句

    甦へる牡丹にある月日


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