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院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

豊橋唯一のロシア料理店

2017-08-29 00:22:57 | 食べ物
 きのう豊橋で唯一のロシア料理店に行きました。もう20年来の行きつけです。下の「きのこのつぼ焼き」が売り。カップの上にパン生地をかぶせて焼いてあり、冷めません。上が出てきたところ。下のようにパン生地に穴をあけて食べます。


(取手まで熱いのでペーパーナプキンが巻いてある)。


(つぼ焼き単品だと900円)。

 むろん、これ以外にもボルシチ(トマトスープ)、ピロシキ(揚げ肉まん)もおいしいです。しかも安い。これらにロシアンティーがついてセット価格2,000円。(私の場合、さらにサラダかヨーグルトを付けてくれます)。ロールキャベツもボリュームがあってお薦め。(2人分1,100円)。


(ルーマニア赤ワイン。やや重めでおいしい)。

 小さな目立たないお店です。豊橋駅から徒歩15分。寂しい住宅街にあるのですが人気です。


(うっかりすると見落とします)。

「バイカル」(水曜定休)
 愛知県豊橋市花園町74番地
 電話 0532-55-5570

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 ところで以上のような報告記事は、たいへん多くのブログで見られます。対象は上のように食べ物だったり、また動植物、風景だったりします。こうした報告はあまり役に立ちません。(ブログは公開日記のようなものだから役に立つ必要もないのですが・・)。

 私自身が書いていて面白くありませんでした。私はやはり毒舌が好きです。私にはやや常識からは外れているかもしれないが、必死に本質を見ようとする態度のほう向いているようです。

 ※私の俳句(秋)
    峠まで行くは吾のみ秋の蝉

これまでで一番おいしかったカレーライス

2017-08-14 17:28:31 | 食べ物

金谷ホテルベーカリーのHPより引用)。

 私は戦後のベビーブーム(団塊の世代)最後の人間である。高度成長の波に乗った経験がある。今日より明日がもっと豊かになるといった時代だった。それでも初期は今よりずっと貧しく、洋食屋が林立したとはいえ、外食はまだ贅沢な行動だった。

 そのため、カレーライスはご馳走だった。外から遊んで帰るとき、自宅の方向からカレーの香りがすると、ヤッターと思った。(五目寿司もご馳走だったが、それはまた別の機会に)。

 カレールウというのはまだなく、小麦粉をフライパンで少し焦がして、そこにカレー粉を混ぜる方法で調理された。フライパンで炒めるからおいしい香りが近所中にただよった。

 カレーうどんは当時からあった。だが、出汁の具合が難しく、うどん専門店でないと作れなかった。京都ではカレーに片栗粉を混ぜてトロ味をつけるらしい。東京では片栗粉をあまり使わなかった。

 高度成長が続くと、いよいよカレー専門店が出店されるようになった。カレー専門店は家庭の味では不十分と考えたらしく、インドカレーとかスープカレーとか、さまざまな個性を押し出してきた。神田神保町の古本街にいったとき、スープカレーというのを食べてみた。

 これが大しておいしくないのだ。スープだからタレがシャビシャビしていて、ご飯をすぐに中まで濡らしてしまう。それでいて、玉ねぎや鶏肉が丸ごと入っているので、それらをまた別に食べなくてはならない。

 インドカレーの店にも入ってみた。ここのカレーは想像したのとはまったく別物だった。カレーはインドが本場とは聞いていたが、本場すぎるのか、日本のカレーと味も色も違う。しかも、同時に複数種のカレーが出される。中には緑色のカレーとかもある。予想と違うものを出されると逆に白けることもあるのだ。

 これまで食べたカレーライスの中で一番おいしく何度でも食べたいと感じたのは、金谷ホテルのビーフカレーである。ライスがサフランライスという黄色がかったもので、これが焦げ茶色のタレと絶妙なハーモニーを奏でる。

 日光の金谷ホテルには一度泊ったことがあるが、そこで食べたのではなく、金谷ホテルベーカリーというパンのチェーン店でだ。明治時代のレシピそのままというのも、すごい。金谷ホテル本体と同じカレーをベーカリーが供しているかのかは確証がないが・・。

 金谷ホテルベーカリーのカレーライスこそ王道だし、自信をもってお薦めできる。しかも、ベーカリーは日光だけではなく全国にある。一度お試しいただきたい。


 ※私の俳句(夏)
    クリームに桃の添へあるパフェーかな    

おかかご飯が好きじゃない

2017-07-30 10:23:44 | 食べ物

(おかかご飯。cookpad より引用。)

幼いころ病気をすると、祖母が「おかかご飯」を作ってくれた。ナマのおかかに醤油をたらしてご飯に乗せるのだ。私はこれは好きではなかった。

だいたいナマのおかかが嫌いだ。歯に挟まったりダマになって固かったりする。名古屋に住んでいるときにも「きしめん」はあまり食べなかった。ナマのおかかが山ほど乗っているからだ。

やはり、おかかはダシをとるものだ。そのまま食べるのはダシの元の煮干しやトリガラを、そのまま食べるのと同じではないか!?


(名古屋のきしめん。travel book より引用。)


 ※私の俳句(夏)
    ヨット行くその奥を行く巨船なる

生(なま)マグロ

2017-07-15 09:27:30 | 食べ物

(築地のマグロ市場。ウィキペデイアより引用)

生(なま)マグロという言葉をご存知か?一度も冷凍していないマグロのことである。

むかしの寿司屋(屋台)のマグロはみな生だった。つまり、近海で捕れ短時間で消費された。江戸前とは東京湾のこと(または捕れた魚のこと)で、さいきんまで駿河湾や外房あたりでもマグロが釣れたのだ。

志賀直哉の小説「小僧の神様」の小僧がごちそうになったのも、生マグロだったはずだ。冷蔵庫なんてなかったから。

那智勝浦は近海マグロの水揚げで有名だ。(さいきん水揚げ量が激減しているらしいが)。つい20年前まで、街のどんな寿司屋にも生マグロが置いてあったのだが、このごろは無いことが多い。

生マグロがそんなに有難いわけでもない。冷凍技術が発達して冷凍モノでも生マグロと味は変わらなくなった。ただ、資源が枯渇してきて、ホンマグロ(クロマグロ)に絶滅の危惧があるのは何とかしなくてはならない。

さいきんでは養殖技術が発達して、全身トロのマグロも夢ではないらしい。しかし、寿司好きの私としては、海を弾丸のように泳いできたマグロの赤身が食いたい。マグロで一番おいしいのはトロの部分ではなく、赤身だと私は思っている。

生マグロの赤身にちょっとひと手間かけてヅケにしたのが私には最もおいしい。ああ、寿司が食いたくなってきた。今夜は寿司屋に行こう。



 ※私の俳句(夏)

    菊苗をくるると墨書壁にあり

蕎麦はツユを節約するものか?

2017-07-12 12:28:47 | 食べ物

(よしの屋のもりそば)。

東京の盛り蕎麦は、ツユをたっぷりつけてはいけないことになっている。ツユは少しだけつけて、蕎麦ののどごしを楽しむのだという。

それがイキなので、たっぷりツユをつけるのはヤボなのだという。ホントかいな。

蕎麦は好きなだけツユをつければよい。やせ我慢の江戸川柳にも「一度でいいからツユをたっぷりつけて食べたい」という意味の句があるではないか。

ツユは好きなだけつけてよいのだ。なにも気取ることはない。

元来、東京のツユはからい。だから、全部つけては、からすぎるのだ。一部だけツユをつけて、ツユのついていないところと同時に食べるのがおいしい。のどごしもへったくれもない。

職人の技

2015-11-30 14:42:49 | 食べ物


 寿司を初めとする和食の職人は「マイ包丁」を持っている。包丁が悪ければ、よい料理はできない。だから、包丁は毎日砥ぐ。砥いで砥いで、10年もたつと半分くらいの大きさになってしまう。

 写真は、馴染の寿司職人が真新しい包丁を見せてくれた映像。この包丁はこれから年々チビていくのだ。


※今日、気にとまった短歌

  このへんの人はどこまで買い物に行くのと母が二度言った道 (仙台市)工藤吉生

「ねばねば」という料理

2015-10-08 04:58:37 | 食べ物

納豆屋さんのHPより引用。)

 日本中にあるのかもしれないが、当地には「ねばねば」という料理がある。納豆、オクラ、メカブ(若布の根でねばりが強い)、ヤマトイモ(山芋同様ねばりがある)などねばり気のあるものをいっぺんに混ぜて、そこにマグロの刺身とウズラ玉子を入れて食するのである。

 とにかく、「ねばり」が売りの料理だ。西洋人はこれを食べられない。西洋人は糸を引くような「ねばり」が苦手だからだ。

 西洋人が納豆を嫌うのは、実は匂いではなく「ねばり」なのだそうだ。最近、ある会社が納豆を輸出しようと、「ねばり」の出ない納豆菌を分離したと聞いた。


※今日、気にとまった短歌

  久々に尋ね来し友車より降りて杖つく姿におどろく (宇佐市)是永信子

砂糖は依存性物質か!?

2015-09-11 06:31:46 | 食べ物

(サトウキビの積み込みと運搬。翔南精糖(株)のHPより引用。)

 サトウキビやテンサイトウなど砂糖の原料がヨーロッパで盛んに栽培されるようになったのは、ナポレオン時代かららしい。それ以前は、砂糖は薬として用いられたらしいが、大量に消費されることはなかった。

 砂糖はお菓子に必須の材料である。お菓子はおいしい。クセになる。70年代に砂糖にはタバコ、酒とならんで依存性があるという説が出たほどである。砂糖は虫歯や肥満や糖尿病を促進するから、有害な依存性をもっていると考えることもできる。

 そういう目で見ると、いま花形のパティシエという仕事は、依存性物質の唱道者ということになってしまう。(2015-06-07 の記事参照)


※今日、気にとまった短歌

  緊張し挨拶をする新郎が一瞬見せた笑顔はわが子 (大阪市)柳川孝一





ラーメンが世界で人気?

2015-09-10 00:18:19 | 食べ物

(醤油ラーメン。ウィキペディア「ラーメン」より引用。)

 寿司や和食だけではなく、ラーメンが世界的に広まっているとテレビが報道していた。2011-09-04 の記事でも述べたように、西洋人には「すする」という習慣がないから、ラーメンは食べられないと思ったらそうでもない。ちゃんと、すすっているのである。むろん箸もなんとか使える。

 味噌汁はミソスープとして西洋にも知られているが、西洋人はすすれないから、ぬるいミソスープを飲んでいるのだと思う。しかし、ラーメンがこれだけすすれるなら、こんご熱々の味噌汁を西洋人も味わえるかもしれない。前回の記事から4年間で西洋人も東洋の(すするという)日常動作を習得したようだ。


※今日、気にとまった短歌

  戦争を知らず育った私たち子にも孫にも知らせたくなし (茂原市)麻生稚子

回転寿司「スシロー」の驚くべきIT化

2015-09-09 00:11:53 | 食べ物

スシローのHPより引用。)

 近ごろの回転寿司では、ネタが回っているうちに乾いてしまう、なんていうことは絶対にないらしい。

 回転寿司の「スシロー」は、材料のロスが何と1.5%しかないという。驚異的だ。

 スシローの皿にはICチップが付いていて、値段だけではなくネタの種類も分かるそうだ。全店舗から刻々と得られるデータが毎日12億件あり、そのビッグデータを参考にネタを出す速さとタイミングが測られている。

 まず、来店したばかりの客の食べ方は早い。そのような客に集中的に食べさせて、早く満腹にさせると客の回転率が上がる。

 今日はどのようなネタが好まれるのかも、ビッグデータから予測する。こうしてトロ一貫が100円というローコストが実現できるらしい。最近はスシロー予約専用アプリが話題になっている。

 私が読んだ記事を書いた記者のスシロー体験は以下のようなものである。

 「黒みる貝が食べたくなったら丁度それが回ってきた。しかし、前の客が取ってしまった。その次も同じことが起こったが、今度はすぐに黒みる貝が3皿連続して出てきて、取ることができた。その間隔が短く、ストレスを感じなかった。」

(私はスシローに行ったことがありません。この記事はスシローのシステムについての驚きを記したもので、寿司に少しうるさい私 (例えば 2012-10-31 の記事)はたぶんスシローには行かないでしょう。)


※今日、気にとまった短歌

  ここという時野球の神は見放さず用具の手入れ怠らぬ子らを (神戸市)地村行生

有言実行の美学

2015-09-06 02:18:02 | 食べ物


 広島の「加茂鶴」の吟醸酒がうまいですよ、大先輩がおっしゃっていた。「ほう、そうですか」と漠然と答えていた私。

 あとになって、そのものの酒が送られてきた。確かにうまい。こういうものは口で言うだけではダメで、本物をちゃんと味わってみなければならない。

 わざわざ本物を送ってくださった大先輩を、偉い!と思った。

(大吟醸と吟醸はどこが違うのだろうか?精米歩合だろうか?大吟醸でも不味いものがある。)


※今日、気にとまった短歌

  野に糞をするための知恵絞り出すビニール袋の3・15  詠み人知らず

料理人と意見が異なるとき

2015-08-28 05:27:38 | 食べ物

(職人は右のイクラのほうがおいしいという。私は左のほうしか食べない。)

 料理職人(料理人)は、まずもって自分が美味しいかそうでないかを知っていなくてはならない。そうでなければ、客が唸る料理は出せない。

 20年来の馴染みの寿司屋。こんなに美味い寿司屋は名古屋では見つからなかった。(名古屋人はケチだから、きしめんや味噌カツがごちそうなのだ。)美味しい寿司屋は豊橋に来てようやく見つかった。

 店の主人は右のイクラが美味しいという。私はスーパーマーケットでも売っているような左のイクラのほうが美味いと思う。主人がしこんだ右のイクラは、妙にダシが効いていて、プチプチと音がするほど身が張ってはいるが、私は頑固に左のイクラだけを食べていた。

 家内(生粋の名古屋人!)は素直だから、店の主人が薦めるイクラを食べていた。ところが、あるとき家内は私と同じイクラを食べたことがあった。

 結果、私が食べているイクラのほうが美味しいと家内は言った。好みの違いと言ってしまえばそれまでだが、イクラにダシは要らないというのが私の「美学」である。


※一昨日詠んだ短歌

  不自然に愛想のよい仲居なり料理は普通以下だったけど (豊橋)中里ひとし

天ぷら職人のワザ

2015-08-21 04:32:42 | 食べ物

(この天ぷらも美味くなかった。)

 天ぷらは、たいへん難しい料理である。だから、天ぷら専門の職人でないと美味しい天ぷらが作れない。旅館の天ぷらが美味しくないのは素人(別の和食職人)が作るからだ。

 ころもに妙に細かい泡が入っている天ぷらに遭遇したことはないだろうか?あれは格好だけ何とかするために重曹を入れるのだ。そういう天ぷらはむろん美味しくない。

 天ぷら職人がいない旅館や料亭で良心的なところは天ぷらを出さない。乗鞍高原の宿では2軒の宿が天ぷらを出したが、いずれも美味しくなかった。

 しかも1軒は熱いつゆを出した。天ぷらのつゆには、アツアツの天ぷらを冷ます意味もあるのだ。つゆが熱くては大根おろしが煮えて不味くなる。すきやきの生玉子にも肉や野菜を冷ます意味がある。天ぷらのつゆも同じ理屈である。(どうせ冷めた天ぷらなら、つゆが熱くても関係ないけどね。)

(天ぷらとウナギ両方をやっている店、寿司とウナギをやっている店は、どちらの技量も半端だから避けるべき!弁護士資格をもっている医者にもかかりたくないな。)


※今日、気にとまった短歌

  朝まだきおぼれるほどに柔らかなソファーのなかでくちづけを待つ (東京都)木村友

信州の名物料理

2015-08-20 06:14:27 | 食べ物

(イワナの塩焼き。)

 こんかいの信州の旅で初めてお目にかかった料理が2つあった。

 ひとつは信州サーモンの刺身。これは美味い。マスとサケを掛け合わせたものを海の無い信州で養殖しているのだそうだ。

 もうひとつは昔からあるイワナの塩焼き(写真)。川魚の塩焼きは珍重されるが、アユの塩焼き同様、私には「すごーく美味い」とは感じられなかった。1匹千円は高いのか安いのか?

 イワナの骨酒というのがあったので飲んでみたが、生臭くて美味くない。フグのヒレ酒に遠く及ばないと感じた。


※今日、気にとまった短歌

  あこがれた回転ドアーのあるホテルビルの谷間に小さく残れり (豊橋市)折目惠子

純国産ワインを切望する

2015-08-19 05:38:32 | 食べ物

(塩尻はワインの里だと主張している。乗鞍高原への途中で撮影。)

 多くのかたがた知っていることだと思うが、日本産ワインを自称している多くが中味は外国産である。フランスのワインは産地(ボルドーなど)がブランド化しているのに、日本の商標法では産地(地名)を登録するのはなかなか難しいらしい。

 上の写真は塩尻がワインの里であることを強調しているけれども、事実かどうか不明だ。本当に日本産のブドウを日本で醸造することにこだわっている見上げた業者もいるのだが、きわめて少数である。

 早くホンモノの日本産ワインが海外のワインに対抗できるようになってほしい。ワインはずいぶん安くなったが、まだ日本酒よりは高い。

 40年ほど前、パリのレストランで飲んだワインがものすごく美味いのに1本300円だったことが忘れられない。日本では1本5,000円から10,000円だった。

 そのときご一緒した現在では高名で外国語の天才と言われている先生が、フランス人ウエイターに「もう1本要りませんか?」と訊かれて、断るつもりでうっかり「ウイ(イエス)」と言ってしまい、もう1本出てきた。否定形で訊かれても、要らないなら「ノン」と言わなくてはならなかったのだ。おかげで、3人で3本空けることになり、全員へべれけになった。

 ご一緒したお2人の先生はその後、超有名国立大学の教授となられ定年退官されたが、いまでもお元気である。すごい先生方と1か月ほどヨーロッパを回ったのが、私の初めての海外旅行体験である。(だから妻が申し込むツアーの海外旅行がバカらしくて仕方ないのだ!)

(補遺:ブログを読んだ知人から、外国産ワインのビンは750mlなのに、日本でビン詰めにされると日本基準の720mlになってしまうのは不合理だとの指摘があった。まったく不合理なはなしだが、これまで気づかなかった!)


※10代を思い出して詠める

  小学校を一番で出て中学へ上には上がゐるを驚く (豊橋市)中里ひとし