大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

現場の声を聞かせていただいた一日❗

2017-08-23 23:41:02 | 日記
今日は、日田市議会「新世ひた」の議員で、大鶴地区に向かい、地区振興協議会長さん、自治会長さん、公民館長さんたちと意見交換を行いました。 

会場である大鶴公民館(静修館)に向かうのに、県道大鶴熊取線(671号)を通りましたが、一部では、いまだ豪雨災害の激しい爪痕がはっきりと残っていました。

大鶴は、鶴城町・鶴河内町・上宮町・大鶴本町・大肥町・大鶴町・大肥本町の7町からなる561世帯・1,443人(7月末時点)の地区。 

発災直後は、凄まじい現地の被害状況を把握するために、また、知人からの要望等を聞くため、あるいは市外からの視察に対応したりと毎日のように足を運びました。今日は、甚大な被害を受けた大鶴地区にあって、実際にその対応に当たられ、地域のために尽力された方々の「地域の存続がどうなるか」という視点の切実なお話を聞くことができ、とても勉強になりました。一つ一つの声をここではお示ししませんが、勉強するだけではいけません。この声をどう形にしていくのかが問われるのだと思います。

また、今日の意見交換の中で、相談事に対する市の窓口を一本化できないかとのお話をお聞きしたところでしたが、実は昨日、同様の相談がありました。被災された方が日中は仕事に出ており、短い昼休みに市役所に相談に行っても、たらい回しにされて、済ませたい要件が終わらない。しかも、勤務終了後は、市役所は閉庁しているため、ホームページなどで一目で相談先などがわかるものが欲しいとの願いでした。市役所1階・正面玄関の3日以内窓口の職員と話したところ、的確な情報を得ることができました。この点は、総務課長にも直接お伝えしたので、一歩前進を期待します。(市も発災直後から、紙媒体はもちろん、ホームページ、Facebookなどで情報発信はしていました)
(こんなのがあるといいな!というお話。3日以内窓口で「大分県版」があると教えてもらいました)


午後は、議会に戻り、避難所の運営に関して担当課からレクチャーを受けました。発災当日の7月5日の午後11時には、61か所の避難所を開設し、1,129人が避難をしていたようです。


夜は、日田ライオンズクラブ第1437回 8月第二例会に出席。ゲストスピーチ(卓話)に日田玖珠消防本部の金子消防長をお招きし、九州北部豪雨への消防署の対応等について、厳しい災害現場に向けて、隊員を出動させた消防長の苦悩を思わせる生々しいお話を聞き、動画も拝見しました。 

今日は、被災地域の生の声、避難所運営に従事した部署の対応、発災現場で命がけの仕事をされた消防署の凄まじい活動内容を学ぶことができました。