大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

日田市議会『新世ひた』の活動❗

2017-08-18 23:40:39 | 日記
私は、日田市議会の「新世ひた」という会派(5人)に所属していますが、7月5日の豪雨災害発生以来、議員個人による行動とともに、会派としての活動や調査を行ってまいりました。大鶴地区・小野地区をはじめとする災害現場の視察や避難所の訪問、さらには福岡県朝倉市や東峰村にも足を伸ばしました。また、各常任委員会での意見集約などのため、常に情報交換を行ってきました。 

今日は、発災から1か月半が経過したことを受けて、地域の現状や市への要望事項などを確認し、地区振興協議会長さん、自治会長さんたちと意見交換を行うため、会派で小野地区に向かいました。それに先立ち、先日、県道宝珠山日田線の仮設道路が延伸された鈴連町の梛野地区を訪ねました。「クエのハナ」と言われる土砂崩れの現場を見て、改めて、被害の大きさを実感しました。
 

会議の冒頭「あの日を境に、見慣れた風景が一変した」という振興協議会長さんのお言葉が、とても重く心に響きました。小野地区は、5年前の九州北部豪雨でも被害を受けたところですが、今回の被害はその比ではありません。 

これまでに同級生や、御自身も被害に遭われた井上議員のお話を聞く機会がありましたが、今日お聞きしたお話は、それらを深く裏打ちする内容でした。承ったご意見をここで、そのままご紹介はしませんが、求められているものは、10年先・20年先の地域のあり方よりも、今、直面する課題にどう向き合うかということではないかと思いました。生命線である県道宝珠山日田線の復旧、孤立集落への情報提供、改良復旧が求められる河川改修、ただでさえ過疎化の一途をたどる人口減少への危機感など、直接、お聞きすることができました。現在の災害復旧の進捗状況と今後の見通しを地元の皆様にお示しすること、秋の台風シーズンを想定した二次災害対策に、危険箇所を熟知している地元の皆様の意見を反映させることは、とても大事だと思います。

話の途中で出てきた小野川と花月川の合流点の近く、市道日ノ出藤山線にかかる新田橋の工事現場(県道107号・宝珠山日田線と県道720号・日田山国線の交点近く)を視察して、小野地区をあとにしました。


午後は、大肥郷ふるさと農業振興会にお邪魔しました。

毎年、お盆にはこの場所で、夏祭りが盛大に開催されるので、妻の実家で一杯飲んで、駆けつけていたのですが、今年は中止。一年ぶりの訪問が、このような形になろうとは、夢にも思いませんでした。大肥川沿いの農業被害の現状について、代表理事から説明をいただきました。
 

現地視察と意見交換を終えて、会派会議。

いつものことですが、活発な議員間討議ができました(笑)。しかし、これなくして、会派としてのまとまった行動などありえないと、私は思っています。言いにくいことも、遠慮なく発言する。「是は是、非は非」を貫く新世ひた、ここにあり!との思いです。