大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

日田市議会総務環境委員会審査(2日目)

2017-03-17 00:10:04 | 日記
日田市議会3月定例会。
委員会審査2日目の今日は、「新しい公共推進事業」から審査を始めました。

新しい公共推進事業とは、「暮らしに密着したサービスを提供し、安心で快適に暮らせる地域を作るため、先行して上・中津江地区において、新しい公共を担う住民自治組織の設立を図るもの」(平成28年度主要事業調書)。

今日は、議員としての予算審査にあたり、「住民自治組織への理解を深め、設立を目指すために平成28年度予算で計上されていたまちづくり会議が開催されなかったこと」「住民自治組織の設立が目標とした平成28年度中にはできなかったこと」「新年度予算に住民自治組織への交付金2,051万円が計上されているが、現時点で受ける団体もはっきりしないこと」「現地での意見が割れていること」などを踏まえて、質問しました。

Q.組織が設立されたら、制度、交付金を持続していかなければならないという考えの中で、条例とか、きまりとかきちんと明文化する必要があると考える。一般質問に対して、市長も「条例は必要だろう」と答弁しているが、検討状況は?
A.内部検討はしている。最終的な案はできていない。交付金要綱も整備していく。

→いくら、交付金を支出する団体が未確定といっても、予算計上しているのに、交付金要綱もないのか???

Q.予算には「収入と支出は可能な限り正確に見積もらなければならない」という厳密性の原則がある。今の時点で住民自治組織の立ち上げは正確ではない。そういう確定しないものまでを予算に計上するのは、当たり前のやり方なのか?
A.厳密性は当然、必要。一方で、予算の性質的としてワク的な考え方もある。ある程度余裕をもって、柔軟に動くための予算組みも必要。

→現時点で交付金を受ける団体がないのだから、当初予算に計上して、減額補正をするのではなく、受けることができる団体が設立された後に、補正予算を計上すればよいのでは???

ほかにも、数点質問しましたが・・・。
議会答弁や、地域住民に示した内容に重きをおいていないのではと思えるものもあり、怒り心頭。

この事業には、理解を示す住民もいれば、拒否反応を示す住民もいます。年度末、しかも議会で予算審査をしているこのタイミングで(昨日も今日も)、執行部は自治会ごとに現地を訪問し、説明会を開催しています。丁寧に説明するとか言っていますが、年度当初は何をやっていたのか??

今日は、1時間ちょっと、上記事業を質疑し、企画振興部と市民環境部の予算関係をすべて審査しました。明日は、委員会としてのまとめを行うことになりますが、まだまだ、確認しなければならないこともありますので、しっかりと発言したいと思います。今夜もまだ寝れません。