【ストーリー】
米問屋・伊呂波屋は裏で歓楽街・いろは通りを営んでいたが、二代目の太吉は跡を継いだことを機にいろは通りを畳もうとした。
そのため怨みを買った太吉は何者かに殺されてしまい、おせいは下手人探しを引き受けた。
いろは通りの経営を任されていた仙一、金二、徳三の三人に的を絞り、半兵衛と政吉は経営指南をしつつ彼らに近づく。
仙一は金二を消し、仙一は怨みを買っていた女郎に殺され…最後に残った徳三はついにその本性を現す。
【知ってるゲスト】
東野孝彦(東野英心)、北村英三、武周暢、長谷川明男
【名シーン】
①博打狂の遠州屋さん
↑今回賭場のシーンでてよく出てくる遠州屋さん。下手の横好きのおっさん。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
政吉「おい、遠州屋さん。ピンゾロが空いてるよ、ピンゾロが。えぇ、男は度胸だ、張ってみな。
なんだ遠州屋さん、行くのか行かねえのか、えぇ!?
行くんだったら行く、行かねえんだったら行かねえって言わなきゃ
行くんだか行かねえんだか分かんねぇじゃねーか、行けーー!!」
無理やり政吉に促されピンゾロに賭ける遠州屋さん。
政吉「勝負!」
ピンゾロの丁!
遠州屋「ウーウー勝った~勝った~ウンウン~やったー」
↑政吉との絡みが多い。たまには勝つ遠州屋さん。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
崩壊したいろは通りの賭場から遠州屋がふらふら歩いて来る。
遠州屋「やらしてくれよ~金はあるんだ…しょ、勝負させてくれよぉ~!」
↑結局いろは通りは復活したけど、また遠州屋さんは博打をしているんだろうか。
②おせいさんの一言
おせい「男がいなくならない限り、いつまでも残っていくのかしら…それを食いものにする奴らも…」
↑う~ん、男としては何も言えません(-_-;)
【感想】
三人のうち下手人は誰か?
標的三人の騙し合いのスリリングな展開だけでなく、なぜかいろは通りを活性化させてしまう半兵衛たちや、博打狂いの遠州屋さんなどコミカルな要素も多い。
最初の仕事屋への依頼のシーンで頼み人が不明なんだけど、最後にその不明だった依頼人から強烈な一言が飛び出すのも面白い。