にわ山の桜

　奈井江町の東側に広がるにわ山は、地元の人にとってなじみの桜の名所です。

　その昔、この辺りは露天で石炭を採掘していました。
　木を切り、山を削り、石炭を掘り…。そして、石炭を掘り尽くした後に、町の先人たちは桜を植えたそうです。

　そして、いまでは――。
　毎年、エゾヤマザクラなど1800本が、山全体を彩ります。

　今年は大雪の影響で見頃が遅れ、ゴールデンウィークを過ぎてから満開になっていました。

（平成24年5月8日撮影）

にわ山に春の花畑

　スプリング・エフェメラル（春の妖精）。
　雪どけ直後、木々の新芽が広がらないうちに、林の下一面に咲く小さな花々は、こう呼ばれています。

　毎年、にわ山の町道の両側には、あちこちで春の妖精たちが花畑を作ります。

　大雪だった今年は、例年より少し遅れて開花したようですが、エゾエンゴサク（写真）やカタクリ、エンレイソウがきれいに咲いていました。

（平成24年5月3日撮影）

春を告げるクロッカスの庭

　本町7区、板東賢吉さんは、とても熱心に庭の手入れをされています。
　そんな庭に春を告げるのが、一面に咲くクロッカスです。
　（写真には、福寿草の黄色い花も見えます）

　板東さんは、「15年くらい前に、庭のあちこちに球根を埋めておいたんですよ。球根だけじゃなくて種でも増えるから、いつしか庭一面で咲くようになりました」
「クロッカスは、他の花を邪魔しない春らしくていい花ですね」
と話していました。

（平成24年4月26日撮影）

 

 

 

 

• 
• 
• 
•