和庵

土佐に和庵あり!土佐弁に癒されに?来とうせよ。友達というもんは、まっことありがたいもんぜよ。

2011年3月の運勢

2011-02-25 | 九星気学

(3月6日~4月4日)

●天の気(宇宙全体のエネルギー)は【辛(かのと・金性・陰)】で、「新しくなる」「切り捨て」などの意味を持つ。明確なビジョンを持つ企業は強いしムードがよく、資金を集める力もあるが、ビジョンがなく不足不満にとらわれている企業は3月決算を乗り切れず、結果連鎖倒産が起きる可能性もある。今月、全体的に景気は良いが、良いようには見えず、マーケットはついてこないし株価は上がらないと見ていい。3月は今年を最も顕著に表す月であり、4月は来年を表す重要月となるから、3月~4月を注意深く見ていくと今年~来年の動向が見えてくる。4月に選挙があるようなら、来年一年は選挙の年となる。個人は、目標を目指して地道に学ぶ者、自分を磨き上げようとする者がツキとチャンスに恵まれる。

●地の気(地球のエネルギー)は【卯(う、ぼう・木性・陰)】で、「冒(おか)す」「覆い隠す」「茂る」の意味がある。今月は金銭的な問題が生じやすいし、詐欺にも注意が必要な1ヶ月。逆に現状にとらわれず、ビジョンを見て楽しんで歩く者は実入りが期待できる。不安や心配に引っ張られることなく、目標に向かって強引に突き進めば新しい種(可能性)を宿すことができる。

●人の気(生命のエネルギー)は【七赤金星(しちせききんせい・金性・陰)】で「一爻不足(いっこうふそく)」「悦び」などの意味がある。不足不満にとらわれてしまうと前向きになれないから、愚痴や不満、目標を諦めそうになったら早めにメンターに吐いて処理してもらおう。やる気の出ないときは、家族と食事に行ったり、仲間と飲みに行ったりするのもいい。人を褒めて喜ばせること、楽しむことが今月のポイントとなる。



◆一白水星
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。今月は意識的に変化させることが必要。今、何か新しいことに着手しているなら、それを止めてみたい。止めることで軋(きし)みが生じるが、軋んだほうが後々の稼ぎにつながっていく。新しいことをスタートさせるなら6月。また今月の一白は、その言葉に熱を帯びてくると金に手が届く。とかく「心がない」と言われがちな一白だが、しっかりビジョンを見てメリットを見つけながら歩いている一白なら、その言葉に熱が帯びて人を喜ばせることができるし、ダイレクトに金銭的な収入につながっていく。


◆ニ黒土星
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。今月の二黒は変人ぶりを発揮しながらも調子が良い。多少のだるさはあるが踏ん張る力があるから、わずらわしく感じる人間関係から逃げないこと。すると、お世辞だろうと褒め言葉だろうと、言葉で人を喜ばせる力が身についてくるし、そうすることで人生の節目を迎えることができる。社会的に必要とされることにあまり興味がない二黒だけに、期待されたり責任を負わされるのを嫌うが、実は見えないところで頼られているから、そこから逃げずに引き受けたことはきっちりやり遂げたい。すると1つステップアップできる。


◆三碧木星
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 30点。ちょっとしんどい今月の三碧。運の強い三碧はこれまでを終わらせて新しいものに取り組もうとしているはずだが、それがなかなか上手く進まず、腐ってあきらめたく
なってしまう。そうしたしんどい状況で、自分を高揚させるためにどんな「前向きな言葉」を使えるかがカギとなる。その言葉が情報・信用となって人が集まり、やがて金が集ま
ってくる。来年に向けて職変えしようとしていることや今年は結果が出ないことが大事。これまでの自分を終わらせるために、新しいことに打ち込むことで自分を鍛えてみよう。


◆四緑木星
(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 50点。両軌で半吉。調子に乗ってはいけないのに、つい調子に乗りがちな今月の四緑。一気にスパートをかけたくなるが、ここは慎重にいきたい。四緑は責任を嫌うが、責任を回避するために人を煽って動かそうとして、結局最後は全部自分が背負うことになる。その責任から逃げずに、受け切れたら吉、逃げたら今日となる。腹をくくって、何があっても全部自分の責任ととらえることができた四緑は凄みが出るし、しゃきっとする。ファッションや髪の色、メガネなどのイメージチェンジは吉。


◆五黄土星
(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 90点。これまで、五黄はとにかく謙虚さが大事と口をすっぱくして伝えてきた。にもかかわらず心作りせず、調子に乗っている五黄はあごが上がっているから金と縁遠く、見苦しい。これまで調子に乗っては、転んで痛い思いをしてきたことを、今ここでもう一度思い出したい。しっかり反省をして、地道に謙虚に歩くこと。できることだけをやるのではなく、ハードルを上げていこう。人を見て指摘するのではなく、よいところを見つけて褒めて喜ばせることが幸運のカギとなる。


◆六白金星
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。高運気で周囲に人が集まってくるため調子は良いが、個性を殺すことができずに自分の思いやわがままを通してしまいがち。ちょっと止まれと言いたいが、六白は別名ブルドーザーと言われるだけあってなかなか止まれない。心の矛盾を処理し調整しながら、理性の力で自分を止められる六白は運が強いから、無理に押さずにメリットを見つけながら、苦労や人の世話を選びたい。3月に新しい中年男性が出てきたら合格で、その男性がきっかけで巨大なネットワークを築いていくことができる。


◆七赤金星
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。運気はピークを迎えて八方広がりだが、山の頂にいることを忘れてはいけない今月の七赤金星。周囲がゴタゴタしてエネルギーはないので、全速力で何かやるのは上手くないし、今は無理をするより周囲をよく見回したい。仲間はいっぱいいるのだから、ついてきてくれるメンバーや遅れているメンバーに励ましの言葉をかけよう。すると自分が強引に引っ張らなくても仲間が奮起してくれる。人を褒めて喜ばせて、良い雰囲気作りを心がけることが開運のポイント。


◆八白土星
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。基本的に見栄えを気にし、表向き派手なパフォーマンスをしたい八白土星。周囲から押し上げてもらったり、引き立ててもらったりする八白はいいが、自分から前に出ようとするのはうまくない。高飛車で苦労を嫌う八白だが、今月は苦労や人の世話を選ぼう。トラブルも多く、なかなかしんどいが、ここは逃げずにじっくり腰をすえて取り組むこと。すると天の力が働いて引き立ててもらえるし、新しい八白へと生まれ変わるための種を宿すことができる。


◆九紫火星
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 40点。今月は苦手な育成に取り組まなければならない九紫火星。人との関わりや地道にコツコツ歩くことで心が疲れやすいが、ここは慌てず焦らず、じっくりいきたい。九紫は焦りから過去に失敗を繰り返してきたが、今月はそこを乗り越えよう。仕事をやめたくなったり、将来に不安が見えたり、疲れを感じたら、とにかく飲んで食べて楽しむこと。すると何とか乗り越えられるし、そこに人生の大きな変化の兆しを生んでいく。家族でおしゃれな店に食事に行くのもおすすめだ。


2011年1月の運勢

2010-12-20 | 九星気学

(1月6日~2月3日)

●天の気(宇宙全体のエネルギー)は【己(つちのと・土性・陰)】で、1月は見えないところで起き上がってくるものがあることを表している。「陰」なので表立ったものではないが、水面下で反対勢力が伸びてきたり、既存勢力に反対されながら立ち上がってくるものがあるはず。今月は【甲(きのえ)】に恵方がかかっているから、やると決めたことややりたいことがあるなら、反対されても思いをつらぬくことが重要なカギとなる。また【己】は「紀(=ただす)」を表すから、自分の我やワガママ、傲慢さをそぎ落とすために、師やメンター、家族、上司に対して主観を通さず、徹底して従ってみるといい。

●地の気(地球のエネルギー)は【丑(うし・土性・陰)】で「紐」の字に用いられるが、これは三本の糸が寄り集まった姿を表している。そのため1月は企業の統合・合併やM&Aが増えるし、弱い企業同士がくっつく場合もあれば、弱い企業が大きな企業に吸収される場合もある。また【丑】は「束ねる・まとめる・整理する」の意味があり、今月支社や工場をまとめたり、変革のために内需縮小を図ったりしている企業は今後かなり強くなると見ていい。明確な未来(ビジョン)を持っているかどうかがカギとなり、表向きには「つぼみ」にしか見えないが、そうした企業は金銭的にも潤っている。とにもかくにも、ビジョンを持っているのなら、そこに向かってつらぬき通していくことだ。行き先を信じて歩くものには必ず協調してくれる者や仲間がいるし、必ず利潤につながっていく。

●人の気(生命のエネルギー)は【九紫火星(きゅうしかせい・火性・陰)】で、人間関係上の争いに注意が必要。苦労を嫌い、人の世話を嫌っていたり、人間関係の問題で腐っているものは、無意識のうちに相手を言葉で傷つけて、思いがけないような形で争いが生じてしまう。一方、元気に明るく人を褒め、人のために苦労する者は割れない殻を突き破り、やがて目標へと手が届くようになる。


◆一白水星
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 40点。本格的な衰運の入り口に立ち、スピードを落としたい今月の一白水星。北西に廻座し、あちこちからオファーがかかったり、リーダーシップを求められて忙しいが、疲れもあって元気が出にくいし、責任を負担と感じてしまう。それでもいいから、とにかく求められたら「希望に応えよう」「しっかり責任を取ろう」と腹を決めて取り組もう。するといろんなものが見えてくるし、だんだん楽しくなってくる。好き嫌いや個人の都合は脇に置いて、公平に人と関わることが幸運のカギ。


◆ニ黒土星
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。今月は西に廻座して、役割やノルマが増える二黒土星だが、気分的にはかなり楽になっている。忙しい中でも遊びや楽しみを大事にしたいし、実入りも期待できる。1月に実入りの少ない二黒はどこか利己的で自分にとらわれているし、口から出るのは不満ばかりだから、そこをしっかり反省したい。一方、「楽しいね」と言えるニ黒は先の見込みが立つし、生き生きして金回りも良くなる。また1月は、過去に遣り残したことにリトライするチャンス。キーワードは決心・公平さ・健やかさ。


◆三碧木星
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 50点。何か終わらせるか、止めたいものがある今月の三碧木星。必要なものの中から愛着のあるものは残してもいいが、執着するものがあれば思い切って捨ててみるといい。すると自分にとって足かせになっているものが外れ、状況を打開していく。リスクや不安・不満もあるが、それ以外は全部満足できるはず。そして人も自分も褒めていけば、「これでよし」とコツをつかむことができる。何も止められないなら、「先が見えない」というリスクを捨ててみよう。すると分別がつくようになる。


◆四緑木星
(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 40点。2010年の最衰運期を今ひとつ抜けきれず、まだ体は温まっていない今月の四緑木星。あれもこれもとやりたいことだらけでじれったさを感じるが、つぼみが咲くのはまだ少し先となる。これまでに自分が傷つけてきた人のことを省みて、自分を作り直してきた四緑は「今はまだ慌てなくていいのだ」とわかるし、心の軋みが多い中でも口から出る言葉は明るく、元気に過ごすことができる。一方、焦りのある四緑は無理に行動を起こし、やりたいことを全部止められてしまうから要注意。


◆五黄土星
(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。月の最衰運期に入り、今月は過去と同じ過ちを繰り返しやすい五黄土星。わかったつもりでもまだまだ学びは浅いのだから、目立たず動かず、じっくり人の面倒を見たい。もともと「気」はいいのだから、今月は金銭的な余裕もないし、どこまでも人のために苦労しよう。チャンスを探して出歩き飲み歩くと、過去と同じ轍を踏む。止まってみれば、これまで見ないようにしてきた欠点が見えて「こうすればいい」「ここを変えればいい」とわかるし、決心できるから楽しくなってくるはず。


◆六白金星
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。今月は南西に廻座している六白金星。コツコツやるのが好きで、何事もキチっと順を追ってやりたい六白にとって、南西は一番調子が良いと感じるところ。今月は体調もいいが、地道に歩く中で未来(目標)が見えなくなる可能性があるから、常に目標にフィードバックをかけていきたい。人の世話でくたびれたり心労が増えたりするが、そこをどれだけ地道に行けるか。目立ちたい六白は苦労を嫌い、目標を見失う。一方、苦労を嫌わず数多くコツコツこなす六白はこの道で間違いないと見えてくるし、決断も良く楽しい。


◆七赤金星
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 70点。七赤金星の運気は好調で、本来のお調子者ぶりを発揮して「行け行けどんどん」のムードがあるが、今月は地道に一段ずつ階段を登ることを意識したい。押し上げてくれる人がいるからこそ今の自分があるのだから、それらに「大丈夫」「問題ない」と声をかけていくこと。さらに、七赤が手綱を束ねて引っ張り、しっかりリードすれば、人がついてきてくれる。多少リスクを感じても構わない。強引に進めていけば、やがて収益につながっていく。


◆八白土星
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。ここ数年で、今月1月が最も調子が良いと感じる八白土星。もし手元に利潤を生み出すモノを持っているなら、積極的に打ち出していきたい。喋るのがあまり上手でなく、八白が喋ると何となく詐欺っぽく聞こえてしまうから、説得・説明しようとせず、元気に自信を持って伝えればいい。押し過ぎれば、かえって引かれてしまう。知っていることだけで十分だから、繰り返し伝えてみよう。また2度目にツキあり。心の調和が相手にそのまま伝わるから、心を整えながら、元気に華やかに歩くことがカギ。


◆九紫火星
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 90点。今月の九紫火星は運気が強い。実力がありスタンドプレーは上手い九紫だが、調和やチームワークといわれると下手で、調子づくと槍玉に上げられてしまう。今月は目立って発言しなくていい。また目立った動きはせず、なすべきこと……自分の役割をしっかり果たしたい。上司でも親分でもいいから、仕える者のために陰役に徹し、大義名分のために役割を全うするとき、もっとも九紫が九紫らしく輝く。そうやって裏方に徹することで、自分の弱点を切り替えていくことができる。


2010年12月の運勢

2010-11-19 | 九星気学

12月7日~1月5日まで

天の気(宇宙全体のエネルギー)は【戊(つちのえ・土性・陽)】で、12月は茂るものと滅するものがある。新商品が発表・発売されたり、これまでこの世になかったような新技術や新発見があったり、異業種がくっつくことでまったく新しいものが生まれていくが、これらはすべて来年2011年の天の気【辛(かのと・金性・陰)】の影響を受けて姿を現してくる。そうやって新しいものが茂る一方で、滅していくモノや滅していく人生があり、これらは完全に二極化していく。今年2010年の天の気【庚(かのえ・金性・陽)】に従って、これまでを改め、改正・改善・改革を進めてきた企業や個人は好調だし景気が良いはずだけれど、そうでなければかなりきつい師走となる。新しい時代に合わせて自分の人生を切り開いていきたいなら心を作り直すしかないが、それもここ2~3年が勝負となる。だから今月は未来に向けて明確なビジョンを持ち、あきらめず目標に手を伸ばそう。そうやって伸ばした枝葉はしっかり茂り、やがて花が咲き実となる。

地の気(地球のエネルギー)は【子(ね・水性・陽)】で、「了(おわって)」「一(はじまる)」の意味を持つ。大黒字の企業・個人はきちんと終わらせるべきものを終わらせてあるから、何か新しい始まりがあって、それが今後の発展の兆しとなる。一方、大赤字の企業・個人は終わらせるべきものを終えていないから、闇の中で何が問題なのかまったくわからない。とはいえ一筋の希望の光(抜け道)はあるから、まずはこれまで見ないようにしてきたものをいったん全部テーブルに上げてみよう。そして、何を終わらせるのか(整理・清算・精算)を決めて、始めるものがあればその結果は気を長くして待つこと。天道のかかっている【辰】には「長い」という意味があるからすぐに形にはならないし、焦れば焦るほど物事が裏目に出てしまう。うまくいかない原因はすべて自分の中(心の中)にあるのだから、いったい自分の何が問題なのか、自己を認知し「新しい自分を作ろう!」と決心できれば、必ず希望の光をつかむことができる。三合のかかる【申】は雷をあらわしているので、やると決めたことは周囲からとやかく言われても自分の決心をつらぬきたい。また家族や仲間に声をかけたり、褒めて盛り上げることを心がけるのは大吉。

人の気(生命のエネルギー)は【一白水星(いっぱくすいせい・水性・陽)】で、「万初(ばんしょ)」、これも「終わって始まる」の意味を持つ。真っ暗闇の中で遠くに目標を持ち、手を伸ばすことで心を練磨していける月だ。目標に手を伸ばすためには不必要なもの……見栄・プライド・下手なこだわりを捨てること。また断腸の思いではあるが、馴れ合いとなっているような人間関係を整理し、距離を置くことで見えてくるものがたくさんあることを学びたい。未来に向けて強い決心を持ち、人に声をかけて楽しみながら歩き、自分を超えた人たちとどんどん関わっていこう。すると「自分」というものを知り、柔軟性や身の軽さが身につくし、たくさんの良い出会いに恵まれる。一方、未来に不安が見えるようなら決心が鈍り、必要なものが離れていくし、争いごとが起きたり、これまでの古い習慣を繰り返したりすることになるから注意すること。



一白水星(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。運気は強く、物を集める力もあり、八方広がりの勢いがある一白水星。今月は過去にやり残したこと、乗り越えられなかったことにもう一度トライするチャンスだ。ワンパクでわがままな一白は持ち前の行動力で動き回るために自分の置かれた状況や立場をいまひとつ理解できず、無責任になりやすい。時間や約束事に対して、いい加減な部分を周囲から指摘される一白は強運で、指摘を聞き入れて余分なものがそぎ落とされたら本来持っている一白らしい力を引き出すことができる。一白の「らしさ」とは……優しさ、柔軟性、触れ方の上手さなど。心が伴ってなくてもかまわないので、そうした「らしさ」が表に出てくるようになったら今月は合格。一方、好き嫌いや差別があれば全部崩れていくが、それさえなければ建設的に物事が進んでいくし、金銭的なゆとりも出てくる。


ニ黒土星(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 90点。下り坂で体調はイマイチだが、二黒は衰運期のほうが逆に好調と感じる星だから、今月は久々に調子が良い。ただし、この安定期にしっかり自分を整えておかないと、後でしんどい思いをするから、ここでひとつ腹を決めておきたい。スカウトやお誘いがかかったら乗ってみよう。もともと人と関わるのは好きではないし、褒めるのもあまり得意ではないが、やろうと思えば、二黒にできないことではない。たくさんの言葉を使う必要はないから、まずは「良いところを見つけて褒めよう」と決心しよう。すると人の面倒を見る力が身につくし、そのことで自分の中にある変化させなければいけない部分、余分な部分が見えて、それを止めることができる。まずは何かしら決心してみよう。そしてその決心を言葉にしてみることが大切。


三碧木星(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。体はだるくて休みたい気分だが、師走で周囲が騒がしく、三碧もなんとなく気ぜわしい。体調が悪いのに出かけなきゃいけないし、無理して出かけると体が対応できず寝込んでしまう。なかなか元気の出ない自分に不満がつのる。ぐずぐず言い訳をして断りたいところだが、そう言わずに出かけてみるとたくさんのヒントや発見がありそうだ。とくに家族との時間は有効に使いたい。正月には寝込んでもいいから、年内は心をちょっと止めて全体を見回し、必要な分だけ動いてみよう。人間関係上の苦労はとくに買って出ること。手のひらを返すわりに、意外と決断できない三碧だけに、今月は焦る心を止めて、人のために体を動かすことが幸運のカギ。


四緑木星(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。年の衰運期が明けつつあるが、今年無理をした四緑木星は再来年きつくなるし、12月にはそれが兆してくる。今月四緑は「変化」の部屋に入っているが、四緑はもともと変化を嫌うし、自分を作り直すことが苦手な星だ。来たものをかわす事はあっても、自分の心を何かに合わせて変えることはあまりしないし、面倒臭がりで、長続きしない原因もそこにあるが、今月はそれを切り替えたい。先を長く見て何かをするのは苦手だし、結果を早く求めてしまうが、先を楽しみに歩けるようになれば、やがて欲しいものに手が届くようになる。今月は過去にあきらめた目標をもう一度立ち上げ、苦労をいとわずに歩きたい。逆立ちしても働くというくらい、そもそも苦労人の四緑なのだから、短距離で考えず長距離に切り替えてビジョンを見続けることが開運につながる。


五黄土星(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 20点。南に廻座し、衰運期にもかかわらず勢いがある今月の五黄土星。南は太陽が南中するところで温度が高く影がない。どの星も南は勢いづくし、本来持っているごう慢さなど悪い癖が出やすいから注意したい。南にいるときは物がよく見え、ついつい指摘グセが強くなる。五黄が指摘したり人の悪口を言ったりすると、いかにも正論に聞こえるのだが、結局最後には自分の首を絞めることになる。無責任で普段から好き放題、言いたい放題の五黄や、「それは間違っている」と指摘してくれる人のいない五黄は、何とか指摘グセを止めたいが止まらない。それを避けるには、いつも仲間の中に身を置き、愚痴を言っても構わないから、自分の思いをちゃんと吐いていくことが大切。不足不満がたまってきているのはわかるが、その場で爆発させることはなんとしても避けたい。


六白金星(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。北に落ちて衰運だが、運勢傾向は二者に分かれる。未来が見えず、自分にとらわれ、あきらめて努力しない六白は目標を見失って人を傷つけたり、周囲の期待を裏切るような出来事に出合う。北に廻座しているときは、終わらせるべきは終わらせて清算し、目標をしっかり見て地道に人に関わり、人の面倒を見ていきたい。そうした六白のもとにはたくさんの人が集うようになる。暗闇の中でトンネルの出口を気にしている間は抜けられない。目標を目指して、そこに必ず行くと知って歩くことが大切。目標が見えなければ、早めにメンターに相談すること。評価を求めず歩くこともカギとなる。


七赤金星(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。地道なことを嫌う七赤が、今月は地道なことをしなければならない。ほら吹きで大風呂敷、いい格好をしたい七赤だが、今月ばかりは有言実行してもらいたい。持ち前の調子の良さが七赤のかわいいところだが、言った分だけやろうと決めたい。「またそんなことを言って」と周囲から指摘されるが、七赤本人は覚えておらず、そのときはそう思って言うのだから、尻拭いする者はたまらない。考えて話せと言われると気分が落ちていくが、自分を否定してくれる人がいるから向上できることを今月は学ぼう。向けられる指摘が半分は叱咤だが、もう半分は激励であると知れば、瞬間湯沸かし器のように感情的にならずに済む。相手の真心を受け取って自分の言葉に責任の持てる心を作っていこうと決心することから始めたい。


八白土星(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 30点。高運気にきて調子に乗りやすい今月の八白土星。八白は衰運期の学びが浅いと高運気にパッとしないことで不足不満を感じたり、つい騒ぎたくなったりするが、八白にとって重要なのは常に謙虚であること。八白は山だから、焦らず、調子に乗らず、あこがれて上ってきてもらえるようになるまでじっと待つしかない。八白のマネジメントのうまさは五黄に匹敵するが、一直線で融通が利かないし、柔軟性もない。そんな八白(山)は外からの圧力(地震)か自分の中の不満(噴火)で変化するしかない。また欲深く、自分がひいきされているにもかかわらず、他人のひいきが気になってしまい、関わる側としては気を遣う。そんな八白が調和を取れるようにするには、自分の役割を明確にし、序列やつなぎ目をはっきりさせたい。そうやって全体を俯瞰する智慧を身につけるには、苦労と人の世話を嫌わないことがカギだ。


九紫火星(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。東に出て絶好調の九紫だが、なかなか周囲との調和が取れない。持ち前のスタンドプレーを発揮するのはいいが、ミスをしたときだけ「九紫のせい」と言われてしまう。しかしそれは勢いあるときの宿命ともいえるし、素直に指摘を受けることが大事。言われたことで腐って反発すると人が切れていくし、受けることができれば逆に人が増えていく。九紫は人を導く力をもともと持っているし、非常に明るく活動的で発展的なのだが、うまくいかなくなると途端にナメクジに塩となってしまう。そうした意外にもろい心を、高運気のときにしっかり叩いて練り直したい。


2010年10月の運勢

2010-10-01 | 九星気学

天の気・十干は【丙(ひのえ)/火性・陽】。丙は人が一陽(目標・夢・希望)に向かって手を伸ばす姿を表していて、あきらめずに手を伸ばせば必ずつかめることを教えている。願いを持って歩き始めても結果が出るには時間がかかるし、その間、いかに自分の心と対峙して、不安をメンターに吐けるかどうか。そうやって心の処理をしながら、まったく先の見えない真っ暗闇の状況で心に一陽を作り出せるかどうかがカギとなる。

地の気・十二支は【戌(いぬ)/土性・陽】。戌月は季節(秋)と季節(冬)の間の土用を担当する月である。「戌」は落葉樹の葉が秋を過ぎてほとんど落ちてしまい、最後の一枚だけが木の枝に残っているという寂しい姿を表している。今月は心の持ち方一つで「茂」となるか「滅」となるか、どちらか二極に分かれることを示しており、次のサイクルを目指して自分の中の余分なもの(弱点・欠点)をそぎ落とし、捨てる者は次の種や希望がやどり、やがて「茂」となる。一方、自分の弱点をかえり見ず改めない者は、争いの種となる。弱点・欠点とは何か。それは古い問題で、長く尾を引いてきたもの。家族や周囲からずっと指摘されてきたにもかかわらず直らず、改まらず、気になりながらも見ないようにしてきた悪しき習慣である。その習慣に気づき、滅すると決心した心が種となって固まっていく。人が変わろうとするとき、必ず心が逆らい、ついできることだけやって逃げてしまいがちだが、これまで地道に学び、逆らう心に逆らうための力を身につけてきた者は、逃げずに歩くことで大改革できるし、見えなかったものが見えてくる。

人の気は【三碧木星(さんぺきもくせい)/木性・陽】。東の一白水星に暗剣殺がかかるため、うまい話や儲け話に飛び乗ると詐欺の被害に遭う可能性があるから注意したい。今月、経済活動のスタートは自重したいし、思うような回収も期待できない代わりに、自分の心作りをしっかりやること。金がないことにとらわれたり、不足・不満の心で今やっていることをあきらめたくなったら五黄殺。一方、その不足・不満の心があるから……生かしてもらっていることに感謝のない自分だから、それに見合った今の苦しい人生なんだと自己を認知し、そんな自分に気づかせてくれるためにすべての不足や不満があると気づけたら大吉。すべての不足は「必要があって、ない」とわかり、そんな自己を変えようと決心して歩けば楽しくなるし、いずれ目標に手が届く。何かやめたくなったり、しんどいときは食事や飲みに行き、仲間の中に身を置くと励ましてもらえるし、楽しくなる。


一白水星
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 50点。9月あたりに準備が始まった一白は運が強いが、運の悪い一白は自分にとらわれたまま、闇の中となる。決心が足りないと闇、決心が伴うと始まりとなる。本宮に八白が同会し、何か変化が起きてのスタートとなるが、必ずコーチもしくはメンター、引率者がいるはずだから、一つ一つうかがいを立て、主観を捨てながら進めたい。思い込みが強く、すぐ妄想で動いてしまいがちな一白だけに、見切り発車とならないよう十分注意すること。足を引っ掛けながら、止まりながら進めよう。すると声がよく出るし、よくしゃべるようになり、調和が取れるようになる。


ニ黒土星
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。運気は強いが、強いときのほうが下がって感じるのが二黒の特徴。足りないことや苦手なことなど、マイナスばかりに目が行くが、それはまさに気のせいである。そうやって苦手を理由にこれまで回避してきた問題にもう一度チャレンジすることでポテンシャル(潜在能力)が引き出されるから、積極的に前に出て声を出し、トラウマやコンプレックスを乗り越えていこう。足元ばかりを見て遠くを見るのが苦手な二黒だが、遠くを見れば足元は自ずと開けること(開近顕遠)を今月は学びたい。するとビジョンを持って人に触れることができるようになるし、自分の代わりに動いてくれる人や代弁者が出てくる。


三碧木星
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 70点。運気は強いが、三碧は自分のペースで歩きたい星だけに、周囲とのギャップを感じたり、自分で勝手な解釈をしたりして損をすることが多い。また三碧は気遣いのうまい星でもあるが、今月は周囲の期待に自分が追いつかず、感覚的に流してしまいがちだから、そこは面倒でも、必ず止まって再確認すること。そうすることで本来の三碧らしいペースに持っていけるし、見えなかったものが見えるようになる。一方、思い込みのまま流れに飛び乗って見切り発車すると周囲との調和が取れずに空回りし、腐って暗くなるから要注意。自分の足で一歩ずつ歩くこと。あきらめずに何度でもやり直すことは大吉。


四緑木星
(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。今月の四緑は人のため、誰かのために地味で地道な役割が回ってくる。誰かが認めてくれるならやるけれど、評価してくれないならすぐやめてしまいたくなる四緑が、今月はどれだけ地味にやれるかがポイントになる。竹を割ったようなさっぱりしたキャラクターの四緑だけに、敵半分・味方半分に分かれることが多い。地道に歩けばどんどん元気が出てきて、やがて必ずトンネルの出口が見えるし、そこには自分についてきてくれる人がたくさんいることを知る。好き嫌いの多い四緑が、どこまで合わないものに合わせられるかがカギ。


五黄土星
(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 20点。今月は過ごしやすい五黄と過ごしにくい五黄がいる。今月は動かなくていい月だが、動きたい五黄や口数の多い五黄はつらいし、ドツボにはまりやすいから気をつけたい。とくに言葉の失敗には注意したいところだが、西に廻座してつい口から出てしまう。家族や仲間を下げるような発言は避けたいが、調子に乗って余計なことを言ってしまう。とくに女性の場合、主人を立ててうだつを上げるのは妻の力であることを知っておきたい。余計なことを言わずに、気づいたことは自分でやる。やってほしいことはお願いする。口を慎めば、自分の代わりに動いてくれる人はたくさんいることに気づきたい。


六白金星
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 40点。個性的で気が短く、なかなか変化しづらい六白金星。今月は色んなことが形になりにくく、待っていても結果が出ないことについ腹を立ててしまうが、何事も結果が出るには時間がかかることを学びたい。そうやって心の調和を取り、「大丈夫よ」と言えるのは、必ず良い結果が出るし人も成長すると知り、期待して待っているからこそで、逆に人を当てにし、依存している間はどうしても相手に対して腹を立ててしまう。なかなか変われない六白が、今月心の調和が取れたら大したもので、地道に歩くことができるようになるし、人をほめて喜ばせられるようになる。


七赤金星
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)

  50点。今月の七赤は過去を乗り越えるチャンス。南の気を受けて、ものがよく見えるし、それが相手の心にヒットするが、それは決して自分の力ではないことを知っておきたい。すべての責任は自分にあると腹をくくり、未来に向かって歩くと決めること。逃げたいものがある人は、見えることが逃げ場所になってしまうが、見えることは今必要な役割でしかない。瞬間湯沸かし器のようで、いったん怒りに火がつくと許せないという思いが強い七赤だが、そんな自分や過去を乗り越えるチャンス。これまで学んできたものを熟読したり、お経を読み砕くには良い月。


八白土星
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 50点。今月の八白は、これまで逃げてきた過去を乗り越えるチャンスで、自分でも「ここが弱い」と知っている部分。今月は動かないこと、使い回されることが大事で、北に廻座しノルマがかかって、自分のことも自分以外のことも含めてかなり忙しい。そんな中で、自ら進んで動かず、周囲の期待に応えようと意識し、できない自分を必要としてくれている世の中に感謝できれば収入つながる。従順な割に臆病な八白はなかなか従順になれず、勝手な思い込みで勝手なことを言い始める。「やれと言われたからやっています」と手のひらを返すのは早いが、それは悪知恵でしかない。今月はそこを乗り越えたい。


九紫火星
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 70点。調子に乗らず、しっかり準備したい今月の九紫火星。これまでの課題をクリアできたかどうかを、ここでもう一度見直そう。前に出たい、飛び出したい自分の弱点を、周囲に指摘してもらうことができたら弱点を埋めることができるから、その指摘はどこまでもありがたい。その周囲の指摘を感謝の心で聞き入れることができるかどうか。ブースターに火がついたら飛び出てしまうし、飛び出したら毒しか吐かない九紫が、どこまで止まって落ち着いて、自分を省みることができるか。それができたら、今月は合格。


 


2010年9月の運勢

2010-09-09 | 九星気学

 

●天の気は【乙(きのと)/木性・陰】
恵方は6つ先の庚となる。8月のテーマは何か新しいことを始めることだったが、9月は8月に始めたことが軋(きし)みながら進む月。【乙】は、殻を割って出た芽が土の中で石にぶつかり、曲がりながら右往左往する様子を表している。早くも進めないし、まっすぐにも進めずガタピシ軋むが、それは正しく進んでいることを【乙】は表している。始めたことがうまく進まず、「続けよう」という心も折れそうになって、「何で始めてしまったんだろう……」とか「やめておけばよかった」と思い、やる気が出なくなる。しかし、経験のないことやる時はこのように心が軋むもの。軋んでいる状態がうまくいっているサインだということを知っておこう。8月に始めたことをやり通し、前を向いて歩く人を天は応援してくれる。今月は、困難の中でもあきらめず、前に向かっていく心の強さを身につけたい。

●地の気は【酉(とり)/金性・陽】
酉は酒壺で、底に宝や熟した飲みごろの酒が入っている状態を表している。その宝や酒を手に入れようと底に向かって手を伸ばしても、酒壺の入り口で右往左往と軋んでしまうが、あきらめずに手を伸ばせば絶対宝に手が届く。その宝とは、自分が一番ほしいもの……お金、人脈、心の成長などであるか
ら、あきらめず、目標に向かってしっかり歩いていこう。

●人の気は【四緑木星(しろくもくせい)/木性・陰】
天の気【乙】や地の気【酉】にあるように、軋みながらも歩いて行く姿が【四緑木星】の「完成」につながる。軋むためには新しいことを始める必要があるが、これは百日行のように、毎日継続できるものがいい。9月のポイントは西(七赤)に回座(かいざ)した六白金星で、ここに【月建】と【恵方】がかかっている。六白のキーワードは「大志」「大始」「決心」で、目標に向かって歩いている人にはご利益がある。そして七赤のキーワードは「仲間」。しんどい時は人や仲間の中に身を置こう。メンターに話を聞いてもらい、仲間とともにいて人を褒めることに意識を向けよう。そうすれば、思うようにならない苦しい状況の中でもメリットを見つけ、今を楽しむ力が身についていく。
また、六白と七赤はどちらも金星であるため、今月の行をきちんとこなした人は、金のなる木を手に入れ、いやでも儲かるようになるだろう。そんな9月の合言葉は「気のせい」と「大丈夫」。苦しくてしんどい状況の中では大丈夫なんて思えないが、思えなくてもいいので、とにかく言葉にして言ってみよう。言えない人は心の調和が欠け、人に対する悪口や愚痴、不平不満が口からてくるようになる。
こうなると、腐り(あきらめの心)が生まれてきている証拠である。マイナスの言葉を口にしたくなったら、メンターに相談しよう。そうやって、自分の弱い心から逃げずに歩いて行った人は、来年一年間を楽しく過ごすことができるようになる。リーダーで、食事やお酒の席に誘われるのは大吉。


ワイングラス 一白水星
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 50点。焦らず、準備に費やしたい一ヶ月。ゆっくり時間を使ったり、止まって目標の確認をしよう。するとこれまでのことが全部つながり、これからどうするべきかが見えてくるし、金銭的なメドも立っていく。9月は前に出すぎず、飛び乗らず、とにかくじっくりいくこと。女性なら妻・嫁・母・姑としての自分の本業をしっかりやりたい。また実家の母に連絡したり、長い間放置して生きた古い問題に着手するには良い月である。男性なら、妻・母孝行しよう。

ワイングラス 二黒土星
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 40点。陽運気だが、ほかの星のように運気の波がない二黒には衰運のように感じてしまうのだから、今月は調子が悪くてOK。ただし、不満が多いとチャンスを逃すし、他人の噂話や悪口、言葉の失敗には特に注意したい。何かと人の面倒を見なければいけないし、頼られると「私ばかり……」と不満を感じるが、ぐずぐず言わずにやると決め、積極的に関ること。そうできる二黒には未来がちゃんと見えているし、二黒本来の優しさと安定感が出てくる。余分なものが見えたら捨てること。

ワイングラス 三碧木星
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 50点(60点)。調子は悪い。どこに行っても「全部お前が悪い」「お前のせいだ」と責任を背負わされてしまうが、実際はこれまでに乗り越えられなかった過去を乗り越えるチャンス。自分がやりましたと評価を求めることをやめ、全体のフォロー役に回ろう。縁の下の力持ちとなり、人を支えようと決心し、人間関係の気配りができたら、過去を乗り越えることができる。ものが良く見えるようになり、たくさんの人が集まってくる。が、できなければ闇のままとなる。

ワイングラス 四緑木星
(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。これまでの人生の積み重ねが大切で、どう生きてきたかの結果が出る一ヶ月。八方広がりで、だれも注意してくれないし教えてくれないから、言葉遣いに気をつけながら、騒がず謙虚に過ごしたい。本来優しく柔らかい四緑だが、竹を割ったように好き嫌いがはっきりしている。だから中宮で調子に乗らず、生涯苦労がある覚悟を決めること。次の9ヵ月後、9年後を見据えてどうなりたいか、目標を見直そう。人に頼られたら「させていただく」という布施の心で受けたい。

ワイングラス 五黄土星
(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 40点。柔らかい雰囲気を持っているし、人がたくさん集まってくるが、調子に乗らないこと。「教えてやろう」と傲慢な態度になると見苦しいし、あれこれ問題が起きてくる。良い人材も離れていく。だから謙虚に優しくを心がけたい。これまでの歩みが正しい五黄はスカウトがかかったり、仕事の依頼が来るだろう。もしそうした話が来なければ、よっぽど根性が悪いから反省すること。何か長期で達成するような目標を立てると良い。

ワイングラス 六白金星
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 40点。山を下り、衰運に入っていることを忘れがちだから、あまりばたばた動かないこと。仲間や家族と楽しい時間を過ごしたり、これまでを振り返り、家族や仲間との関わり、事業の進め方に問題はなかったのか、省みたい。人に会いたくなかったり、人との関わりが面倒に感じるが、みんなに求められたら表に出て行き、人の中に身を置こう。すると優しさとやわらかさが身についていく。実質的にお金に恵まれ、余計調子に乗りやすいから気をつけよう。

ワイングラス 七赤金星
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。勢いのあるとき。だからこそ、自分の役割をいったん止めて、まとめて、整理したい。そこに自分がこれまでやってこなかったこと、雑にしてきたことなどが見えるかどうか。七赤はノルマがかかるとそれを適当にごまかして人にふったり、やらせることが多い。そうやって適当にやることで逃したものが多いし、言葉の過ちも多かったことを反省したい。自分がいかに責任を果たしてこなかったか。またそんな自分を支えてくれた人、引っ張ってくれた人に感謝できればOK。


ワイングラス 八白土星
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。南に廻座するのでものが良く見えるし、意外と落ち着いて過ごせる一ヶ月。メンタリングは的を得ているし、リーダーシップを発揮しやすいが、かといって、目上に対して調子に乗ってしゃべるのは控えたい。評価されないことへの不満から、ほめられたい、認められたいという思いが強くなり、八白の言葉はどうしても生意気に聞こえがちだが、いったい何のために評価されたいのか。させていただけることがありがたいではないか。そうやって柔らかさを心がけ、コツコツ歩く八白の周りには、うじゃうじゃと人が集まってくる。

ワイングラス 九紫火星
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点(もしくは∞)。北(最衰運期)に廻座し、九紫にとってはつらい一ヶ月となるが、心作り次第では大吉となるから、今月は苦労を惜しまずやってみたい。基本的に投げるのが早い九紫だが、それをやめて、とことんまでやってみよう。そうすると、必ず今の人生に光が見えてくるし、失くした信頼と元気が戻ってくる。また親分が見つかるか、すでに親分がいる人は「この人についてきて良かった」と思える状況になる。とくに2~3年修行した九紫はひと皮向けて、器用で地味なことができるようになる。


2010年8月の運勢

2010-07-24 | 九星気学

●今月は五黄中宮で五黄殺・暗剣殺がなく、晴れやか。
まず、天の気は【甲(きのえ/木性/陽)】だから、殻を割ることが大事。種がバキッと音を立てて堅い殻を割り、芽を出すことができるが、何かを始めようとすると周囲の反対は大きい。
また、吉方をとるといっても資金的な厳しさがあったり、周囲の反対があったりして、いろんな困難があるが、それらを打ち破って強引に出てくる者に天の応援がある。
とくに【甲】は東の十干だから、元気に明るく前向きにやっていくことが大切だが、この殻を割る力は7月の【癸(みずのと)】で手に入れることができる。「これ!」と一本決めて貫くことを「揆一(リーダーシップ)」、もやもやすると「一揆」となるから、そこで身につけた貫く力で、行くぞと目標を決めたら強引に割っていく事が大事。やりたいことがあったらやってみること。8月に割って出なければ、9月では遅く、芽を出すことはできなくなる。
今年は5月中に準備をして、6月にスタートを切らなければ遅いと言っていたが、もう一度そのチャンスが8月に来る。もしくは6月にスタートしてなかなか前に進まなかったものを、8月までには絶対前に進める。ただ、もう出遅れていることは間違いないし、また出られない可能性がある。ということは7月中に腹を決めておかなければいけない。7月の十干は【癸】、恵方は【丙(ひのえ)】。【丙】は一陽(希望・目標)に向かって手を伸ばすことをいう。だからそこに手を伸ばし、すぐに届かなくても、周りが反対しても、思い切りスタートしてみる。その困難を打ち破る力をいま、天の気に助けられて得る。困難だと思うその心こそが「堅い殻」なのだから、「行く!」と決めて割っていきたい。

●地の気は【申(金星/陰)】。8月はかなり暑くなるが、雷が多く、秋が来るのが早く感じられるかもしれない。
申は空を割るくらい、思いを貫いた者が勝ちと書いてあるから、そうした人を地の気も応援してくれる。保障があるかどうかでなく、自分のビジョンに向かって「行きたいかどうか」「やりたいかどうか」。逆に始められないならば、止めなければならないものが何かあるはず。もしくは着地点を見失って、まだ着地していないものがある。早い人は5月中に殻を割って6月にスタートしているが、遅い人はいまだに割って出られない。きっとそれは主観であり、まだまだ自分の考えや生き方にこだわっているから、そこを改めたい。7~9月は問題をテーブルに上げて処理しやすい。
さらに8月は南西に月建がかかるから、古い問題を処理しやすい。とくに親族関係で揉めている話は絶対に処理したほうがいい。もし新しい関係を作れなかったら月破となり、処理できれば月建(大吉)となる。中でも、実家やお墓の問題は処理したい。
また8月は先祖や親を大事にしたい月。お盆には長めの休みを取って、実家の親孝行をしておくと良い。さらに【子】に天道がかかり、天も人も終わって始まることを好んでいる。親や先祖のことに対して、または自分の目標に対して苦労を選び、自ら進んでやってみたらどうか。はじめは、状況が悪化して行くように見えるかもしれない。反対を押し切っていくとか、負債を背負うとか、融資を受けるとか、坂道を転がり落ちて行くような気になるかもしれないが、それは天に通じる道だから安心していい。その苦労を選んでみると、5ヵ月後に必ず結果がもたらされるし、信用が伸びていく。そのためにも、まずは心の調和が大切で、自分がやっていることを自分が納得しておかないといけない。「講座で言っていたから」「メンターが言っていたから」ではなく、自分が言われたことに「納得」できないといけない。行くも行かないも、自分で決断でするんだと知っておかなければならない。その心の調和から、信用が伸びていく。とくに商売をやっている人は信用が伸びると営業に繋がる。8月は心の整いと古い問題の処理(顧客との関係やこれまでの営業姿勢)を行えば、特別営業を拡大しなくても良い。

●人の気は【五黄土星(土性/陰陽なし)】で、どてっ腹(心)に腐りあり。
だから吐き出して処理して行くことが大事な月だ。それぞれの星が本宮(本来の場所)に戻るから、収めるべきところに収め、やるべきことをやりたい。または収めるべきところ、やるべきことがはっきり見えてくる月でもある。それぞれが自分の役割、父・妻として、息子・娘として、主人・家内として……というふうに、役割を果たしたい。それが唯一、自分のチャージになる。
自分が今どこを歩いているのかわからない人はなおさら、なすべきことをやり、自分の役割を一つ一つこなしていくことが大事。そうすることによって古い問題が解決し、割れない殻も割れるようになり、心も整っていく。道に迷ったときは、なすべきことをする。それが「らしく生きる」ことにつながなる。


ペン一白水星
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。北に廻座するが、本宮だから実家に帰ってきたようなもので、比較的過ごしやすい。が、やるべきことがたくさんある。北は動くなと言われるところだが、実際は動くことだらけ。そうやって使い回されるうちはラッキーだが、自主性が出てくるとアンラッキーとなる。本宮にいるからワガママが出やすくなるが、本業をやるべきときだから甘えてはいけない。慣れたところだから無意識でできることがたくさんあるし、なすべきことをやれるだけのゆとりがある。天道がかかっているから、過ごしやすさは今まで以上のはず。実家で親を休ませて家事をするたびに、また役割を全うするたびに気付きがあるはず。大事なのは自分の活動ではなくて、自分を生んでくれた命に対しての気付きだろう。地味な月で表に出られないが、それでいい。そうやって苦労を選ぶ一白は今月、先を見通す力を得る。8月のイメージチェンジは大吉。


おにぎりニ黒土星
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 90点。二黒は高運気に入ってきて、調子が悪く感じてしまう変わった星。行き先が見えなくなって、ポロポロと不満が出てくることで、その目標はやりたくてやっていたわけでなく、制限でやってきたことに気付きたい。「やらねばならない」と思っていると不満が出てくるから、「私は本当に楽しめていなかった」と知らなければならない。そこを見つけられるかどうか。目標があって、それを優先していると家や他の部分に規制がかかるから、周囲から不満を言われることもある。その時に自分がどう反応するか。そうした中で、二黒らしいリーダーシップのとり方がわかってくる。金銭的に8月は過ごしやすく、臨時収入がある。だからなおさら不満は出さないようにしたい。仕事の誘いや、自ら新しい営業先が見つかる可能性もある。母業、妻業はしっかりやること。


晴れ三碧木星
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。 今月の三碧はずいぶん過ごしやすく、とくに三碧で、今現在お金の心配がない人は、人生のジェット気流に乗ったと思っていい。お盆の時期で、何かとお金が出て行く一方でも、お金の心配がないなら良い風が吹いている。少しずつ気持ちにゆとりが生まれるから、8月にいろいろな問題が処理できるはず。三碧はあちらこちらに手を出していく猿のようなところがあるが、仕事は意外にきっちりできる。主役が好きでなく、支える側で、人の役に立つことを喜びにする星でもある。それがきちんとできるようになる。「人の役に立つことが面白い」とわかってくる。だから影役が多くなるだろう。運気は80%だから、大股で影役をやっていくと良い。苦労を嫌わないと、なお良い。今月三碧は、これまで自分がいかに周囲に調和を取ってもらっていたかが理解できる月だ。


ラブレター四緑木星
(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。 今年無理をした人はきついだろうけれど、そうでない人はここから少しずつ楽になってくる。【辰・四緑木星】に三合がかかっているから、遠くにビジョン(目標・夢)を置いていきたいが、本来四緑はそれが苦手だから、ちょっと頑張らないといけない。とくに実質的にはきつい時だから声を出していきたいし、カラ元気でいいから、元気に明るく振舞いたい。ところが責任を背負わないといけない諸問題が出てくる。そこから逃げないためには遠くを見る力が必要となる。人生を長い目で見れば、責任を持つ力が出てくる。8月は、長い目で見て自分の成長を待ったり、遠くのビジョンに向かって歩いたり、声を出していく事が大切。すると、これまで逃げてきた部分から逃げずに歩けるようになる。結果、「私の人生はこれで良いんだ」と思えるようになってきたら合格。今月四緑は、自分の言葉に責任を持つという力を身につけるチャンス。


ショートケーキ五黄土星
(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 男の五黄は60点で、今月は言葉の失敗に注意したい。自分の気持ちが前向きでないときは、必ず誰かに対する不満、それに対する悪口が出ているだろうから、それを戒めたい。悪口は言わず、努めて明るく言葉をかけていく。女の五黄も60点で、自分の中の矛盾がなかなか埋まらない。だからといって、場の雰囲気を壊すような発言はいけないし、飲む席ではとくに注意したい。アクが強く、周囲の心が荒んでいくようなこと事を言ってしまいがちだから、努めて明るく、調和を保つことを考えること。男女どちらにも言えるが、8月の五黄は黙っていても助けてくれる人は多い。その助けてくれる人たちに対する不満が出てくると、調和を欠き、発展を阻害される。とくに中宮だから勢いが止まらない。周りが同調してくれたり、調和を欠いても持ち上げてくれたり、なだめたりするものだから、自分でコントロールがきかなくなる。そうやって自分の言ったことが正論になりがちだから、戒めたい。仲間や目下の者に指摘されたときは、ちゃんと聞かなきゃいけない。8月は目上からの指導は受けられない。今月、男の五黄は人の褒め方を、女の五黄はリーダーシップの取り方を身につけることができる。


車(RV)六白金星
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)

  90点。勢いがあるが、なかなか真っ直ぐ進めない。けれど少しずつ気のふくらみが出てきている。運のいい六白と悪い六白の差は「健やかさ」と「施し」。全体を見渡せない六白は運気(運命)が悪い。そういう人はこれまで人間関係を持つことを嫌い、人の世話をすることを嫌って、楽を選んできている。そしてパフォーマンスが激しい。今月、この勢いの中で、表に出ない六白は運気が強い。下がるから全体が見渡せる。見えないものが見えるようになってくるはず。お金を持っていない六白は運が悪く、その差は顕著。変化が苦手な六白だが、変化を好めるようになってくれば強い。それは自分を乗り越えた証拠で、生活が楽しくなってくるはず。六白らしくありたい8月は、「鋭進(早い決断)」と「剛(緻密な戦略の立て方)」が必要になってくるから、早く確実なものを生み出す力が六白のらしさとなる。人との関わりが面倒くさく、苦労に飛び込めない六白は運が悪いし、それは焦りからくるのだから、緻密な論理を早く展開したい。今月六白は、派手なことだけやっていても駄目だということと、地道さを学ぶチャンス。


コーヒー七赤金星
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 70点。来年に向かって勢いが盛んなままだけれど、来年中宮に入ることを踏まえて、ちょっとクールダウンしたい。一度止まって考えるくらいのペースがちょうどいい。動く歩道に乗っているようなものだから、止まっていても進むが、ここで一服したい。一服して、自分が全体に対して公平に関わっているかどうかを確認しよう。自分の役割ややるべきことを他人に振っているのではないか、もっとできるのに、やらないまま歩いているのではないかと省みたい。七赤はもともと人の想いをくみ取るのが上手いが、それが自分本位になってしまうから上手くいかない。横との繋がりが大事な星だから、本来持っている力を引っ張り出すためには、一旦止まって自分の公平さを省みることが大事。すると育成する力とリーダーシップが手に入る。今月の七赤は、止まって考えることの大切さを学ぶチャンス。


家八白土星
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。全体的に良い感じではあるけれど、いまひとつノリが悪い。今年は中宮にいて、五黄との絡みが悪くパッとしないが、ここから徐々に良くなっていく。今年・来年といい雰囲気だけれど、八白にはそれがアダとなる。山の頂上にいるような状態で見え過ぎてしまって、伝えても言葉が届かない。誰も登って来ない山の上にいて、周りを見渡して気づきはたくさんあるのだが、なかなか声が届かなくて孤立感がある。仲間はたくさんいるが、頼り方を知らないのだ。八白には「山」という意味があって、山は動かない。その八白が、人はいるのに動かす力がないと孤立感が増す。ところが来年の気(60点)が来ると、今年との差であるマイナスの40点を埋める作業が始まる。八白はできて
いないことが目についた方が元気が出る。逆に恵まれていると不足を多く感じる。だからこれから良くなってくるはず。今、あれもやりたい、これもやりたいとビジョンが見えている八白は強い。今月八白は、本当に楽しむということを学ぶチャンス。だがそれは全体が楽しんでこそだとわかる。


化粧九紫火星
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。けっして悪くはなく、ちょっと一休み。一服して火水の問題を乗り越えていきたい。無理をして走ってきたのを一旦止めて、ゆったり時間を使ってみよう。考えても仕方ないから、家のことや実家のこと、置いてきたものを掘り起こして、じっくり一つずつ対応して行くことが新しい出発を生む。九紫は自分が決めた通りにならないと嫌だが、全部テーブルの上に上げてみると、自分のせいで、いかに周りが我慢してきたことがわかる。それが見えたら合格。今月九紫は、苦労を選ぶことの大切さを学ぶチャンス。修行している人は、この道でいいと確信が持てるだろう。 

 


2010年7の運勢 

2010-07-06 | 九星気学
小雨天の気は【癸(みずのと)/水性・陰】は冬を表すが、癸の寒さは表に見えない。だから景気は上がってこないように見えるが、実際に金融は良い。銀行に蓄えられて回らなかったお金がマーケットに出てくるから、株価は上がらないのに、世の中にお金が出回る。ボーナスを多くもらう人もいれば、今日の生活が苦しい人もいる……というふうに貧富の差が広がって、『一揆(反逆・反乱)』が起きる。ところが、初志貫徹すると言えたら『揆一』となり、リーダーシップを発揮できる。つまり、目標があるなら「初志貫徹」することだ。状況が悪くとも、方向転換せずにつらぬきたい。7月は周囲の反対があって自分の意思を通せないと、組織が空中分裂してしまう。リーダーとして見限られるか、強引に引っ張っていく力があるか。『揆一』に分があるから、押し込みたい。リーダーとは「二人以上を引き連れている人」のことをいうから、二人が何を言おうと「ついておいで」と言える事が大事。どこへ行くか(目標)が明確ならば、自信を持ってそう言えるはず。つらぬき通す力が『揆一』であり、それを天は求めている。恵方【丙(ひのえ)】は思い切り手を伸ばせという意味がある。だから目標に向かってグッと手を伸ばして、あきらめないこと。先が見えなくても、状況が不利でも手を伸ばす。冷え切っているからと弱気になるとご利益は期待できない。

小雨地の気は【未/土性・陰】に月建。『未』は木に枝葉が生えて、向こうが見えない状態。見えないものが来るから未来という。だから、未来は自分で決めたい。決められなくて「いったいどうなるんだろう?」と不安に思っていると、その不安通りの事が起きてくるし、とくに経済については「どうなるの……?」という不安が大きいから、しっかり目標を定めて、「ここへ行きたい!」と目標を声に出すことが大切だ。現状がどうあれ「やる」と声に出してやれば、古い問題が解決される。逆に古い問題を解決しないまま、自信がなく目標を言葉に出来ない人は、全てが止まるし、それはものが見えていないからである。きちんと目標が見えていて、それを言葉で示せたら、それを天地(宇宙の気と地球の気)が応援してくれる。また【卯】に天道がかかり、『芽』を表す。声を出した者には調和ありと書いてあるから、っ黙って動くのではダメ。リーダーが何をやりたいのかが明確であることと、それを声を出して「あそこへ行くぞ!」と言うと調和が取れる。それはすでに芽が出ていて、天(目標)につながる道となっている。リーダーに目標が見えていて、ついていく方は「リーダーがそう言うならついていこう」という状態になったら7月は合格。

小雨人の気【六白金星(ろっぱくきんせい)/金性・陽】でリーダーシップが問われるが、この時に強引さは必要ないし、「なぜついてこない?」と責めなくていい。責めるとその不満に対して暗剣(凶)が動いてしまう。「大丈夫、ついておいで」と伝えたいし、もし過去に損をさせたり、まずい点があれば、そこはすぐに省みて、「それは悪かった」と言えることが大切だし、リーダーの務めでもある。リーダーである以上は、全ての責任は自分にあると知っておきたい。責任が取れないと、人間関係に腐りが出てしまうし、「なぜ私ばっかり」と心の調和が取れず、問題が大きくなってしまう。北に【二黒土星】がいるから、人間関係は時間をかけて地道に対応したいし、組織であればメンバーの話をじっくり聞く姿勢が大事。目標を示しても動かないなら、ちゃんとメンタリング(心の整理)をしてやる必要がある。そうやってお互いの心を明らかにし、心を通い合わせることが大切で、とくにメンバーに中年男性がいる場合は面倒を良く見てやること。


雨一白水星(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 50点。衰運で火水の関係となるから、だからちょっときついかもしれない。感情的対立をあまりしない一白は、言わない分、感情を内に閉じ込めてしまう。そんな一白が7月は調子に乗りやすく、人を人とも思わないぞんざいな態度になるなど、人間関係はこじれやすい。心を整えてこなかった一白からは人が離れ、自分の心を鍛えてきた一白は受けることができる。面倒くさいと思う相手が出てくるが、そこは聞き流す、受け流すといい。「また?」と言いたくなるような、流れを止められるような事が起きてくるし、そこで一白の弱点が明らかになる。7月はコツコツ地道にやって、答えを早急に求めないことが大事。堂々巡りのように元に戻され、同じ事をやらされるが、それを地道にこなしていこう。それで人がついて来れば、行ができたという証。目の前に来たものに対して流さずにじっくり考える事で、エネルギッシュな力が自分の周りを取り巻き始めるし、その結果、何かしら新しいことが始まる。

雨ニ黒土星(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)
50点。二黒は北(最衰運期)に落ちている時は、逆に高運に感じるから過ごしやすいし、また7月は本宮に『天の気・未』を背負っているから、高望みしていい。北の一白には「裏・雇用」という意味があり、二黒には「従順」という意味がある。引率役ではなく、本当に裏方の役が回ってくるから、その役割に関して、ちょっと欲張ってみてもいい。積極的に裏方に回ると良い。北にいる時は唯一、表に出なくて良い。ところが、裏方だけど声を出さないといけない。やるならちゃんと「やります」と声に出したいし、そうすることで相手に安心感を与えられる。自分のリーダーに「させていただいてよろしいですか?」と確認していこう。奉(たてまつ)って、許可をもらう。その確認作業が大事で、不決断(決断できない)を持つ二黒だが、声を出せば決心が生まれてくる。さらに二黒にとっての本来の自分の姿を見つけるチャンスでもある。

雨三碧木星(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 70点。三碧は良い感じで、問題やトラブルもいろいろある三碧だが、それを気にしない強さがある。そんな三碧が南西(高運期の入り口)にくる7月は思い切って何かを始めたい。一度あきらめたものか、憧れているものをビジョン化して歩くことに月建あり。さらにビジョンを持って、心の中の問題を処理して行けば心の調和が取れるし、天への道に通じると書いてある。ところがそれが苦手な三碧は、つい手前勝手な受け止め方をする。持ち前の軽さが処理を浅くする。だからもう二段深めて欲しい。「懺悔(気づき→感動→反省→決意)」をしっかりしたい。それを心がけていくことによって、九紫の世界「先を見通す力、物を見抜く力」が身につく。

雨四緑木星(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 40点。責任感が足りない四緑が、今月は「責任感を持つ」と腹を決めると天道(目標への道)につながる。「大丈夫、私が全部責任をとります」と言えたら大きく化けることができるし、経営危機から突然、金策が上手く回るようになることだってある。天道はつなぎ目のない、長いエスカレーターに乗るようなもので、真っ直ぐ登っていく。そこに乗れるか乗れないか。四緑は無責任であるため、人がついていけなくなる。四緑は思い込みが強いだけで、先(目標・ビジョン)が見えているわけではないが、この四緑が責任を持つと言えたら、先が見えてくるし、人がついてくる。

雨五黄土星(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 80点。五黄は南東にくると良い感じになるが、だからこそ調子に乗りやすい。自分の力でどうにかなっていると思いがちだが、それで過去に失敗したことがあるはず。変なリーダーシップを取り始めるが、五黄はどこまでも番頭役であることを忘れてはいけない。「おかげさま」の心を忘れると、誰もついてこない。五黄は名番頭、名参謀と言われるから、物がしっかり見えていることが大事。最大吉方の九紫は「分別」だから、後ろからついてくる人に振り向いてまであれこれ構うのは、目標が見えていない証拠。また、後ろに来る人がいることに安心感を持って、その人を責めることを目標としているのは、孤独からくる依存。その心に気づく良い時期だから、意識して過ごしたい。

雨六白金星(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 100点。六白は次の衰運に落ちていく時の準備をすでに始めたい。調子が良くて見えなくなる傾向が強い六白は、白夜のようなつもりで調子に乗っていると北西、西の衰運期になったときにツケが回ってくる。六白は止まっていても進むから、後ろに向かって進むくらいの心持ちで、どこまでも謙虚に努めたい。その中で不満が出てきて、人を叱責するのはアウト。喋らなくて良いが、指示を仰がれる。その言葉が全部ヒットするから調子が出て、どうにも止まらなくなるから気をつけたい。だけど7月は六白らしくなれる月。天は仰ぎ見る、圧倒的な差がある。それが安心感や責任感になる。十分に仲間もいるから、「大丈夫」を合言葉に自分が責任を取って後押ししてやるといい。

雨七赤金星(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 100点。来年に向かって良い感じの七赤は、ここでひとつ決着する。中宮は頂点に来て水平飛行している状態で、次は下に落ちていくのだが、七赤は北西に来ても水平飛行の状態。なので、今のうちに目標をちゃんと決めておきたい。行く場所によって軌道が変わるから、今のうちに軌道を上げる。見えないままで行くと凶、見えてくると吉。本宮に八白が廻座し、「引退」の上に「変化」が乗るから、今までと方向性が変わってくる可能性がある。だがそれは天の導きによる変化だから個人の実力ではない。陽運気にある七赤は目標をかなり大きくしておくといい。

雨八白土星(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 70点。ちょっと疲れが出てくるが、その疲れの元は不完全燃焼。高運なのに全部出し切れていない感じがある。それがここにきて、ピントがガチッと合ってくる。その結果として、実際に金銭的な利が出てくる。大事なのは、疲れているなら一旦荷を全部降ろして、飲みに行ったり食べに行ったり、カラオケに行くこと。とくに家族との夕食の時間は大事にしたい。何かから離れたいと思うのは危険信号。不測不満が出そうになったら、友人知人と飲み食いしてカラオケに行く。そこに実質的な金銭的喜びが出てくる。人によって度合いは違うが、6ケタから始まって7~8ケタと余分な利潤が生まれる。そのお金は友達と飲みにいったりしてパッと使うと良い。

雨九紫火星(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 30点。九紫はクールダウンして無理をしたいし、そろそろ陰役に回っても良い。補佐に回って、足りないと思ったところで「足りない」と言わず、スッと手を出してやる。責任から、焦って声が大きくなったり叱責したりするが、補佐役に徹すると良い感じになる。ちょっとした穴を埋めて、気を回していく。気の回らない人がいたら自分が気を回す。だから人の面倒をよく見てあげること。これまでをまず止めみる。それは地味だが、地味なことができるようになる。大衆のフォローで細かいことをしていくことになる。それには支えてくれるものがあるから、まずは自分の基盤がはっきりしていることが大事。人を支えてみて、自分を支えてくれる存在がわかる。そういう謙虚さが強みになる。

2010年6月の運勢

2010-05-23 | 九星気学
 
 
6月の運勢をお届けいたします。
とても重要な月ですから、何度でも読み直してください。 
引っかかる思いがあれば それは変わって行けるチャンスです。
 
 
 

6月は来年1年を占うにあたり非常に重要な月となり、この1ヶ月をどう生きるかによって、
2011年がどういう1年になるのかが決まる。
 
6月の三元を易卦にすると七赤金星・四緑木星となり、どちらにしても二陽一陰。
四緑だったら【完成】、七赤だったら【一爻不足(一つだけ不満がある)】となり、6月は「ひとつの不満をとらえたら、後は全部満足」という気持ちがあれば完成となる。
一つ以外は全部満足できるわけだが、その「一つ」を埋める作業をすることではじめて「完成」となる。つまり、どこまでも向上心を持って歩くことが大事なのだ。

ところが一つ不満を持つと全部不満になり、愚痴になる人もいる。
愚痴になるということは、そこに向上心がない。つまり、目標が「ある人」と「ない人」とで大きく分かれるということだ。
どう見ても不利な状況の中で、あきらめずに目標を目指せる人は智慧者。
また、必ず目標に到達できると見えている人は智慧がある。「やったってムダ」と思っている人は愚痴となる。
コツは楽しむこと。楽しんでいれば、必ず調和し、整ってくる。

 だから6月は、整ってくる人と腐敗していく人とに分かれる。それは口から発せられる言葉でわかる。
腐っている人は不満が出るし、【愚痴=無知=諦めている】ということは恨み(五黄殺)で、原因は乗り越えていない過去があるから。できれば6月までに過去を乗り越える作業をしておきたい。それをどこでするかというと、5月【八白土星】は「止まって始まる」という意味があるから、止めて、変革したい。幸せに包まれる私に変化するのは大変だが、今年の気に乗って、5月中に変革する、できないことをやる、逃げてきたことに手をつける。人から見ればつまらないことだが、自分には死線を越えるような辛さに思えるだろう。
【寅】に三合だから、6月に止めていては遅いし、6月は始めたい。遅くても6月の前半までに、これまでの古い考え方や習慣を止めて、6月の中ごろには始めよう。だから、5月の中ごろから止める作業を始めておきたい。

地の気【午/火性/陽】は「忤(逆らう)・杵(きね)」という意味があり、自分の心の中で、「目標を達成したい」「幸せになりたい」という思いに対して、過去の私が逆らう。とくに言葉は、問題点を増幅するばかりで、東に五黄、後天七赤に暗剣だから、言葉の使い方が悪い人は智慧がなく、そのまま喧嘩になってしまう。不満を言い続けて周りから指摘され、揉める。
そういう自分に逆らって、なすべきことを地道にやると月建。【戌】に天道、最後の枝葉(心の癖、欠点)が落ちれば、天(目標)への道へとつながる。この山を越えるのが最後。知っているけれど、なかなか越えられない自分の内部の弱点を乗り越えたい。

天の気【壬(みずのえ)/水性/陽】は糸巻き棒や責任をあらわす。天から任命されたもの(自分に与えられるいろいろな役割)を受けて不満を持つのか、天から全く任命されないのか。言葉が不満不足ばかりだと【月破】となり、任命の声はかからない。任を背負って、明るく歩く人には恵方(ツキとチャンス)がついてくる。
北の【三碧】に月破、【壬】に恵方だから、黙ってやること。疑う心もある、疑問もある、それでも黙ってやる。それができないと月破。
北の【一白】は「流水・雇用」だから、やるべきことを黙ってやる。そうやって天から与えられた役割や責任を「ありがとうございます」と感謝の心で受けられようになってきたら、必ず人がついてくる。人がついてくるのは行が正しい証拠で、もうすぐ最後の葉っぱが取れる時がくるのもわかる。腹の中が不満でいっぱいなのもわかる。が、それを抑える力がある。

また6月は人のことで苦労したり、人の面倒を見たり、人を引き連れて歩いてみるといい。人を引き連れることに不満を持つと五黄暗剣。
どうすれば人を引き連れることができるかというと、不満を言わずに「楽しいね」「ありがとうございます」と言って、懺悔をする。「懺悔」とは、日々の生活の中から自分の至らなさ、弱点に気づき、反省し、そうではない自分を目指そうと決心すること。そうやって世の中に合わせて歩くうちに、「楽しい」「ありがたい」と思えるようになったら、それは乗り越えた瞬間。やがて臨時収入の見込みが出てくるし、貯蓄の糸口が見つかるはずだ。

景気も回復してくる。もし6月に収入が増やせたら、巨大な世界がやってくる。
南東の後天定位【四緑木星】には「遠い」という意味があるから、遠くから収入が生まれる。その金策は今から始めるのでは遅い。すでに始まっているものの中で、受け取り方を変えること。長くて深い川を渡り切ることによって、金のなる木が見えてくるのだから、今からでは遅い。
【四緑】は来年の気だから、長期的に考えて何かを始めるのは構わない。心の調和(四緑)は決心(六白)から生まれるから、目標を立てて歩こう。
目標のある人は決心し、決心から心の調和を得、また信頼を得る。目標を「生きがい」にしていけるかどうかがカギ。
だから6月は辛くても「やりたくてやっている」「好きだからやっている」ということが大事。「やってどうなる?」というようなことでも、「好きだからやっている」とはっきり言えれば合格。


一白水星
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 70点。
一白は北東に廻座し、変革の時。「始める」ことは大吉となる、結果は求めなくていいから、まず始めてみること。5月中に大きな川を渡った人(死線を越えた人)は、何かが始まるはず。地球に、太陽の光が強く当たる三点のうちの一つ、三合がかかっているから、闇の中にありながらモノが見える。最も暗いはずなのに、綺羅星が一つ見える。ずっと打開できないものがあるはずだから、それを乗り越えようと決心することで打開して行く。そして今月は周囲からの援助があり、チャンスもやってくる。良くも悪くも死線を越えるから、一白は明るい声を出していきたい。6月は落ち込むと破壊殺だから、「死んでもいいから動き回ろう!」というくらいの勢いで元気に過ごしたい。明るく振舞うのは意外に苦手な一白だが、6月は人を蘇らせる様な声掛けができれば、自然と楽しくなってくる。さらに、金回りも良くなってくる。これまで始めたけれど止まっていた事や、やりっぱなしだったことが動き出して、忙しさが増す。


ニ黒土星
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。
衰運に向かう毎に調子が上がってくる二黒。「闇(無)」という意味を持つ二黒が南に廻座して目立ち、苦しい。表に出なければならない状態なのに、出たくない気持ちが強く出てくる。が、それでも引っ込まずに前に出ること。嫌々でも、表に立てる状況に感謝ができると月建で、その二黒には智慧がある。6月は人の中に入って調和を取らなければいけないが、そのためには自分の中に生じる矛盾を処理して、先に心の調和をとっておきたい。そうやって心の調和を取り、表に立つ二黒は盛り上げ上手になる。さらに、自分はただの繋ぎ役として、これまで目の前を人がスルーしていた二黒の周りに人が溜まり始める。それが金銭面にも反映される。


三碧木星
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 20点。 
6月は辛い。そこで「ずっと辛い」とポロッと本音が出る。心に整いがないので、そこを処理したい。きつい中で見つけなければならないものがある。それは恵方であり、恵方をとらえられるかどうかがカギとなる。「ずっときつい」ととらえると五黄殺。ゴールは「整う」と書いてある。自分の本音を隠し、回避するために言葉で取り繕おうとしている。三碧はありのままを出すのが可愛い。辛い状態が続いているが、それは気に合っているのだから、そのまま辛いなら辛いと吐いてしまえばいい。余分なものが80%あるから、それを取り除けば、80%分変わることができる。今はそぎ落とすべき時だから、「私ばかり」と腐らず、軋みの中から自分の問題をとらえること。余分なものを腐敗させて、心を整える。決心して、恵方参りするといい。


四緑木星
(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 40点。
これまでの衰運のうっ積を晴らすように動きたくなる今月の四緑だが、まだその時ではない。が、重要月なので、やりたいと思っていた事に着手するには良い時期。本宮に六白がいるから、「ここはひとつ責任を背負ってやってみるか」くらいの心持ちで決心を固めたい。周囲の期待以上のノルマを掲げて最後まで完遂すると、だんだん楽しくなってくるはず。責任を取るのは面倒と思うが、周囲はもっとやってほしいと思っているからやる。そこに本当に責任を取る力がついてくる。母親と距離があると思う四緑は会いに行くと良い。また、妻・母としての役割や妻・母孝行をしっかりすること。家族で外食に行こうというムードが出てくると合格。


五黄土星
(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。
調子の出やすい時期で、これまでちゃんと余分な物をそぎ落としてきた五黄は良い状態がやってくる。基本的には楽しむことが大事。「結果が出れば楽しいよ」なんて言っているとダメで、しんどい中でも人を褒めたり、メリットを見つけていくうちに、ものが見え始めて、人生上の苦を破る力が身についていく。見つけたメリットは、そのまま褒め言葉にしてみよう。「頑張っても結果が出ない」と言う人には「結果が出ないのにそんなに頑張れるやつはなかなかいない」と褒める。五黄は言葉に力がないぶん、何となく説教のようになってしまう弱点があるから、指摘ではなく、褒めることを意識して過ごしたい。


六白金星
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点(70点)。
高運期の真っ只中……かと思いきや、本宮に的殺がかかっている。的を外しているが、運気が良いものだからそれに気づかない。ズレを力でなんとか矯正して、そのまま走って行くが、最後は形が歪んだ状態で中宮へ入って修正がきかなくなる。そうならないよう、今月の六白は一歩遅れてスタートすることが大事。飛び出ず、一歩引いておく。六白は一気に出ると人より3歩早いから、一呼吸置いてから行くと、ちょうど調和する。なかなか止まれない六白が止まる力を身につければたいしたもの。「自分がやらなきゃ」と思う気持ちを抑えて、ひと呼吸置くこと。止まっていても進むから、そのぶん余裕を持てれば○。


七赤金星
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。
今月の七赤は60点だが、ほぼ100点と見てかまわない。ただ、人の期待を裏切る可能性が大いにある。指摘されて軌道修正ができる七赤は良いが、指摘されない七赤は気づかないうちに人が離れていってしまう。北西から南東に廻座する時は、先頭に立っているから周りが見えない。かといって、後ろを向いて歩く必要はない。目標をちゃんと見ていれば、全体を俯瞰(ふかん)することができる。調子に乗って浮ついていることと、きちんと目標が見えているのは違うということを意識して、周囲が見えない状態に注意したい。人の指摘は素直に受け、人に対しては七赤らしく、指摘するより褒め、優しく触れると助けてくれる人は多い。


八白土星
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 70点。
今月から山を下り始めた八白は、「短い春だったなぁ」と思うだろうが、実際はここからが本番で、今年から2014年まで絶好調となる。廻座上は衰運に入っていくが、わりと過ごしやすく、これまでやってきたことが生きてくるはずだ。後天の星に廻座して、子どもに背負ってもらっている感じだが、同会一白を越えるのはちょっと大変。でもあまり気張る事はないから、流す感じでよい。これまで従順にやってきた八白は乗り越えやすいが、そうでない八白は大変だろう。ここを乗り切れないと来年もきつい。従順な八白は、ここから褒め方が上手になる。育成できて、金銭的にも良くなっていくはず。


九紫火星
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 40点。
運に影が差し始めた九紫はここでブレーキをかけて、引っ張ってもらえるようにしないといけない。前に出ていると引っ張ってもらえないから、グッとブレーキをかけること。そうすると来年踏ん張りがきく。これまでの絶好調が嘘のように、人生上の悪い習慣が出てくる可能性がある。何となく仲良くやってきた人たちが、自分の調子が悪くなった時に蜘蛛の子を散らすように離れていく……それを来年感じる九紫が出てくる。自分を変えずに運気の良さだけで調子に乗っていた者は足をすくわれる。西だから引退したくなって覇気がない、その時に楽しんで、やると決めたことやるしかないが、目立ちたい気持ちがうずく。嫉妬や虚栄心を削ぎ落とすためには、とにかく楽しむしかない。目立たなくても評価されているから、言葉に気をつけながら、奉仕の心を持って地道にやること。すると年内にはスカウトがかかるだろうから、焦らないことだ。

2010年5月の運勢

2010-04-28 | 九星気学

まず5月の特徴は

天の気【辛(かのと)/金性/陰】で、これは「つらい」「からい」と読む。だから5月はつらい。とくにこれまで変革してこなかった者は、5月で最終的な決断を迫られることになるし、ダメなところは一気に倒れていく。気は兆すので、4月中に倒れるところも多いだろうし、連鎖倒産で中小零細が倒れていく可能性が高い。金融は少しずつ回復しているから、5月から景気が上向きになるのは間違いない。ただし、まだ安定しないから変動は大きい。先が見えず金回りも悪いため、決断して辞めていく企業が増えるだろう。

ところが、重要なのは辛・西に一白が廻座し、酉に天道がかかっていること。つらい中で……苦労の中で、右往左往しながら時間をかけて歩けば、宝(目標)に手が届く。苦労の中で、目標をあきらめず、人生を楽しめるかどうか。今が辛抱時で、きっと未来は明るいと信じて、楽しんで歩ける人には必ず道が開ける。一方、目標のない人は倒れていく。つらい中でも「こんな花を咲かそう!」「絶対咲かせよう!」と目標を持つ人は問題ないが、先が見えない人や自分で行き先(未来・目標)を決められない人は、倒れていくしかない。


地の気【巳/火性/陰】は「つぼみ」で、花も咲いてなければ実もなってないが、秋に収穫するためには形のないこの時期が非常に重要だ。ビジョンを持って歩き、「私は絶対大丈夫」と思えるかどうかがカギなのだが、古い問題に縛られると、大切な目標を止めてしまうことになる。人間関係や賃金を理由に会社を辞めたことがある人が、また同じ理由で会社を辞めようとする場合は問題で、「地道にやる」ということに腐りがあり、それが習慣化してしまっている。だからそうした自分の中の腐りを改革しない人は、古い問題でまた人生が中断する可能性があるし、人生そのものが破壊されていくことになるから注意したい。
5月は激しい。

人の気【八白土星/土性/陽】は「中断する」という意味があり、ダメなものは倒れるし、経済にきしみがあって、目標に到達するには時間がかかって辛い。5月をしのげたら勝ちなのだが、そのためには自分の中の腐りをとり、古い問題から逃げずに解決して行く必要がある。そうする中で生きがいが見つかり、必然と喜びが多くなるはずだ。

南には【三碧木星】が廻座し、【丙】に恵方がかかっているから、元気な人ほど良いし、辛いときほど元気を出していきたい。そして一番大事なのは、人に優しくするということ。苦労にあるときほど……つらいときほど、人に優しく触れ、仲間と協力し合えるかどうか。上記の心構えに素直に従える人は、必ず仲間が支えてくれるし、助けてくれる。心の調和が取れているから、金はないけれど、みんなでワイワイ楽しい。事業は上手く進まないけれど、何となく楽しい、という感じになれば、今月は合格。

【八白土星】は「山」。山(目標)を登るのは大変で、一人の力では登れないから、みんなの調和の力、気合いの力で登りたい。気合いとは「合わせる」ことなのだから、必ず二人以上の人間が要る。このとき、しんどいからといって人から離れたらアウト。しんどいときに人から離れたくなるのは、自分の心を見られたくないからである。それを乗り越えて、しんどいときほど人の中に自分を置き、自分の弱さを……本音をしっかり吐いていくこと。吐く(布施する)から、吸える(乗り越えられる)ことを知っておきたい。
それから5月は予測しない出来事が起きてくる。きちんと心構え通りに歩く者には、何もしなくても向こうからご利益(ツキとチャンス)がやってくるし、自分の能力を超えた結果を出すことができる。だから5月は低地から高地へ登るような気持ちで歩くことが大事。要は山登りをするように、高い目標を目指してしっかり歩くこと。この山登り、富士山を登るカタツムリのようなもので、歩みは遅いし、頂上も遠い。しかし必ず先に歩いた者が上へたどり着く。しんどいときはどれだけ休んでもいいから、戻らないこと。行じるか、行じないかが分かれ目。そうやって山を登ることで自分の悪しき過去・習慣を腐らせる者には、必ず太陽が現れる。

ただし、このご利益はこれまでの積み重ねが物を言うので、積み重ねていない者はその姿勢を改めるべく問題が生じるから、謙虚に受け止め乗り越えたい。仲間との結束が大事。共通の情報を持っている仲間と協力して、しっかり山を登ろう。

1一白水星(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 70点。基本的に調子は良いが、一白はそろそろスタンドプレーを止めたい。つい「私がやらなきゃ」と動いてしまうこと……それを止められるかどうか。仲間に応援をしてもらっているのだから、その気持ちを信じて、調和を取ることにエネルギーを注ぎたい。すると見えないものが見えてくるし、離合集散となる。これまでの自分から離れることによって、新しいものが集まってくる。新しいものが集まってくるからこれまでの自分の弱点が散っていく。そこに、新しいリーダー性が生まれるし、引き立ててもらえるようになってくる。遅れを感じて焦り、独走するのではなく、全体の調和をとり、それをまとめて調整していこう。そこに天道あり。行動は早くても良いが、心はゆっくり落ち着いていきたい。

2ニ黒土星(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)
70点。だいぶ落ち着いて楽になるし、助けてくれる人も多い二黒だが、こうしたときにいつもなぜか孤立する。人と交わりたくないし、心を許せるのは自分の家族だけ、気心知れた友人だけ……となりやすい。警戒しているわけではないのだろうが、心を許せる人に見せる顔とそうでない人に見せる顔は全く違う。二黒はそういう不器用なところがある。だが助けてくれる人は多い。そこで今月は「全て私が責任を取る」と腹を決めること。その気心が大事なのだ。5月はじっくり行きたい。じっくりやって、責任を取る。たくさんの人の人生に、じっくり時間をかけて関わる。責任を嫌っていると背負わされる。だからはなっから責任を取ると決めてしまえばいい。そうする中で人に動いてもらえる二黒になれば大したもの。いずれ巨万の富を得る者になる。

3三碧木星(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)
40点。三碧は自分が本来持つ明るさと、南に出た明るさで調子に乗らないことが大事。だが今月はなぜか調子に乗ってしまい、穏やかなはずの三碧がよく人と揉める。許せない心があるが、それは自分の人生が思い通りにならない不満の八つ当たりでもある。だから5月はしっかり学んで、ビジョンの見直しをしていく。目標を一からちゃんと見直すこと。物が見えるからなかなか落ち着けないし、明るい分だけ影が目立って、つい指摘したくなる。過去に心臓・脳・目の病気をした人は、そのイライラが原因で再発する可能性があるから気をつけたい。まずは落ち着いて、学びを持ち、ビジョンを見直すこと。孤立を避け、メンターのそばに身を置こう。ノルマや期待が大きく、焦りやイライラが募る。腹が立ったら、その本音をメンターに吐くこと。

4四緑木星(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)
50点。四緑にとって5月が運の境目で、不満を捨てて喜びを取る力を身につけたい。これまでを終わらせて、新しい自分を始めたい今年は、これまでの無責任さと嫌いなものを嫌いといってしまう癖を変える最大のチャンス。本来面倒見は良いが、自分が苦労することを嫌う四緑は無責任ですぐ逃げ腰になる。そうした四緑は決まって細く、運が弱い。一方、太っている四緑は運が良いし、余計なことに首を突っ込まない。だから今月は責任を取り、楽しみを求めていく四緑になりたい。率先して周囲を盛り上げ、楽しませたい。また今年はどう変化するのか、はっきり明確にしたい。浮いた言葉ではなく、ここで謙虚になってこれまでの自分を改め、不足を言わずに喜びを選びたい。そういう四緑になれたら合格。するとやたら元気に見られるはず。

5五黄土星(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 100点もしくは0点。今年は動くときではない。なのに去年の鬱憤もあって調子に乗っている五黄は良くない。仲間が多く、評価してくれる人がいる。が、周りは土に囲まれている。二黒のような慎重さがあり、八白のような「いちがいさ」があればいいが、五黄はそうはいかない。誰も面と向かって本当の事を言ってくれない。だから今月は過去と同じ過ちを繰り返さないために、決意したことを思い出したい。指摘してくれる人がいたら本当に幸せだと思うこと。指摘されなければ、誰も助けてくれず、孤立したり、見下されたりする。だから今月一番大事にしたいのは家族や親族、先祖のこと。家を大事にできる五黄は強い。去年より調子が良い今、表に出たい気持ちもあるが、今は下積みの期間。動かず、内助の功となること。妻は人前で夫を立てて吉。

6六白金星(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 50点。東に出て一気に進みたいが、そうはいかない。右往左往して軋みが生じると、どうしてもイラッとするが、それを抑えて六白の持つ健やかさとゆとりを表に表したい。運気が上がり、歩みが速い分だけ回りの遅さが目に付くが、そこは明るく乗り切ろう。思わなくても「いいんじゃないの」と言ってみよう。すると地に足をつけて歩いて行ける。指摘せず、許す心と待つ心を持ち、目標を再確認しながら歩こう。止まっていても進むのだから、とにかく自分の逸る心を抑えたい。自分を振り返り、見つめ直す。そうやって智慧を身に付けると、一白の世界が現れる。一白だから苦労に陥るが、周りからは陥っているように見えないし、陥っても周りを引っ張っていく力がある。自分に囚われず、周りのことを考えるからリーダーなのであり、そうすることで身辺は自ずと充実していくはず。

7七赤金星(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 100点。七赤は晩年運だから、50歳以上の七赤金星は相当良い。若い頃から一つの道で苦労しながら軌道を上げてきた人は、ここでやっと形になったり、結果が出てくるから楽しみだ。ただ、口ほどに調和はとれないから、実のある調和を取っていきたい。さらに、人の面倒を見ることを嫌わず、しっかり世話をしていこう。七赤は以外と面倒見が悪いので、今月は意識して人に関わりたい。もし2つのことがあったら、迷わず苦労を選ぼう。そうすることで、七赤のようになりたいと、自分を目指してたくさんの人が集まってくる。七赤は余分なものをそぎ落とし、全体を丸くしていく感じで、調和をとっていきたい。5月中に旅行できるといい。できれば飛行機に乗って、思い切って海外へ行くといいだろう。

8八白土星(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 100点&0点。八白はこれまでやってきたことが全部明らかになるから、今月を大事にして翌月に上手く乗りたい。翌月乗れないということは来年乗れないということだから、注意して過ごそう。中宮は八方塞りといわれるほど周りが見えないし、一歩間違えれば未来は0の可能性がある。だから謙虚に努めたい。八白の最大の特徴は「一途」。だから不器用。これまで一途にやってきた八白は、全部ヒットする。一方、一途にやらずにフラフラしていた八白は行が甘く、地道がイヤというワガママが出る。絶好調な八白だけに戒めが必要。目立たず、評価を欲しがるのはやめること。学んで良し、智慧もある、耐える力もある、引っ張る力もある、喜ばせる力もある。それが5月の八白。金銭面、精神面、体力面ともに充実している。ただし5月は誰もが躁になる。調子に乗らず、抑え目に謙虚努めたい。

9九紫火星(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 80点。二度目の総決算で、運の強い九紫はスカウトがかかる。ただし、金がかかるものはやめておきたい。これから衰運に入るから借金は避けたい。「声あって姿なし」の話が多いから、迷わずすぐメンターに相談すること。注意したいのは【亥(=核=種)】の破壊で、今月高飛車な種を心に持っている九紫はトラブルに発展する。だから謙虚の種を植えたい。さらに言葉のミスが起きやすい。5月は「おかげさまで」と「ありがとう」だけを使うくらいの気持ちでいきたい。つい興奮し過ぎるところを抑え気味にしよう。言葉も、自分はそのつもりはなくても、元々高飛車なところがあるから暴言に聞こえてしまうので、意識して抑えたい。九紫はこの月、地道さと謙虚さが身についてきたら、天の力を借りて大成できる。

(監修/藤井康夫)


2010年4月の運勢

2010-03-30 | 九星気学
天の気【庚(かのえ)/金性/陽】には「繰り返す」「さらに」「もう一回」「改める・改正・改善」というような意味合いがあり、まずは前月の3月がどうであったかをよく思い出して、3月を改めていきたい。気学を学べば、翌月、翌々月にどんなことが起きてくるか、世の中がどうなっていくのかを知ることができるし、だからこそ備えとして、心構えを整えていくことができる。
これが先を読むということで、「気がわかる」「読める」ということは世の中の軌道がわかるわけだから、本年の重要月である5月・6月に備えて4月をどう作っていくかを意識したい。
3月は【己(つちのと)】の気を受けて何かが立ち上がったと思うが、何も立ち上がらなかった人は「立ち上がらない心」を改めなければいけない。また「道筋がはっきりする」という意味があるが、道筋がはっきりしていない人はどこかにブレがある。
その原因は、自分で未来を決めていないとうことだから、目標がない人は心が立ち上がらないし、道筋も見えてこない。
自分の中の小さな希望や夢、目標があったはずで、それを打ち消そうとしている心がある。それはあきらめだから、その「あきらめの心」こそ改めなければいけない。
何が原因で私は夢をあきらめようとしているのか……それは今に始まったことではなく、これまでずっとあきらめてきたはずで、今月はメンターに相談することでそうした自分の心をしっかり認知し、改めて立て直すことだ。

地の気【辰/土性/陽】は枝が無造作に伸びていく姿で、景気は上向きといえる。ただ無造作に伸びていくから物事が整理されにくいし、世の中は騒しい感じになる。
そんな4月は、何でもいいから思いついたことをジャンジャンやっていくといい。そこに月建がかかっている。伸びていくのかいかないのかわからない感じが大事だから、「こんなことやったって無駄」とあきらめず、とにかく手をつけてみよう。
物事をワーッと始めるには、とりあえず今までの考え方を止めてみること。辰は十二支の中で唯一存在しない生き物で、風または雲のようなものである。雲を掴むような思いの中で、常に見えているもの……それはビジョンであり、ビジョン(目標)を目指す中でいかに自分の心の調和をとっていくかがキーワードになる。
物事をやめたり、あきらめたり、逃げるのではなく、ビジョン・目標という山を登っていくことに心の調和を持ちたい。そのためには自分で決めて、責任を取ると腹を決めること。これまでの自分の心の腐りを終わらせて、新しく目標を目指して始めていこうと決めること。
そこに自分自身を律し、改めていくための道筋を天が示してくれるし、その行為は実質的な収入に繋がっていくことを地の気は物語っている。

庚に恵方がかかるので、「元気にやっているか?」と古い友人に声をかけ、カフェや居酒屋に誘ってみよう。また、なるべく夕食は家族でそろって食べたいから、うまく時間を調整すること。奥さんを誘って二人で出かけるも良いし、しばく会ってない実家の母親を誘っての外食もいいだろう。

人の気【九紫火星/火性/陰】の一番の特徴は「離合集散」で、天の気・地の気に合わせていけば必然的に必要なものに出会い、不必要なものと離れる。合わせることができなければ必要なものから離れ、不必要なものと出会うことになるから注意したい。
また九紫には「先見の明」という意味があるから先が見えていないといけないが、腹を決めて自分を律して歩いている者はきちんと先が見えてくる。スタート時は先が見えない状態でワーッと始めても構わないが、歩いていく中で情報が増え、具体化していく。
この時、自分の中の不安を捨てることと、これまでの人生を止めることを意識したい。これまでの人生を止めないとビジョン・目標が滅していくから、余分なもの(弱点)を早く捨てること。一白が廻座しているのでグズグズしてなかなか捨てられないが、その弱点を必ず誰か指摘・叱責してくれる人がいる。
厳しい叱責や指摘をされたときがチャンスで、そこから離合集散して先見の明が生まれる。一方、長い人生に不満を感じると暗剣殺、本音が吐けないままグズグズしていると五黄殺となるから、4月こそ自分というものを……「本音」を、全部メンターに投げ出してみることだ。

一白水星(いっぱくすいせい)(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)
40点。北西に廻座して衰運が増してくる。今月はスカウトや何かしらの依頼があるが、もし自分の中で違和感を感じるようなら受けないほうがいい。ただ、その違和感をメンタリングできれば乗ってよし。また本格的に仕事や時間の整理をしなければいけないところにきているが、とはいえ求めに応じなければならない部分もあって、矛盾が生じる。処理し切れないという悪い癖(習慣)が出てくる。もともと人間関係が希薄になりがちな一白だし、忙しいのはわかるが、ダブルブッキングを避け、時間に正確に動きたい。今月はそこをちゃんと調整していく必要がある。一白は本宮(ほんゆう)【子】に天道がかかっているから、これから衰運に入る一白は新しい9年の道のりの中で生まれ変わっていくことへの決意が必要で、その決意があれば悪い癖は起きない。まっすぐに進めない感じがする中で責任を負い、自分で自分をしっかり律していくことがカギである。

ニ黒土星(じこくどせい)(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)
80点。今月はいろいろな役割が回ってくるが、出不精の二黒にはそれが苦痛に感じる。しかしそれは天が与えてくれたチャンスだから、運に乗るのか、逆らって悩むのか、そこは決心一発で決まる。もし決心が決まらなければ、飲みに行ってもいい、カラオケに行ってもいい。とにかく楽しみを持ちたい。二黒の不決断は、来た電車に乗るか乗るまいかしているうちに扉が閉まるようなもので、迷いに近い。それが決心を迫られて、不満と不足が多くなりやすい。それは自己評価よりも周囲の評価が大きいからで、ここは一発、開き直りたい。周囲の期待に応えるのは大変だろうが、逃げずに開き直ってしまうのが早い。心の状態に反して、金回りは良い。

三碧木星(さんぺきもくせい)(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)
30点。今月の三碧は自分がこうしたいと思うことを形にしやすい。形にするには自分の至らなさや、変えなければいけない部分を、まずは言葉に出してみることだ。すると周りが応援してくれる。人を悪く言わない三碧は、基本的に適当で軽いが、今月は心が重くなるようなことがあり、今月は上手く人を褒められないことが多いかもしれない。そのことを反省して、至らなさを言葉として表に出してみよう。そうやって自分の心に影を作らないことが大事で、含みを持たず、思ったことは言えばいいし、それで恨みを持たれることはない。三碧だけでなく、六白・九紫も含めて、腐りを持たないことが大切。4月は土用月で腐りやすいからなおのこと、腐らず、あきらめずに歩きたい。

四緑木星(しろくもくせい)(S17、26、35、44、53、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)
40点。南の四緑は傲慢になりやすい。傲慢な人の特徴としてカンに頼ることがあるが、それは主観であり思い込みであるから、南にいるときはそんな傲慢さから離れたい。しかし四緑はなかなかチェンジできない。南は太陽が南中する場所で、調子がいいという錯覚が起きる。南の九紫と四緑は相性が良いので、余計に変化することが難しい。変化するためにはビジョンを見続けたいが、現実から逃避したいと思っている四緑にはビジョンがないから傲慢になる。もし決断して、変化しようと思うならば、その四緑は相当な知恵者といえるし、余程の何かが見えた証で、その歩みは早い。そんなふうに4月の四緑は二極化する。暗剣を背負っているから、物事が見えているうちに心を切り替えたい。

五黄土星(どおうどせい)(S16、25、34、43、52、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)
70点。去年、比較的楽だったはずの五黄だが、リーダーシップを取る立場にあった人は辛かったと思う。じっとしていればいいのに、運のない五黄はとにかく動きたがる。相談するように言われていても従わず、事後報告をすることが多いが、それではいつまでたっても結果は出ない。焦る上に、いい格好をしたいのが五黄だが、もっと地道に下積みをしたい。内実がないのに表向きを繕おうとしたり、人の言うことが聞けない五黄は運が悪い。今月の心構えは、二番手になること。人を利用するのではなく、目立たず、自分の力でリーダーと全体を支えようと思える五黄は名番頭になれるし、いずれ巨大な金をつかめるようになる。きちんと下積みをすれば金にあたわり、下積みを嫌うと金にあたわならい。天への道に繋がるのか、これまで以上に大変な人生を送るのか、五黄も二極化するときにきている。

六白金星(ろっぱくきんせい)(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)
80点。4月は非常にいい。本来リーダーシップを発揮する役割を持つ六白だが、今月は人の面倒を見るという、本命とは相反することをしたい。人を育成するからこそ、育った人がまた次の人を育成するという連鎖を生む。リーダーが中心となってまず回り、遠心力で外周が回り始める。そうやって遠くを回せるようになりたい。だから今月、自分がリーダーだという自覚がある人は、育成という苦労をしてみるといい。人を育成しようとすると、必ず変化が起きてくる。今まで知らなかった喜びを見つけることができる。ノリや義務でやってもダメ。幸せになりたいからやる、もダメ。やりたいから、やる。やりたくなかったら、やらない。心を作り、成長したければ「役」に就けばいい。だから役はむしり取りにいきたい。そこに任命者がいて、役割を得ることができる。

七赤金星(しちせききんせい)(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)
60点。一点集中型で育成が下手な七赤だが、4月は育成に力を入れたい。そのためには東に廻座する今月、言葉を上手く使いたいが、三碧・七赤の言葉は基本的に軽く、上っ面の言葉では通用しない。心のある褒め言葉が相手の心を掘る力になるし、もともと七赤には言葉一つで人をよみがえらせる力があるから、それをしっかり使いたい。言葉を上手く使えない七赤は、身体をよく動かしているが、それが組織の発展を阻んでいることがある。きちんと言葉を使って人を育てていれば、そんなに動かなくても、必ずその後に人が付いてくる。 今月、育成しようと決心すれば、人生を相当飛躍させるはずだ。

八白土星(はっぱくどせい)(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)
70点。少し気が晴れてくる今月の八白土星。今年は中宮に廻座していろいろな気付きがあるから、南東に出た今月、ひとつ遠出してみてはどうだろう。近場もいいが、できればまだ行ったことのない新しい土地がいい。が、知らないところへ行くとなると嫌がるのが八白だが「わからないことはやらない」というが、「わからないから良い」のだから行けばいい。子どもが長男なら、長男を連れて行きたい。必ず何か見つかるし、忘れていたことを思い出す可能性がある。またやりたいことを温めてきた八白は、この月に始めるといい。営業を果敢にすること。旅行がてら新規顧客の開拓、というのもいいだろう。主婦なら、習い事を新しく始めてもいいし、サークル活動のお誘いにもどんどん出たい。

九紫火星(きゅうしかせい)(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)
90点。久しぶりに調子の良さを感じる九紫。ところが、年盤では衰運の入り口だから、ここで起死回生しようと思わず、調子のいいときにこそちゃんと立て直したい。調子が悪くてこもっていた九紫だが、ここで調子に乗らず、気持ちを立て直すこと。ただし誘われたものは乗って良い。また中宮である以上、どうしても目立つから謙虚に努めたい。とくに九紫は調和を苦手とするから、このときに調和を乱すような傲慢さが出るようなら、危険信号。注意を受けたら素直に聞きたい。場面をみて、自分が不調和を起こしていると思ったら、すぐ引く。中宮は引いても隠れても目立つが、どうせなら本命の持っている「ものの見え方」を引き出したい。今月はひたすら地道にいこう。本宮には暗剣がかかり、見えないところで裏切られる準備が始まっている。これまで人を知らない間に人を傷つけてきた自分の言動を、ここでしっかり反省しよう。

(監修/藤井康夫) 

2010年3月の運勢

2010-03-02 | 九星気学
2010年3月の運勢 (3月6日~4月5日)

天の気【己(つちのと/土性・陰)】は「見えないところ」を表し、道筋が明らかになる、示す・記す、倒れたものが立ち上がる、己を主張する……などの意味を持つ。昨年8月、「自分たち」を明確に主張した民主党が政権を獲り、主張しなかった自民党は大敗した。春の気が沸き立つ3月、天の気は倒れているものを起こそうとしているのだから、過去にあきらめたことがあれば「もう一度やるぞ」「私はこうする!」と主張し、そこに整然と筋道を立てていきたい。筋道がつくから記されていくし、必ず見えてくるものがある。まだひょろっとして弱いその決心だが、「私はこうする!」と声に出し、春の気に合わせてしっかり主張しよう。すると、ものすごい勢いで倒れていたものが一気に立ち上がる。2010年は全体的に金融は良いが、3月は株価が一気に下がるし、3月の決算を越せず、4月に生き残れない企業も多い。ビジネスをしている者は毎日帳簿をつけ、数字をきちんと把握すること。3月の決算はとくに大事で、これまでのあり方ではダメだと筋道をつけることができる。一方、すでに倒れてしまった人はここで再生・再起をかけること。反省と刷新に向けて取り組もう。周囲の反対や自己イメージに囚われず、「己」という殻を割って新しい自分を始めよう。するとそこに天の恵み(ツキとチャンス)がある。

地の気【卯(木性・陰)】は双葉を表すから、自分で殻を割って出てきた人は必ずそこに居場所を見つけられるし、今後何をやっていくべきかが決まる。その勢いはとても速くて強いが、真っ直ぐ進まず、必ず右往左往しながら進んでいく。また双葉が開くわけだから、「私はこうです」「私はこうする」と宣誓することが大切。言った者勝ちで、グズグズしているとチャンスを逃す。元気に声を出して、どんどん進んでいこう。また今月は金融が下火になり、見込んでいた収入がなかなか入ってこないから、見込みを当てにするのはやめたい。見通しも立たない、入金もない中で重要なことは「それでも目標が見えているか」ということ。自分の中にある自分の目標はどこへも消えない。どんな状況でも心の中に目標の種を宿し、見えない未来を見ようする人、どんな状況でも元気な人は強い。今月、浮いた儲け話は全部怪しいと見て間違いない。

人の気【一白水星/水性・陽】は「人間関係」「(苦に)陥入する」という意味があり、今月苦しくても目標を持ち、未来をちゃんと見て「やるぞ!」「大丈夫!」と希望の種を持っている人はしっかり声が出でいるし、間違いなく自分の心を立て直している。さらに、そこに筋道がちゃんと立っている。それを天も地も応援してくれるし、その苦労は後で補填されるから安心しよう。人間の苦しみは「今」が苦しいわけでなく、未来を想定して苦しいのであり、それは過去の記憶に起因しているから、メンターに相談して3月中に処理したい。苦労の中で心を整え、切り替えていく作業を一白中宮のときにやらず、いつやるのか。またこのときの苦労は稼ぐために必要な心も作ってくれる。智慧がなく前向きでなく、恨みばかり持っている者は人間関係のトラブルが絶えず、どんどん「貧」となる。一方、財布の中身にとらわれず、明るく元気に従順に、楽しんで歩いている者は心の調和が取れているし、必ず引き上げてもらえる。キツいときほど地道 に、その歩みを貫きたい。


一白水星(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)

70点。中宮にいて運気は強く、その勢いは止まらない。何をしても言っても通るから陰に隠れた人の思いや真心が見えず、つい調子に乗ったり傲慢さが出てしまう。労せず功を得る一方で、批判・戒め・指摘が飛んできたらしっかり受け止めること。これまで心を作ってこなかった一白はそうした批判・戒め・指摘が飛んできていることすら見えないし、来月以降一気に崩れていく。一方、謙虚に努める一白ほど周囲の期待は大きく、責任が重く苦しいが、苦しさがあることが大切。そこに一白本来の力が顕現し、爆発的な人間関係を築いていく。ただし、衰運期にそれが一斉に敵となることがあるから、調子に乗らず、極力身を引きたい。そうやって自分を作り直していく中で金銭的ゆとりやリーダーシップ、意志の固さが生まれてくる。


ニ黒土星(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)

90点。今月はやたらと依頼事が多く、矛盾を感じる二黒土星。二黒はできることだけやっていたいから、依頼されたら拒みたくなるが、そこはひとつ殻を割って「任せてください!」「大丈夫!」といって盛り上げ、楽しませていくこと。従順に後ろをついていきたいタイプの二黒が立場を逆転させ、「ついておいで!」「私がいるから大丈夫!」と言えたら大したもの。たとえ言葉に信憑性がないとしても、口に出すことで人に喜びを与えることができる。言ったらやらなきゃと思う二黒だが、このときばかりは口から出まかせでも構わない。相手を安心させ、ストレスを取ってやりたいのだ。そうすることで数珠繋ぎに人が集まってくるし、人がたまり始める。わかっているけどできないことに、ぜひ率先してチャレンジするのも◎。


三碧木星(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)

50点。3月はガス欠状態でやりたいことが止められるように感じるが、それは今月だけだから、意識的に外へ出て飲んで騒ぎたい。お金はない、人と話すのも億劫、かといって家事するのも嫌……だからこそ自分から進んで楽しみに手を伸ばそう。また家族団らんの時間も大切で、外食でもいいから家族と一緒に過ごしたい。また思いつきで動く木星の三碧は、自分の伸ばしたい方向に行けなければすぐに枝がカクンと折れて諦めを持つ。責任から逃げたい心がそれを助長する。そうした自分を改めるべく、止められたときは「選定してもらっている」と思うこと。すると自分より権威のある人が自分をずっとリードしてくれていたことがわかるし、わかるからこそ、人との距離の持ち方や関わ
り方も見えてくる。


四緑木星(S17、26、35、44、53、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)

60点。変化が苦手なわりに気分で方向性が変わるから、周囲からは宇宙人と言われる四緑。人から「できない」と思われることを嫌い、できないのに「やります」と言って、最後に責任を放り出すことがあるが、それでは周囲が迷惑する。できないことをできるようにするためには自分を変える努力が必要だし、まずはできないという思いや不安(=本音)を吐き出す必要がある。また四緑の「お願い」には心がなく、本人は精一杯頼んでいても「できれば頼みたくない」という本音が露骨に表れる。そんな四緑が自分の影(=本音)をきちんと吐けるようになれば、自分がついていくべきリーダーやメンターが見つかる。自分がリーダーをするのではなく、リーダーについて行けばいいとわかるようになる。


五黄土星(S16、25、34、43、52、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)

20点。今月南に廻座する五黄は、持ち前の傲慢さが出て止まらない。人の粗がよく見えるから指摘したくなるし、説教癖が重なるから周りはたまらない。口から出る言葉は全部毒となる。もともと五黄は親分、番頭、参謀とあるが、廻座する九紫(南)にはサブリーダー、二番手という意味があるから、今月は智慧の目で、親分のため、自分の仕えるリーダーのためにその能力を発揮したい。謙虚に影役をこなし、親分のために苦労を背負う覚悟ができたら、五黄の人生は一気に花開く。だから目立ちたい、責任から逃げたい心をいったん全部捨ててみよう。それができている五黄は強運で、金銭も人も集まってくるし、座っているだけで安心感がある。3月調子に乗ると4月はきついから、ここでぐっと引いて誰かのために自分を使おう。


六白金星(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)

70点。六白も北に落ちて衰運となるとなかなか辛い。天の星である六白が今月は全く表に出られないし、自ら進んで何かやれば後ろから斬られる。これを「物事が裏目に出る」というが、こんなときは自分から何もしないのが大事。下がっても、周囲から望まれてやるべきことが山ほどあって忙しい。だから腹を括ること。苦労を選び、人の望みに応えていこう。見えないところに、大海に出るための運河を作ってくれる人がいる。しんどくても「楽しいね」と言葉にしてみよう。人と一緒に飲んで食べて楽しもう。また今月はこれまでのことを一旦捨てなければならない。捨てて、次のステージに上がるための決意をしよう。ああしたい、こうしたいという思いは苦労の中で生まれてくる。今すぐ実行に移す必要はない。見えたものがあれば、来月から準備を始めよう。


七赤金星(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)

60点だが、天道を背負い勢いがある。ビジョンを持っている七赤は+20点、ビジョンのない七赤は60点のままだから、ビジョンのない七赤はしっかり準備をすること。一方、ビジョンのある七赤は準備が勝手に整っていく。だが、倒れるかと思うほど忙しい。なかなか明るい顔ができないし、しんどくて寝不足気味だが、そんなときほど元気に声を出そう。とくに朝一番の挨拶は爽やかに。スタートは4月からで十分間に合う。今月、準備は勝手に整っていくから、焦ってなんでもやらないこと。しんどくても、そこから逃げようとか、休もうとか思わなくていい。体力も蓄えも十分あるし、決心も固まった。リーダーとして周囲がちゃんと認めているのだから、周囲の状況に合わせていきながら、忙しくて疲れても声を出していこう。


八白土星(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)

40点(+20点)。八白は一つ理解したら強いが応用が利かず、ワンパターンになりやすい。一つ問題を乗り越えても次の問題が出てきて、全然明るくなれないし、体調もよくない。進むかと思えば進まず、進まないかと思えば見えないところで勝手に進む。思い通りにならないことに参ってしまう。だが実は、普段自分がそうやって人の歩みを止めていることに気付きたい。八白は意外と人に規制をかけるし、囲うように枠を作る。そう教わってきたから、というのは正しいが、時と場合があるし、周りは息が詰まる。3月はそこのコツをつかみたい。八白(山)は普段は凝り固まっていて、行き詰ったときに初めて出せる(噴火)。また山は回りに押し上げられて山となるから、八白は周囲との軋轢で変わることができる。だから成長が遅く見えるが、誰も八白を見捨てない。その陰に隠れた人の思いがわかれば+20%。


九紫火星(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)

70点。内弁慶の九紫は能力が高くスタンドプレーが多いから、どうしても周囲と調和を取りにくいし、孤立しやすい。それはそれでいいが、腐らないこと。周りと歩調を合わせるのではなく、周りのことをちゃんと考えたい。考える余裕が出てくると、家でぶちまけることはない。家で待つ家族がいるからこそ、仕事ができる。それがわかればいい。それがわからないから「自分ばっかり」と腐りたくなるし、ストレスを身内に吐いて毒となる。とくに今月は何かあると「九紫のせいだ」と言われる。それが嫌で、チームではなく自分一人でやりたくなる。また九紫は親分が決まると、その人さえ見てくれたら後はどうでもよくなる。だがここは一つ、全体を動かす器量を身につけたい。そのためには自分が責任を取ると決心すればいい。みんなの責任を私が取る。九紫は責任感が強いのでその苦労を背負えるし、そこには必ず新しい発見があるはず.


 (監修/藤井康夫)

2010年 年の運勢

2010-02-04 | 九星気学
さて立春となり 1年が切り替わりました。
 
毎年12月に翌年の年の運勢の講座が開かれています。
年の運勢の中から  「鍵」となる部分をお届けしたいと思います。

こちらと 毎月の運勢とをよ~~く読んで
 
2010年をどう過ごせば 上手く気に乗ることが出来るかという目安にして下さい





2010年の運勢/全体運

改正、改善、改革、変革の一年です。これまでの欠点や不備を改めて、新しい自分作りを始める人はチャンスにも仲間にも恵まれる一年。なりたい自分を具体的にイメージすることが幸運のカギ。

一白水星…70点
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)
楽しみや喜びの多い一年。収支や家計の改正&改善がカギ。

ニ黒土星…60点
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)
過ごしやすい一年。家庭や家族、仲間を大切にするよう心がけて吉。

三碧木星…40点
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)
学びの一年。学んだことを即実践で使っていけば、目標に手が届く。

四緑木星…40点
(S17、26、35、44、53、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)
厄年でも心構え一つでご利益の多い年に。徹底して周囲に合わせて吉。

五黄土星…90点
(S16、25、34、43、52、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)
冬が終わり春が到来。慌てず焦らず、しっかり準備の一年にして吉。

六白金星…60点
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)
元気良く、新しい出会いにも期待。怒りを抑え、相手を褒めて吉。

七赤金星…90点
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)
上昇気流に乗って一気に発展。家族との旅は思い出深いものに。

八白土星…100点
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)
絶好調。しっかり目標を見て、周囲への感謝と謙虚な心を持てば◎。

九紫火星…90点
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)
好調だが迅速かつ慎重に行動したい。スカウトやお誘いには乗ってOK。


(監修/藤井康夫)

2010年2月の運勢

2010-02-01 | 九星気学

気学では、一年の始まりは 立春からになります。

もう一度 今年一年の目標を思い出しながら しっかり読んでみてください。

2月4日から3月5日の運勢

 天の気は【戊(つちのえ)/土性・陽】。戊に草冠をつけると「茂」、火と水をつけると「滅」となるので、昨年の7月~8月起きたこと、始めたことは茂っていくし、古いものや古い価値観、新しい時代にそぐわないものは滅していく。つまり価値観の逆転が起きているのだが、それらは表に出ず、見えないところで起きてくる。

地の気は【寅(とら)/木性・陽】で、種から芽が出て、土を押し上げている様を表す。今月は、決心したこときちんと始め、一歩一歩進めていきたい。なかなか始めることが難しかったり、意を決して始めたとしても思った通りに進まないが、それでもかまわず、「とにかく、やる」ことが大切である。そうして始めた人には必ず学びがあり、その学びが目標へ向かう道となり、ツキとチャンスをもたらしてくれる。欲しいものがあれば、あきらめずに手を伸ばし、つかみ取ろうとする気持ちが大切で、そうやって自分を改めた人は、健やかな人生を手に入れることができる。

人の気は二黒土星が中宮。今月は、遠くの人と声を掛け合ったり、仲が悪かった人、疎遠な人とも仲良くしたい。古い習慣や心の問題を処理するにも最適。とくに一白、二黒、三碧は問題を処理しやすい月だから、しっかり問題と向き合うこと。一方、変化に対して不安を持ったり、周りの人にとらわれている者はグチや不満が多くなる。決心できなかったら、「やるぞ!」「変わるぞ!」と大きな声を出して自分に言い聞かせることが開運のポイント。


一白水星
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)
90点。これまでやってきたことが完成し、信用を獲得する月。遠く離れた所にいる年下や立場が下の人と、新しい出会いがあるはず。その相手には、一白水星の噂や信用が届いている。今月は相手を褒めたり、楽しませてみよう。そうすれば人が育ち、周りが騒がしくなってくる。何でもどんどんやっていい。ただし、もともと人を楽しませるのが上手い一白水星だが、調子に乗ると相手に不満を持たせてしまう。調子がいいからといって上ずらないよう、言葉一つ一つを選んでいきたい。そうすれば人が育ち騒がしくなる。金銭面はきつい。

ニ黒土星
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 80点。高運気だが,どこか調子が悪いと感じる二黒。こんな時は自分で判断せず,メンターの言うことに従いたい。従えないのはワガママであり、それは腐りの証である。心の腐りをそぎ落としていきたい今月、二黒の周りでは変化がたくさん起きてくる。変化しないといけないのに、変化することに気づけないと、自分のやりたいことが全部止められている気がする。それでストレスを感じるなら、二黒がいつも人の足並みを乱していることの証拠だから、その中で自分を見つめ、変化していくことで全てを飲み込むゆとりと、生み出す力を手に入れることができる。すると先見の明につながり、上下・左右に人が集まり金銭的な潤いも生まれる。

三碧木星
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)
80点。北西に出て、非常に気持が楽になる三碧木星。今月はゆとりを持って決心することができるから、恵方参りでしっかりと決心をしていきたい。この時、いままでずっと温めていたことを「やる!」と決心すればいい。人生の先が見えず、何事も面倒で気が乗らず、学ぶことすら億劫になっている人もいる。それは決心していない証拠である。決心すれば、嫌いな勉強にも取り組めるようになるし、恐怖心があっていま一歩踏み込めなかった人の心にも踏み込めるようになる。するとコツコツやってきた三碧木星の頑張りが人に認められるようになる。

四緑木星
(S17、26、35、44、53、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)
60点。西に来て、疲れが出始めた四緑木星。ところが,お食事やお茶,カラオケのお誘いは尽きず、2月こそが本番といえる。逃げたいものがあり、問題を先送りにしてきた四緑はとくに疲れが出やすい。だからからこそ,外へ出かけて大騒ぎしたい。行くと、やめるべきことや、そぎ落とすべき心の贅肉が見えてくる。それは責任から逃げてきた自分の心の弱さである。そぎ落とすには心の痛みを伴う。これまではいち早く責任のないポジションを確保し、苦労が見えた瞬間引くか、認めてもらえないと腐ってきた四緑には、人の人生に責任を持つことは非常に面倒臭く困難だが、それで「やる」と決心し、自ら進んで苦労していくこと。すると助けてくれる仲間が大勢いることに気付けるし、疲れにくくなるし、毎日が楽しくなる。

五黄土星
(S16、25、34、43、52、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)
90点。今月は過去に逃げたことを処理するチャンス。「始める」ことに重点をおくと、止まるべきものも自然に止まるから、何か始めてみること。衰運気中にもかかわらず、五黄土星の運気は強い。周りに仲間がたくさんいるから、基本的には過ごしやすい一月になる。そんな今月は、「地道にコツコツ」やることを心がけよう。すると自分の言葉に責任があることがわかるし、自分への厳しさが見えない強さを作り上げ、その強さで人を育て、人を動かすことができるようになる。自分に甘い心、喋りたくて目立ちたい心を抑えて、地道にコツコツと乗り越えたい。決心すれば、必ず克服できる。

六白金星
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)
60点。今月は勘が冴え、リーダーシップを発揮して行き先を明確にすることができる六白金星。カンがズバズバ当たるが、ここで調子に乗り、見えたことをそのまま口にしてはいけない。必ず理に照らし合わせて、理に合わないものは捨てる勇気を持とう。でしゃばりすぎると言葉が止まらず、人ともめてしまう。聞かれたときだけ答えるという姿勢を大切にしたい。しかし、求められても自分の能力で判断し、尻込みしてしまいがち。そんな時は、私に等しい縁が来ているのだということを知っておきたい。いずれ必ずできるようになるのだから、知らないことがあれば力をつけ、わからないことは勉強するということを地道に行っていこう。すると理性的に状況判断する力が身に付き、小銭が貯まる。

七赤金星
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)
60点。北に落ちているが、意外と過ごしやすい一月となる。今月はちょっとゆっくりして、来月からスパートをかければいい。一息入れて周りを見ると、自分の力だけで物事を進めているわけではないということが見えてくる。今月、旅行に行くのは大賛成。帰ってきても自分がやりたいことが進んでいるため、周囲に心から感謝できるようになる。七赤金星は調和を取るのが下手で、面倒なことを嫌う傾向がある。「自分でちゃんとやりなさい」と言いたくなる。そのため、周囲は手柄を立てないと捨てられると思ってしまう。だから今月は、皆さんのおかげでと感謝できる力を身につけたい。人は十分に集まっている。周囲に心から感謝できるようになれば、そこに強いリーダーシップ性が生まれる。

八白土星
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)
80点。今月は80点の運気の良さだが,なぜか足りない20点を見てしまいがちな八白土星。それが月破・暗剣(凶)を生んでしまう。今月は,古い問題を処理したい。凶を背負っているおかげで,過去の問題を処理できると考えられるようになったら合格だ。横柄に人を動かそうとせず、問題があったら,すべて私が悪いと考え,素直に謝ろう。責任は私にあると考えることが大切で,その潔さをみんなが見ている。日の線路をチェックしておきたい。そこで責任を負わされたら受けてしまおう。その潔さや責任の取り方が進展していくことになる。そのとき,自分の内部で起こっている感情を,メンターに相談してきちんと処理してもらうこと。

九紫火星
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 90点。年の運勢では衰運期の入り口に立っているが,いまだに絶好調が続いている九紫火星。そのため調子に乗って高飛車になっていないか、いま一度自分の本音を良く見つめよう。周囲の期待が強過ぎるなら,自分の潜在能力がまだまだあるということ。その期待から見えない圧力を感じるが、そこを乗り越えれば窮地でも踏ん張る力が身に付く。ガス欠気味なのに気持ちだけはまだ元気。そんな時,九紫の悪い癖として孤立し、全部自分で背負おうとしてしまう。自分の気持をオープンにするように心がけたい。九紫は優秀でスタンドプレーがうまいため仲間を作りづらい。つい自分と同じものを求めてしまうが、人は皆バラバラで,その人に合った方便が必要であることを知っておきたい。そうやって頭を使い始めると,そこに人や組織の調和,柔らかさが見えてくる。今月は事故に要注意で、金銭的にも苦しい。投資的な話が来たらメンターに相談を。

(監修/藤井康夫)


2010年1月の運勢

2009-12-28 | 九星気学

さぁ いよいよ2010年が始まります(* ̄O ̄)ノ

どんな年になるのでしょうか。ドキドキしながらお読みくださいませ。

 

クローバー1月6日~2月3日までの運勢 
 1月の天の気・十干(宇宙の気)は【丁(ひのと)/火性・陰】で、思い立ったことや始めたことがなかなかうまく進まずに軋む。それでもあきらめずに打ち込んでいけば、天の気が応援してくれて結果が出る1ヶ月。また大きな目標の脇から出てきたものがあれば、それを大切にしたい。十二支(地球の気)は【丑/土性・陰】で、「止める」「止まる」の意味を持つ。実際に2010年がスタートするのは【寅】の2月4日節分からで、その節分を迎える前に、2009年の終わりの月はこれまでのあいまいでいい加減な言動を止めてきちんと整理し、紐で縛る(まとめる)必要がある。また新年の新しい目標を目指すにあたり、今の人間関係もズルズルせずにいったん止めて整理しよう。そんな中で、大きな責任を担っている者にはツキとチャンスがやってくる。その責任は重くて折れそうになるが、そうした重責が担えるようになった自分の成長を喜び、感謝して、責任をとっていくと腹を決めることだ。九星(人の気)は【三碧木星】が中宮。景気はまだまだ下向きで、お金に対するあきらめを生みやすい。自分で稼ぐことをあきらめている人間は思考が暗いし、欲があおられて金銭がらみの詐欺に遭いやすいから注意しよう。暗くなるのは未来が見えていない証拠で、それは主観(我)が強く、勉強不足が原因である。目標を目指して歩いているはずが、気づけば本音にある腐りが目標も動機も枯らしてしまう。今月はそうした腐りを止めて、願いをきちんと目標に設定し直し、再度決心を固めたい。また同時に、これまでの人間関係を止めて整理することも大切だ。そうやって心を整理し、目標設定(決心)した者は明るく元気に過ごせるし、学びに喜びを持ち、周囲にはたくさんの人が集まるってくるだけでなく、物事のスタートや金銭的な利潤にもつながる1ヶ月である。

魚一白水星コーヒー
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 60点。高運期に入って基本的に調子は良いが軋みが多く、暗剣を背負っている。一白水星は雰囲気が柔らかいため、一見誰にでも合わせられるように見えるが、もともと水は形を成さないため、実は意外と調和を取るのが下手なのだ。自分のペースで流れるように物事をすすめたいところだが、今月は止まって周囲の期待に応えていこう。責任感のある一白は主観を捨てて止まることができるし、そうすれば心の調和が生まれて明るく元気に1ヶ月を過ごすことができる。

おにぎりニ黒土星芽
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 60点。高運気だが、二黒はもともと陰役の星だから、陰のないところにいることが苦しいと感じてしまうが、それは智慧がない証拠でもある。物事が進まず悶々とするなら、それは智慧がないために未来が見えず、行き先(目標)が決まっていない証拠だから、目標をもう一度見直そう。進まないのは行き先がないからで、決まればどんどん進んでいく。もともと二黒は智慧者であるから、過去から繰り返してきたそうしたパターンを乗り越えられるはずだ。

携帯電話三碧木星TV
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 70点。今月は思慮が足りず、言葉の問題が生じやすい三碧木星だけに、慎重に言葉を選びたい1ヶ月。また止まってよく考えることを求められているから、今月は苦と楽があればあえて苦を選び、人に触れ、人の面倒を見よう。すると本来の明るさと勢いが出てくるし、それはものが良く見えている証拠でもある。道を求めれば、必ず学びも智慧も増えるが、怠ると腐るから要注意。

飛行機四緑木星ラブレター
(S17、26、35、44、53、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 70点。出た結果に満足し、その栄光を守り取り繕うために苦労や負債が増えるというのが四緑のパターンだけに、今月は現状に満足せず、とにかくたくさんの目標を作ってそれを追いかけたい。忙しいし、それがとてつもなく地道に感じるが、たとえ周囲に認められなくても地道に歩くことで心に明るさや健やかさが出てくるし、成長できる。スカウト、お誘いがあれば合格のサイン。

ショートケーキ五黄土星台風
(S16、25、34、43、52、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 30点。疲れが出てきて何かやめたくなったり、人から離れたい今月の五黄土星。こんなときは飲んで騒ぎたいが、今月の五黄は自分が前に出るよりも人をもてなし、喜ばせたい。仲間や元気のない人に声をかけ、自宅に招いてもてなそう。自分の話をしたい五黄だが、今月は口が災いの元となる。だから人にしゃべってもらえる環境を作り、自分は下がって聞き役に徹しよう。

腕時計六白金星パソコン
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 30点。変化を嫌う六白だが、今月は自分の意思とは別に変化が起きてくるから、心の調和がとりにくい。いろいろなことが止まり、思い通りにならないことに不調和を感じるが、今は動かないときと知ることが大切だ。物事は止まっていても思考はちゃんと動き、進展しいていることがわかれば、その地道さを楽しめるし、心の調和も取れてくる。

ワイングラス七赤金星ATM
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 30点。昨年~今年と絶好調なのに、今月はブレーキがかかってちょっとクールダウンさせられる。人のアラや欠点が目に付く上に、できていないことは「お前のせいだ」と責任がのしかかってくる。責任を嫌い、回避したい七赤だが、今月は「そうですね」「すべて私の責任です」と腹をくくり、目立たず陰役に徹したい。人に指摘したいことはすべて自分の責任ととらえられるかがカギ。

富士山八白土星小雨
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 60点。北(最衰運期)で人間関係上、損役割ばかりが回ってくると感じる今月の八白。止まっていることで「なぜ止まっている?」「まだまだたりない、もっとやれ」と責任がのしかかってくるが、そうやって人から与えられた役割を責任を持って精一杯果たしていきたい。そうすることでこれまでの自分を終わらせて、乗り越えられなかったことが乗り越えられるようになるし、稼げるようになっていく。

本九紫火星化粧
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 40点。焦らずに、新しい人生のスタートを切りたい今月の九紫火性。自分がうまくいっていないときは他人を見て腹が立つ九紫だが、過ぎてしまったことはもういいから、不足不満を持たずに楽しんでいこう。気の勢いだけでここまできたことをしっかり反省し、母孝行、妻孝行をしっかりやらせてもらおう。不足を見ているか楽しみを見ているかがバロメータだろう。

 

(監修/藤井康夫)


12月の運勢

2009-12-06 | 九星気学

師走・・・12月は、終わって(了)始まる(一)子月です。

新しい年に向けてしっかり2009年を反省し、性根を据えて決心を固め、新年を迎えたいですねグッド(上向き矢印)



クローバー12月7日~1月5日までの運勢 
 12月の天の気・十干(宇宙の気)は【丙(ひのえ)/火性・陽】で、かまどの火が燃え盛る状態を表し、十二支(地球の気)は【子/水性・陰】で天地が火水の関係となっている。そのため12月は雨が少なく空気が乾燥しやすいし、心が落ち着きにくく、上下間の争いや心の葛藤が多い1ヶ月となる。そうした中でつい感情的になりやすいが、それは自分の弱点(心の種・癖)が浮き彫りになっているのだから、逃げずにきっちり処理したい。そのためには届かない世界に手を伸ばすための『柄』が必要で、今月『柄』になり得るのは【人・仲間(に指摘してもらう)】【学び・智慧】【本(情緒を高めるもの)】であるから、これらを日々の生活に取り入れて、自己認知・自己改革をうながそう。そうやって感情に流されずに平常心を保ちながら、人から離れず人の話を聞いて、これまでの自分を終わって初めようとする者は欲しい世界に手が届くようになる。九星(人の気)は【四緑木星】が中宮し、目標(遠く)を見て暗い気持ちになれば、それは決心が足りないし生き甲斐を見失っている証拠だから、決して自己処理せず、メンターにしっかり整理してもらおう。そうやって心を整理し、心の調和が取れたら実質的な利益となって跳ね返ってくる。景気は下降線で、乗り越えられずに倒れていく企業も多い。今月はビジョンを持たず、自分を乗り越えられない者はうまい話にだまされやすいから注意したい。

魚一白水星コーヒー
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 70点。今月、古くから抱える問題や処理せずに来たこと、母との関係、母や妻としての問題、育成に関して、かなり厳しく指摘を受ける一白は運が強い。心が揺れること(都合の悪いこと)には触れたがらずに流したい一白だが、ここは逃げずにきちんと自分の心を見つめて、何に不協和を感じているのかをとらえて心の種を処理しよう。すると心の調和が取れて実利につながる。

おにぎりニ黒土星芽
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 50点。表に出て人の面倒を見るような役割が巡ってくるが、影役の意味を持つ二黒には具合悪く感じてしまう。なんとなく落ち着かないし、ため息や不足不満が口から突いて出れば、それは孤独や陰を見ている証拠。どんな状況もすべては私を生かすものなのだから、腹をくくって、苦と楽があれば苦を選び、「私らしく」役割をこなしていこう。すると心の調和が取れ、ものがよく見えてくる。

携帯電話三碧木星TV
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 50点。高運気にあって、先が見えにくくなりがちな今月の三碧は注意が必要。未来(目標)を見て、それを長く遠く苦に感じたり、ゼロから作り上げていく必要を迫られたら、だたそれを淡々と地道にこなしていこう。そうすることで心の調和が取れて、ビジョンが明確になるし、人間関係も円滑に進む。闇を見れば腐ってさまよい、未来を自分で決めて伸ばそうとすれば天につながる。

飛行機四緑木星ラブレター
(S17、26、35、44、53、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 70点。責任を持ち、決心して歩いているにもかかわらずブレが生じやすい今月の四緑。波に乗った気になるが、本来責任を負いたがらない四緑だけに、求められて人が集まってくると心が軋み、逃げたい心が動いてしまう。その軋みを嫌わず、謙虚に、明るく元気に過ごすことができれば本来の力が出てくる。不安なときほど建設的な言葉を使い、腹をくくっていこう。

ショートケーキ五黄土星台風
(S16、25、34、43、52、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 40点。ここにきてもう一度決心を迫られる今月の五黄。調子がよいときは気配りできるのに、調子が悪くなるとなぜか横柄になりやすい五黄だけに、調和を崩すような態度は避けたい。求められることが多くなっているが、それは自分の力ではなく周囲の力なのだ。謙虚に、自分を支えてくれる多くの人のために陰役をこなし、人をほめ、親分や主人を立てていこう。柔らかさがカギ。

腕時計六白金星パソコン
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 50点。気が膨らみ、基本的には楽しく過ごせるが、ここでひとつ自分を戒めておきたい今月の六白。責任を持ちたくないという腐りが生じやすいが、自分の知らないところで起きた問題に対しても責任を取ると覚悟を決めること。責任は全部自分でとり、手柄は人に与えることで協力者がたくさん集まってくる。自分で何でもやろうとせず、責任だけしっかり負うこと。何かやめたくなったらカラオケ、外食へ。

ワイングラス七赤金星ATM
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 70点。無責任な発言が大好きな七赤だが、そんな七赤が今月はリーダーシップをとったりノルマを負う機会が多くなる。逃げたい心を処理し、求めに応じることのできる自分になろう、変革しようと決心できたら、来年以降の高運気に乗ることができる。父母に関することで音頭をとるべきことが出てきたら過去を乗り越えるチャンス。また家族で旅行に出かければ、思い出に残るものになるだろう。

富士山八白土星小雨
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 50点。相手の中に自分の不満を見つけて、つい人を指摘したくなったら要注意。周囲を楽しませること、ほめること、喜ばせることを心がけたい。そのためには本(物語)などを読んで情緒を高め、表現力を学ぼう。すると心に安らぎが生まれて、継続する力が身についていく。また何かあきらめたくなるが、あきらめず目標に手を伸ばし続ければ届かない世界に手が届く。

本九紫火星化粧
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 70点。学びながらも今の価値観を残したがるし、どこかプライドを捨てきれない九紫火星。今月、そんな九紫は変化しきれず、悔しさや落ち目を感じて暗くなったり矛盾が生じて独断専行になりがちだが、その心の使い方は間違っている。自分の過去やプライドを手放すことでこれまでの自分を終わらせて、どんな状況でも明るく振る舞い、人に優しく触れられる自分を初めようと決心すること。

 

(監修/藤井康夫)