和庵

土佐に和庵あり!土佐弁に癒されに?来とうせよ。友達というもんは、まっことありがたいもんぜよ。

不戦・非核・鎮魂の祈りを8月15日に

2012-08-04 | お寺関係

“殺すな、殺させるな、殺すことを認めるな”と釈尊は、我々仏教徒に人間尊重の根本的行動を示されています。親類の歴史の中で、無残にもいかに多くの人命が人為的な戦争によって失われて来たかを私たちは学んで来ています。 

 先の大戦で日本の戦争犠牲者は三百万人にものぼり、その多くは非戦闘員で、いわゆる無辜の民衆でした。
今、私達は無抵抗に為すすべもないまま命を失った方々に思いを致す時、悼み鎮魂の誠を深く刻み、このような理不尽なことを繰り返してはならないと強く念じすにはいられません。
 
 二度も原爆被害を受け、沖縄をはじめ、各地の空爆等で失った多くの同胞の尊い犠牲を思うとき、私たちは“安らかにお眠り下さい”という鎮魂の祈りの中に“過ちは繰り返しません”と反戦・平和の気持ちを強く込めずにはいられません。

東日本大震災での原発の壊滅による放射性物質の飛散、さらに多くの自然災害により私たちは常に生命を侵される恐怖にさらされています。

大戦終結の記念日8月15日正午、大元寺では日本国憲法不戦の精神と追悼慰霊の祷りをこめ鐘を撞きます。

法螺を吹鳴できる方もどうぞご参加していただけましたらうれしいです。

趣旨に賛同しご協力していただける方は、大元寺までお越しください。

よろしくお願いいたします。