和庵

土佐に和庵あり!土佐弁に癒されに?来とうせよ。友達というもんは、まっことありがたいもんぜよ。

2010年8月の運勢

2010-07-24 | 九星気学

●今月は五黄中宮で五黄殺・暗剣殺がなく、晴れやか。
まず、天の気は【甲(きのえ/木性/陽)】だから、殻を割ることが大事。種がバキッと音を立てて堅い殻を割り、芽を出すことができるが、何かを始めようとすると周囲の反対は大きい。
また、吉方をとるといっても資金的な厳しさがあったり、周囲の反対があったりして、いろんな困難があるが、それらを打ち破って強引に出てくる者に天の応援がある。
とくに【甲】は東の十干だから、元気に明るく前向きにやっていくことが大切だが、この殻を割る力は7月の【癸(みずのと)】で手に入れることができる。「これ!」と一本決めて貫くことを「揆一(リーダーシップ)」、もやもやすると「一揆」となるから、そこで身につけた貫く力で、行くぞと目標を決めたら強引に割っていく事が大事。やりたいことがあったらやってみること。8月に割って出なければ、9月では遅く、芽を出すことはできなくなる。
今年は5月中に準備をして、6月にスタートを切らなければ遅いと言っていたが、もう一度そのチャンスが8月に来る。もしくは6月にスタートしてなかなか前に進まなかったものを、8月までには絶対前に進める。ただ、もう出遅れていることは間違いないし、また出られない可能性がある。ということは7月中に腹を決めておかなければいけない。7月の十干は【癸】、恵方は【丙(ひのえ)】。【丙】は一陽(希望・目標)に向かって手を伸ばすことをいう。だからそこに手を伸ばし、すぐに届かなくても、周りが反対しても、思い切りスタートしてみる。その困難を打ち破る力をいま、天の気に助けられて得る。困難だと思うその心こそが「堅い殻」なのだから、「行く!」と決めて割っていきたい。

●地の気は【申(金星/陰)】。8月はかなり暑くなるが、雷が多く、秋が来るのが早く感じられるかもしれない。
申は空を割るくらい、思いを貫いた者が勝ちと書いてあるから、そうした人を地の気も応援してくれる。保障があるかどうかでなく、自分のビジョンに向かって「行きたいかどうか」「やりたいかどうか」。逆に始められないならば、止めなければならないものが何かあるはず。もしくは着地点を見失って、まだ着地していないものがある。早い人は5月中に殻を割って6月にスタートしているが、遅い人はいまだに割って出られない。きっとそれは主観であり、まだまだ自分の考えや生き方にこだわっているから、そこを改めたい。7~9月は問題をテーブルに上げて処理しやすい。
さらに8月は南西に月建がかかるから、古い問題を処理しやすい。とくに親族関係で揉めている話は絶対に処理したほうがいい。もし新しい関係を作れなかったら月破となり、処理できれば月建(大吉)となる。中でも、実家やお墓の問題は処理したい。
また8月は先祖や親を大事にしたい月。お盆には長めの休みを取って、実家の親孝行をしておくと良い。さらに【子】に天道がかかり、天も人も終わって始まることを好んでいる。親や先祖のことに対して、または自分の目標に対して苦労を選び、自ら進んでやってみたらどうか。はじめは、状況が悪化して行くように見えるかもしれない。反対を押し切っていくとか、負債を背負うとか、融資を受けるとか、坂道を転がり落ちて行くような気になるかもしれないが、それは天に通じる道だから安心していい。その苦労を選んでみると、5ヵ月後に必ず結果がもたらされるし、信用が伸びていく。そのためにも、まずは心の調和が大切で、自分がやっていることを自分が納得しておかないといけない。「講座で言っていたから」「メンターが言っていたから」ではなく、自分が言われたことに「納得」できないといけない。行くも行かないも、自分で決断でするんだと知っておかなければならない。その心の調和から、信用が伸びていく。とくに商売をやっている人は信用が伸びると営業に繋がる。8月は心の整いと古い問題の処理(顧客との関係やこれまでの営業姿勢)を行えば、特別営業を拡大しなくても良い。

●人の気は【五黄土星(土性/陰陽なし)】で、どてっ腹(心)に腐りあり。
だから吐き出して処理して行くことが大事な月だ。それぞれの星が本宮(本来の場所)に戻るから、収めるべきところに収め、やるべきことをやりたい。または収めるべきところ、やるべきことがはっきり見えてくる月でもある。それぞれが自分の役割、父・妻として、息子・娘として、主人・家内として……というふうに、役割を果たしたい。それが唯一、自分のチャージになる。
自分が今どこを歩いているのかわからない人はなおさら、なすべきことをやり、自分の役割を一つ一つこなしていくことが大事。そうすることによって古い問題が解決し、割れない殻も割れるようになり、心も整っていく。道に迷ったときは、なすべきことをする。それが「らしく生きる」ことにつながなる。


ペン一白水星
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。北に廻座するが、本宮だから実家に帰ってきたようなもので、比較的過ごしやすい。が、やるべきことがたくさんある。北は動くなと言われるところだが、実際は動くことだらけ。そうやって使い回されるうちはラッキーだが、自主性が出てくるとアンラッキーとなる。本宮にいるからワガママが出やすくなるが、本業をやるべきときだから甘えてはいけない。慣れたところだから無意識でできることがたくさんあるし、なすべきことをやれるだけのゆとりがある。天道がかかっているから、過ごしやすさは今まで以上のはず。実家で親を休ませて家事をするたびに、また役割を全うするたびに気付きがあるはず。大事なのは自分の活動ではなくて、自分を生んでくれた命に対しての気付きだろう。地味な月で表に出られないが、それでいい。そうやって苦労を選ぶ一白は今月、先を見通す力を得る。8月のイメージチェンジは大吉。


おにぎりニ黒土星
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 90点。二黒は高運気に入ってきて、調子が悪く感じてしまう変わった星。行き先が見えなくなって、ポロポロと不満が出てくることで、その目標はやりたくてやっていたわけでなく、制限でやってきたことに気付きたい。「やらねばならない」と思っていると不満が出てくるから、「私は本当に楽しめていなかった」と知らなければならない。そこを見つけられるかどうか。目標があって、それを優先していると家や他の部分に規制がかかるから、周囲から不満を言われることもある。その時に自分がどう反応するか。そうした中で、二黒らしいリーダーシップのとり方がわかってくる。金銭的に8月は過ごしやすく、臨時収入がある。だからなおさら不満は出さないようにしたい。仕事の誘いや、自ら新しい営業先が見つかる可能性もある。母業、妻業はしっかりやること。


晴れ三碧木星
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。 今月の三碧はずいぶん過ごしやすく、とくに三碧で、今現在お金の心配がない人は、人生のジェット気流に乗ったと思っていい。お盆の時期で、何かとお金が出て行く一方でも、お金の心配がないなら良い風が吹いている。少しずつ気持ちにゆとりが生まれるから、8月にいろいろな問題が処理できるはず。三碧はあちらこちらに手を出していく猿のようなところがあるが、仕事は意外にきっちりできる。主役が好きでなく、支える側で、人の役に立つことを喜びにする星でもある。それがきちんとできるようになる。「人の役に立つことが面白い」とわかってくる。だから影役が多くなるだろう。運気は80%だから、大股で影役をやっていくと良い。苦労を嫌わないと、なお良い。今月三碧は、これまで自分がいかに周囲に調和を取ってもらっていたかが理解できる月だ。


ラブレター四緑木星
(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。 今年無理をした人はきついだろうけれど、そうでない人はここから少しずつ楽になってくる。【辰・四緑木星】に三合がかかっているから、遠くにビジョン(目標・夢)を置いていきたいが、本来四緑はそれが苦手だから、ちょっと頑張らないといけない。とくに実質的にはきつい時だから声を出していきたいし、カラ元気でいいから、元気に明るく振舞いたい。ところが責任を背負わないといけない諸問題が出てくる。そこから逃げないためには遠くを見る力が必要となる。人生を長い目で見れば、責任を持つ力が出てくる。8月は、長い目で見て自分の成長を待ったり、遠くのビジョンに向かって歩いたり、声を出していく事が大切。すると、これまで逃げてきた部分から逃げずに歩けるようになる。結果、「私の人生はこれで良いんだ」と思えるようになってきたら合格。今月四緑は、自分の言葉に責任を持つという力を身につけるチャンス。


ショートケーキ五黄土星
(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 男の五黄は60点で、今月は言葉の失敗に注意したい。自分の気持ちが前向きでないときは、必ず誰かに対する不満、それに対する悪口が出ているだろうから、それを戒めたい。悪口は言わず、努めて明るく言葉をかけていく。女の五黄も60点で、自分の中の矛盾がなかなか埋まらない。だからといって、場の雰囲気を壊すような発言はいけないし、飲む席ではとくに注意したい。アクが強く、周囲の心が荒んでいくようなこと事を言ってしまいがちだから、努めて明るく、調和を保つことを考えること。男女どちらにも言えるが、8月の五黄は黙っていても助けてくれる人は多い。その助けてくれる人たちに対する不満が出てくると、調和を欠き、発展を阻害される。とくに中宮だから勢いが止まらない。周りが同調してくれたり、調和を欠いても持ち上げてくれたり、なだめたりするものだから、自分でコントロールがきかなくなる。そうやって自分の言ったことが正論になりがちだから、戒めたい。仲間や目下の者に指摘されたときは、ちゃんと聞かなきゃいけない。8月は目上からの指導は受けられない。今月、男の五黄は人の褒め方を、女の五黄はリーダーシップの取り方を身につけることができる。


車(RV)六白金星
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)

  90点。勢いがあるが、なかなか真っ直ぐ進めない。けれど少しずつ気のふくらみが出てきている。運のいい六白と悪い六白の差は「健やかさ」と「施し」。全体を見渡せない六白は運気(運命)が悪い。そういう人はこれまで人間関係を持つことを嫌い、人の世話をすることを嫌って、楽を選んできている。そしてパフォーマンスが激しい。今月、この勢いの中で、表に出ない六白は運気が強い。下がるから全体が見渡せる。見えないものが見えるようになってくるはず。お金を持っていない六白は運が悪く、その差は顕著。変化が苦手な六白だが、変化を好めるようになってくれば強い。それは自分を乗り越えた証拠で、生活が楽しくなってくるはず。六白らしくありたい8月は、「鋭進(早い決断)」と「剛(緻密な戦略の立て方)」が必要になってくるから、早く確実なものを生み出す力が六白のらしさとなる。人との関わりが面倒くさく、苦労に飛び込めない六白は運が悪いし、それは焦りからくるのだから、緻密な論理を早く展開したい。今月六白は、派手なことだけやっていても駄目だということと、地道さを学ぶチャンス。


コーヒー七赤金星
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 70点。来年に向かって勢いが盛んなままだけれど、来年中宮に入ることを踏まえて、ちょっとクールダウンしたい。一度止まって考えるくらいのペースがちょうどいい。動く歩道に乗っているようなものだから、止まっていても進むが、ここで一服したい。一服して、自分が全体に対して公平に関わっているかどうかを確認しよう。自分の役割ややるべきことを他人に振っているのではないか、もっとできるのに、やらないまま歩いているのではないかと省みたい。七赤はもともと人の想いをくみ取るのが上手いが、それが自分本位になってしまうから上手くいかない。横との繋がりが大事な星だから、本来持っている力を引っ張り出すためには、一旦止まって自分の公平さを省みることが大事。すると育成する力とリーダーシップが手に入る。今月の七赤は、止まって考えることの大切さを学ぶチャンス。


家八白土星
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。全体的に良い感じではあるけれど、いまひとつノリが悪い。今年は中宮にいて、五黄との絡みが悪くパッとしないが、ここから徐々に良くなっていく。今年・来年といい雰囲気だけれど、八白にはそれがアダとなる。山の頂上にいるような状態で見え過ぎてしまって、伝えても言葉が届かない。誰も登って来ない山の上にいて、周りを見渡して気づきはたくさんあるのだが、なかなか声が届かなくて孤立感がある。仲間はたくさんいるが、頼り方を知らないのだ。八白には「山」という意味があって、山は動かない。その八白が、人はいるのに動かす力がないと孤立感が増す。ところが来年の気(60点)が来ると、今年との差であるマイナスの40点を埋める作業が始まる。八白はできて
いないことが目についた方が元気が出る。逆に恵まれていると不足を多く感じる。だからこれから良くなってくるはず。今、あれもやりたい、これもやりたいとビジョンが見えている八白は強い。今月八白は、本当に楽しむということを学ぶチャンス。だがそれは全体が楽しんでこそだとわかる。


化粧九紫火星
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。けっして悪くはなく、ちょっと一休み。一服して火水の問題を乗り越えていきたい。無理をして走ってきたのを一旦止めて、ゆったり時間を使ってみよう。考えても仕方ないから、家のことや実家のこと、置いてきたものを掘り起こして、じっくり一つずつ対応して行くことが新しい出発を生む。九紫は自分が決めた通りにならないと嫌だが、全部テーブルの上に上げてみると、自分のせいで、いかに周りが我慢してきたことがわかる。それが見えたら合格。今月九紫は、苦労を選ぶことの大切さを学ぶチャンス。修行している人は、この道でいいと確信が持てるだろう。 

 


修行体験 「懺悔」 ご案内

2010-07-23 | お寺関係

あなたは自分を変えたいとお思いでしょうか?

あなたが望む自分自身を見出すお手伝いとして、 「親不孝を懺悔する会」を 開催いたします。

●未来をうまく思い描けないとき、私たちは自分を縛っている過去の記憶やとらわれに 知らず知らず支配されていることがあります。

しかし、自分の過去、記憶を別の観点から見直し、より良い記憶として書き換えることができれば、もっと明るく発展的な未来を築くことが出来るのです。 その手掛かりとなるのが、実の親への懺悔、お詫びです。

※何をお詫びするのか意味がわからない…という方も納得できます。

 いたらない自分自身を直視するのは辛いことですが、その辛さから逃げず向き合うことで、きっと新たな視点が開けます。 出来れば親の前で懺悔をしお詫びすることが良いのですが、その機会を作れない方もおられましょう。そうした方のために、大元寺は神仏の御前での懺悔の機会を設けました。神仏も親と同様にあなたの事を見守ってくれています。神仏の前で心を開き懺悔することは、親の前で懺悔するのと同じです。 これは金生山大元寺、ひいては修験宗の教義の中の「内なる仏性を見出す」と 相通ずるものでもあります。

大元寺ではこの教義に基づいて、これから様々な「行」(修行)を皆様にご提案していきます。 その第一弾となる「懺悔」の会に、皆様ぜひご参加ください。

 ☆ 参加される方の 宗派宗旨は問いません。

 日時 平成22年9月11日(土)午後19時より

 場所 金生山大元寺    高知県香美市香北町永野908

金額 ¥3,000

定員40名 先着順となります。

当山には20台ほどの駐車場がございますが、当日は香北町美良布駅より送迎も致します。送迎バスをご利用の方はご連絡をお願いいたします。
その他 どんなことでもお気軽に 下記にお問い合わせください     

メール PC omotoji@wwb.jp       

携帯 omoto-ji@docomo.ne.jp    

電話 0887-59-3914   


2010年7の運勢 

2010-07-06 | 九星気学
小雨天の気は【癸(みずのと)/水性・陰】は冬を表すが、癸の寒さは表に見えない。だから景気は上がってこないように見えるが、実際に金融は良い。銀行に蓄えられて回らなかったお金がマーケットに出てくるから、株価は上がらないのに、世の中にお金が出回る。ボーナスを多くもらう人もいれば、今日の生活が苦しい人もいる……というふうに貧富の差が広がって、『一揆(反逆・反乱)』が起きる。ところが、初志貫徹すると言えたら『揆一』となり、リーダーシップを発揮できる。つまり、目標があるなら「初志貫徹」することだ。状況が悪くとも、方向転換せずにつらぬきたい。7月は周囲の反対があって自分の意思を通せないと、組織が空中分裂してしまう。リーダーとして見限られるか、強引に引っ張っていく力があるか。『揆一』に分があるから、押し込みたい。リーダーとは「二人以上を引き連れている人」のことをいうから、二人が何を言おうと「ついておいで」と言える事が大事。どこへ行くか(目標)が明確ならば、自信を持ってそう言えるはず。つらぬき通す力が『揆一』であり、それを天は求めている。恵方【丙(ひのえ)】は思い切り手を伸ばせという意味がある。だから目標に向かってグッと手を伸ばして、あきらめないこと。先が見えなくても、状況が不利でも手を伸ばす。冷え切っているからと弱気になるとご利益は期待できない。

小雨地の気は【未/土性・陰】に月建。『未』は木に枝葉が生えて、向こうが見えない状態。見えないものが来るから未来という。だから、未来は自分で決めたい。決められなくて「いったいどうなるんだろう?」と不安に思っていると、その不安通りの事が起きてくるし、とくに経済については「どうなるの……?」という不安が大きいから、しっかり目標を定めて、「ここへ行きたい!」と目標を声に出すことが大切だ。現状がどうあれ「やる」と声に出してやれば、古い問題が解決される。逆に古い問題を解決しないまま、自信がなく目標を言葉に出来ない人は、全てが止まるし、それはものが見えていないからである。きちんと目標が見えていて、それを言葉で示せたら、それを天地(宇宙の気と地球の気)が応援してくれる。また【卯】に天道がかかり、『芽』を表す。声を出した者には調和ありと書いてあるから、っ黙って動くのではダメ。リーダーが何をやりたいのかが明確であることと、それを声を出して「あそこへ行くぞ!」と言うと調和が取れる。それはすでに芽が出ていて、天(目標)につながる道となっている。リーダーに目標が見えていて、ついていく方は「リーダーがそう言うならついていこう」という状態になったら7月は合格。

小雨人の気【六白金星(ろっぱくきんせい)/金性・陽】でリーダーシップが問われるが、この時に強引さは必要ないし、「なぜついてこない?」と責めなくていい。責めるとその不満に対して暗剣(凶)が動いてしまう。「大丈夫、ついておいで」と伝えたいし、もし過去に損をさせたり、まずい点があれば、そこはすぐに省みて、「それは悪かった」と言えることが大切だし、リーダーの務めでもある。リーダーである以上は、全ての責任は自分にあると知っておきたい。責任が取れないと、人間関係に腐りが出てしまうし、「なぜ私ばっかり」と心の調和が取れず、問題が大きくなってしまう。北に【二黒土星】がいるから、人間関係は時間をかけて地道に対応したいし、組織であればメンバーの話をじっくり聞く姿勢が大事。目標を示しても動かないなら、ちゃんとメンタリング(心の整理)をしてやる必要がある。そうやってお互いの心を明らかにし、心を通い合わせることが大切で、とくにメンバーに中年男性がいる場合は面倒を良く見てやること。


雨一白水星(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 50点。衰運で火水の関係となるから、だからちょっときついかもしれない。感情的対立をあまりしない一白は、言わない分、感情を内に閉じ込めてしまう。そんな一白が7月は調子に乗りやすく、人を人とも思わないぞんざいな態度になるなど、人間関係はこじれやすい。心を整えてこなかった一白からは人が離れ、自分の心を鍛えてきた一白は受けることができる。面倒くさいと思う相手が出てくるが、そこは聞き流す、受け流すといい。「また?」と言いたくなるような、流れを止められるような事が起きてくるし、そこで一白の弱点が明らかになる。7月はコツコツ地道にやって、答えを早急に求めないことが大事。堂々巡りのように元に戻され、同じ事をやらされるが、それを地道にこなしていこう。それで人がついて来れば、行ができたという証。目の前に来たものに対して流さずにじっくり考える事で、エネルギッシュな力が自分の周りを取り巻き始めるし、その結果、何かしら新しいことが始まる。

雨ニ黒土星(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)
50点。二黒は北(最衰運期)に落ちている時は、逆に高運に感じるから過ごしやすいし、また7月は本宮に『天の気・未』を背負っているから、高望みしていい。北の一白には「裏・雇用」という意味があり、二黒には「従順」という意味がある。引率役ではなく、本当に裏方の役が回ってくるから、その役割に関して、ちょっと欲張ってみてもいい。積極的に裏方に回ると良い。北にいる時は唯一、表に出なくて良い。ところが、裏方だけど声を出さないといけない。やるならちゃんと「やります」と声に出したいし、そうすることで相手に安心感を与えられる。自分のリーダーに「させていただいてよろしいですか?」と確認していこう。奉(たてまつ)って、許可をもらう。その確認作業が大事で、不決断(決断できない)を持つ二黒だが、声を出せば決心が生まれてくる。さらに二黒にとっての本来の自分の姿を見つけるチャンスでもある。

雨三碧木星(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 70点。三碧は良い感じで、問題やトラブルもいろいろある三碧だが、それを気にしない強さがある。そんな三碧が南西(高運期の入り口)にくる7月は思い切って何かを始めたい。一度あきらめたものか、憧れているものをビジョン化して歩くことに月建あり。さらにビジョンを持って、心の中の問題を処理して行けば心の調和が取れるし、天への道に通じると書いてある。ところがそれが苦手な三碧は、つい手前勝手な受け止め方をする。持ち前の軽さが処理を浅くする。だからもう二段深めて欲しい。「懺悔(気づき→感動→反省→決意)」をしっかりしたい。それを心がけていくことによって、九紫の世界「先を見通す力、物を見抜く力」が身につく。

雨四緑木星(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 40点。責任感が足りない四緑が、今月は「責任感を持つ」と腹を決めると天道(目標への道)につながる。「大丈夫、私が全部責任をとります」と言えたら大きく化けることができるし、経営危機から突然、金策が上手く回るようになることだってある。天道はつなぎ目のない、長いエスカレーターに乗るようなもので、真っ直ぐ登っていく。そこに乗れるか乗れないか。四緑は無責任であるため、人がついていけなくなる。四緑は思い込みが強いだけで、先(目標・ビジョン)が見えているわけではないが、この四緑が責任を持つと言えたら、先が見えてくるし、人がついてくる。

雨五黄土星(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 80点。五黄は南東にくると良い感じになるが、だからこそ調子に乗りやすい。自分の力でどうにかなっていると思いがちだが、それで過去に失敗したことがあるはず。変なリーダーシップを取り始めるが、五黄はどこまでも番頭役であることを忘れてはいけない。「おかげさま」の心を忘れると、誰もついてこない。五黄は名番頭、名参謀と言われるから、物がしっかり見えていることが大事。最大吉方の九紫は「分別」だから、後ろからついてくる人に振り向いてまであれこれ構うのは、目標が見えていない証拠。また、後ろに来る人がいることに安心感を持って、その人を責めることを目標としているのは、孤独からくる依存。その心に気づく良い時期だから、意識して過ごしたい。

雨六白金星(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 100点。六白は次の衰運に落ちていく時の準備をすでに始めたい。調子が良くて見えなくなる傾向が強い六白は、白夜のようなつもりで調子に乗っていると北西、西の衰運期になったときにツケが回ってくる。六白は止まっていても進むから、後ろに向かって進むくらいの心持ちで、どこまでも謙虚に努めたい。その中で不満が出てきて、人を叱責するのはアウト。喋らなくて良いが、指示を仰がれる。その言葉が全部ヒットするから調子が出て、どうにも止まらなくなるから気をつけたい。だけど7月は六白らしくなれる月。天は仰ぎ見る、圧倒的な差がある。それが安心感や責任感になる。十分に仲間もいるから、「大丈夫」を合言葉に自分が責任を取って後押ししてやるといい。

雨七赤金星(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 100点。来年に向かって良い感じの七赤は、ここでひとつ決着する。中宮は頂点に来て水平飛行している状態で、次は下に落ちていくのだが、七赤は北西に来ても水平飛行の状態。なので、今のうちに目標をちゃんと決めておきたい。行く場所によって軌道が変わるから、今のうちに軌道を上げる。見えないままで行くと凶、見えてくると吉。本宮に八白が廻座し、「引退」の上に「変化」が乗るから、今までと方向性が変わってくる可能性がある。だがそれは天の導きによる変化だから個人の実力ではない。陽運気にある七赤は目標をかなり大きくしておくといい。

雨八白土星(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 70点。ちょっと疲れが出てくるが、その疲れの元は不完全燃焼。高運なのに全部出し切れていない感じがある。それがここにきて、ピントがガチッと合ってくる。その結果として、実際に金銭的な利が出てくる。大事なのは、疲れているなら一旦荷を全部降ろして、飲みに行ったり食べに行ったり、カラオケに行くこと。とくに家族との夕食の時間は大事にしたい。何かから離れたいと思うのは危険信号。不測不満が出そうになったら、友人知人と飲み食いしてカラオケに行く。そこに実質的な金銭的喜びが出てくる。人によって度合いは違うが、6ケタから始まって7~8ケタと余分な利潤が生まれる。そのお金は友達と飲みにいったりしてパッと使うと良い。

雨九紫火星(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)
 30点。九紫はクールダウンして無理をしたいし、そろそろ陰役に回っても良い。補佐に回って、足りないと思ったところで「足りない」と言わず、スッと手を出してやる。責任から、焦って声が大きくなったり叱責したりするが、補佐役に徹すると良い感じになる。ちょっとした穴を埋めて、気を回していく。気の回らない人がいたら自分が気を回す。だから人の面倒をよく見てあげること。これまでをまず止めみる。それは地味だが、地味なことができるようになる。大衆のフォローで細かいことをしていくことになる。それには支えてくれるものがあるから、まずは自分の基盤がはっきりしていることが大事。人を支えてみて、自分を支えてくれる存在がわかる。そういう謙虚さが強みになる。