和庵

土佐に和庵あり!土佐弁に癒されに?来とうせよ。友達というもんは、まっことありがたいもんぜよ。

2011年12月の運勢

2011-12-08 | 九星気学


天の気・十干(宇宙全体のエネルギー)は【庚・かのえ(金星/陽)】で「改める」「健やか」「更(さら)に」という意味から、12月は政治が改まっていく。しかも「政治」「繰り返し」の意味を持つ【九紫火星(きゅうしかせい)】が西で【暗剣殺】を背負い、さらに本宮である南は【破壊殺】を背負うことから、「繰り返すこと」には破壊・暗剣となる。つまり政治は「改められることで破壊されていく」という意味と、「破壊されることで改まっていく」の2つの意味を含むことになる。12月は選挙があるかもしれない。もし選挙があるとすれば、ここで出てくる総理が来年の【壬(みずのえ)】の気を受けたリーダーだし、今年の【辛(かのと)】の気をうけて大連立の可能性も出てくる。12月は3月と同じ星の並びであるため震災の可能性もあるが、わが国で起こる可能性は低いし、12月は津波の心配はないと見ていい。経済は「さらに」という意味から、全体の景気は冷え込んでいくが、西【庚(かのえ)】に恵方がかかるため、みんながみんな悪くなるというわけではない。新しい時代に向かって世の中が動いている中で、ビジョンがしっかり見えている約3割の者は、不景気のあおりをまったく受けずに儲かっているはずだし、その中から次の時代を担うリーダーがどんどん決まっていく。とくに納音(なっちん)で【天河水(てんかすい)】と【大駅土(だいえきど)】(昭和41年2月4日~昭和45年2月3日生まれ)の人は優れたリーダーシップを発揮し、新しい時代の中核となっていく。だから12月をしのぎ、年明けもこれまで通り事業を継続していて、12月中に組織改革をしたり、事業内容を変更するなど、変化をもたらすような商売の仕方・政治の仕方をするリーダーのいるところは強いということ。そうした良いリーダーの側にいることは、他の者にとってメリットが大きい。

地の気・十二支(地球のエネルギー)は【子・ね(水性/陽)】で、役割を全うしようとしているもの、人の世話をしている者、何かを終わらせて何かを始めている者、広い範囲で頼感を得ている者、育成し人を集めている者は、常にツキとチャンスをつかんでいく。またそういう者は、いつも自分を省みて改めているし、いいと思われることは何度もやっている。これまで変化に対応しながら自分を作り上げてきて信頼感を得ているタイプか、責任を持つことによって周囲をまとめているタイプか。この2通りのリーダーの下には、ちょっと疲れたような雰囲気だが、とにかく良くしゃべる元気な中年男(26~53歳未満)が必ず集まってくる。そういったフレッシュな中年男が「元気にやりましょう」と声を出して雰囲気を作ることが組織運営には大事。政界でも「あいつ、どうしていたの?」というような人物がリフレッシュして声を出すかもしれない。【子】は「万初」(すべてのはじまり)の意味から、これまでの人生を終わらせて、新しく始めようと心がけている人にとって、12月は良い月となる。ビジョンはなかなか見えないが、見えないなら作ればいい。どうであれ、一旦終わらせることが大事。組織であればこれまでの方向性を終わらせること。それから、12月は旅行するといい。風に乗るという意味から、飛行機に乗るのがいい。お金はかかるが、それをクリア出来るように心がけること。またこれまで人の世話をしてきた人は「元気?」と、全員に連絡をしてみるといい。

人の気・九星(生命のエネルギー)は【七赤金星・しちせききんせい(金性/陰)】。12月は総論から言うと、稼ぐということよりも人間関係が重要で、基本は自分が楽しむこと、軽い感じで人に声をかけてみることだ。「今」がきつい者にとって、この12月をどう乗り越えるかだが、目算を誤りやすく、トレードは期待できない。七赤は金性で景気は含みとしては強いが、それを実感できる者は少ない。不足と不安を見る者の心はどこまでも暗く、倒産件数は増加する。一方、不満もあるけれど、声を出して楽しんでやる者は強い。



◇一白水星
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。今月の一白は「変化」を意味する【八白】の上に廻座しているため、変化することがテーマとなるから、何かを止めてみることだ。止めることで終わるものもあるけれど、一方では全然予想もしなかったことが、ものすごいスピードで始まる。もっと言うと、これまでなかなか変えられなかったものに光が差すことになる。それは内面的なことだけでなく、社内の問題や家庭の問題などにも光が射してくる。外からはあまりわからないし、自分もあまり気にしていなかったことで、そんなに困っていたわけではないけれど、何かの折に浮かび上がっては、「これは変えなければならない」と感じることがあると思うが、それを変えるチャンス。一白自身にとっては納得できないことかもしれないが、そこで不満にとらわれるか、メリットを見つける心が身につくかどうか。金銭的には恵まれるが、疲れやすいから気をつけたい。日ごろ負担をかけている家族の体を労ることも重要。



◇ニ黒土星
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。基本的に浮き沈みがなくフラットな二黒は、他の星と違って衰運に向かうほど調子が良いと感じる。ゆえに12月は波に乗っている感はあるが、調子に乗っていると争いが生じてしまう。もしくは自分のやりたいことが阻害されるか、人のやりたいことを阻害するような場面に出合うかもしれない。これまで育成を心がけてきた二黒であれば協力者が多いから、何かを始めるというときにワッと人が集まりやすい。ただし、二黒は率先して人の中に入っていくことを好まない。けれども今月は人を集めなければならないし、人に愛想をふりまきながら調和を取らないといけない。そのためには、それができる役割と場面に立つのが一番いい。二黒土星はこの12月、忘年会やイベントの幹事をしたい。とくに気遣いが面倒な二黒土星だが、今はノリがいいのだから不満に思わず、自己の拡大に繋がると考えて取り組もう。それが変化に繋がっていく。自分の手足に使うなら、若い女性。満27歳未満の若い女性を束ねられるかどうかがカギとなるから、育てるつもりで若い女性を使ってみよう。趣味を持つのもいい。



◇三碧木星
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 30点。南東(高運期)よりも北(最衰運期)が過ごしやすい三碧木星。北に落ちると収入面は楽ではないが、基本的に目立ちたがらない三碧にとって、衰運期は心地いいし過ごしやすいはず。ただし、生活が楽かどうかは別の問題で、これまでの人との関わり次第では、生活がきつくなる三碧と、それほどでもない三碧とに分かれると思う。とはいえ、今の不景気のあおりで、三碧の多くは経済的にしんどい。打算的で軽い雰囲気を持つ三碧に、「打算的で軽々しいのはやめろ」と言っても、それでこそ三碧なのだから、やめることはできない。けれども今月は、自分の中で何か大きな脱皮というか大きな蘇生というか、生まれ変わることを決意したい。そのためには何かを終わらせて、何か役割をしっかり果たすといい。「これをやってみようかな」と決意を持つのもいい。そしてその決意には「責任」という条件がついてくる。だから、責任がないものではなく、責任が付随してくるものにトライしてほしい。三碧はもともとフットワークが軽く人から恨みを持たれないし、信用がある星。責任を持つことでその信用が増し、遠くまで届くようになる。



◇四緑木星
(S17、26、35、44、53、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。衰運の11月が過ぎて12月に入ると調子は上向きで浮かれがちだが、金銭面は楽ではない。だからここで浮かれずに、地道に古い問題を処理してほしい。それと同時に、もともと四緑は色々なことを気安く引き受けてしまうので、その分ノルマがかかるが、それをこれまでのように途中で投げ出したり、言い訳して逃げたりせずに、最後までやろうと責任持つことが大事。そうすることで四緑に対する信用が増していく。四緑は価値観がガラっと変わることがあり、周りがそれについて行けなくなることがある。四緑は「風」を意味し、風は形を成さないし、つかみどころがない。運気がふくらみ、その場しのぎで思いつくまま、調子のいいことを言ってしまう。落ち込んでいるのかと思って慰めると、逆に説教をされたりするが、これも四緑の特徴。一方、運の強い四緑は軽口をたたかないし安定感がある。困っている人がいても知らないふりをするが、こういう四緑は運が強い。ずるいのではなく、頼まれないことはやらないだけなのだ。風は一人では動けず、扇いでくれる人が要る。これまで責任を持って人を育成してきた四緑は、新しく立ち上げるための準備をしてもいいが、四緑は不思議なくらいビジョンがない。思い込み(妄想)は強いから、その妄想は現実化することもあるが、適当ではなく、しっかり目標を持ってほしい。



◇五黄土星
(S16、25、34、43、52、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。五黄も12月は調子が良い分、勘違いから落とし穴にはまりやすい。周囲が五黄のためを思ってするアドバイスに従えず、目標を度外視して自分の都合や目先のやりたいことを通そうとするがゆえに、貧乏くじを引いてしまう。または怒られたくないので、ごまかそうとする。だから、運の悪い五黄はいつまでたっても儲からない。今月は東に出て、こういう悪い癖が出やすい。七赤暗剣殺なので、儲けにはつながらない。五黄の前に来た黄金の船は泥の船だから、メッキが剥がれた瞬間に沈んでいく。「声あって姿なし」なので、根拠のない良い話には乗らないこと。不足の人生から逃げるのではなく、不足を乗り越えた後ろに満足があることを見つけたい。ここに自分の人生を改善点があると知ること……それが智慧なのだ。だから焦ってはダメ。ごまかしたりせず、真面目にまっすぐ正直に歩くこと。これは全員に言えることだが、「新しい自分を作るには五黄を捨てろ」とある。捨てられない者は儲けなし。新しく軋む中で腐りを取っていく者はツキとチャンスに恵まれる。五黄は絶好調だけに、自分の芥(腐る心)を取り除くチャンス。どんな芥かというと、金儲けにつながるうまい話に乗ろうとしたり、自分を変えずに外にあるものを変えようとすること。七赤は「腐敗」の意味があるから、そこを腐らせるチャンスであることに気づき、謙虚に地道に歩きたい。



◇六白金星
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。運気は強く、言っていることがドンピシャと的を射て結果が出るので、ことさら傲慢になりやすい今月の六白金星。こういうときは危険で、とにかく調和を心がけたい。ものがよく見えるだけに、周囲を見ているとつい欠点を指摘したくなったり、「転ばぬ先の杖」で助言したくなったりするが、ここは苦しくても黙っておく。六白には「公平」という意味があるので基本的に全員に等しく触れるし、えこひいきはしないのが特徴だから、言うならあちこちで指摘をしなければいけない羽目になる。それよりも、こういう運気の強い時は自分のことをきちんとやりたい。それは内面を見つめ直し、作り直すという作業。それは六白にとって苦労なことだと思うが、その苦労は実ると書いてある。「過保護を止めたら人が勝手に育つから、心配しなくていい」と書いてある。「大丈夫。ちょっとくらい転ぶことだってある。完璧な人間なんていないのだから」という大らかさを身につけられるかどうか。六白はどうしても五体満足で歩かせたいけれど、それは本人の経験ですることだから、見守る勇気を身につけたい。だから今月、よく注意したり、ずっと喋ったりしている六白は運が悪い。口を出し、手を出すことが人の世話ではないことを学びたい。そこで動く自分の心を見つめたい。言わないことで溢れてくる心の中に、自分の改善する場所が見えるはず。



◇七赤金星
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。七赤は中宮に廻座して最大高運気。ただしここが山の頂上で、これから下り坂に向かうため、そろそろ地道に落ち着きたい。ところが山のてっぺんにいるものだから、よく物が見えるし、見えたらどうしても指摘したくなる。この3年間、実績を積んできた分、自分のところに必要なものが集まってくるし鬼に金棒なのだが、疲れもあり、油断していると突然足元をすくわれるので、注意が必要。とはいえ七赤は、無くしたビジョンを取り戻すことが必要な時期でもある。例えば、親が突然亡くなって、大学に行きたかったのに行けなかった、とか、過去に執筆活動をしたかったのに、そんなことはするなと親に止められた、とか。過去において強制的にあきらめざるを得なかった目標がある七赤は、それを思い出すことがツキとチャンスにつながっていく。それは思い出して必ずやれということではなく、思い出してみて、物理的・生理的に無理でなく、できそうな事ならぜひトライしてみたい。



◇八白土星
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 60点。八白は山の頂上から下りにさしかかり、まだ高運気にあるから、今までの中では一番過ごしやすいと思う。何といっても八白は六白上に廻座するから、ノルマがかかる。必要以上に仕事を請け負うことが多いし、12月はやたら忙しくなるはず。しかも、その請け負う仕事のほとんどが自分の事ではなく、人のためだったり、主人のためだったり、子どもや社員、仲間、地域のためだったりと、役割上のノルマがかかってくる。こまごましたことばかりだが、自分ではない誰のため、何かのためにノルマがかかる。だから、どこまでも主観を捨てて、人の都合に合わせることが大切。土性の星は不満が多いが、もともと八白は山なので、二黒や五黄ほど不満を言わない。やる前は不満を言っても、いざやり始めたら不満をいわずに黙ってやる。そんな八白が、今月は周囲の期待に応えて有言実行することが大事。一方、自分の枠の中で裁断し、確認しない八白、場面の見切りが悪い(空気が読めない)八白は運が弱いがら、周囲の思いを汲み、確認することを心がけよう。



◇九紫火星
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 30点。九紫にはつらい時代がやってきた。九紫は孤独星だから、パフォーマンスがいいからといって、生活全般がいいとは言えない。運気が下がってもスタンドプレイヤーだから結果は出すが、家庭内がいいかどうかは別になってくるし、この衰運気にそれが顕著に表れる。家庭の影響が仕事にまで波及してダメージを受ける九紫がいる一方で、影響を受けない運の強い九紫は役割をきっちり分けて、家庭に仕事を持ち込まず、仕事に家庭を持ち込まず、見事な仕事をする。だから今月、家庭の問題で仕事に影響が出るようなら、それは普段から家庭内のことをおざなりにしている証拠。仕事のミス、子供の不良化、妻・夫の浮気、家族への八つ当たりなど、衰運でしんどくなってきているところに、思いがけない問題が次々とやってくる。そのピンチを乗り切る最大の方法は、家族で外食したり、カラオケしたり、バーベキューをしたりすることが一番大事。とくに男性は、実家や妻がキーワードになる。女性なら、実家または自分の妻という立場、母という立場、役割がキーワードだ。母行を徹底するか、妻行を徹底するか、または、実家の母、嫁ぎ先の姑との関わりを密にする。きっと、実母か姑のどちらかの過去の願い、期待をつぶしたことがあるはず。それを、九紫は気づいてやるか、聞いてやるか、満たしてやるか、12 月は何かしてやることが大事。