和庵

土佐に和庵あり!土佐弁に癒されに?来とうせよ。友達というもんは、まっことありがたいもんぜよ。

2011年4月の運勢

2011-03-25 | 九星気学

(4月5日~5月5日)

●天の気(宇宙のエネルギー)は【壬(みずのえ)/水性・陽】で、糸巻棒に糸がぐるぐる巻きついた形を表している。【壬】は「任」「妊」に通じ、「任せる」「持つ」「担う(になう)」から、「任せる」と「任せられる」両面の意味があり、自分の受け持つ役割にはどこまでも責任があり、それに必ず人が絡んでくることを示している。自分が役を任せる側(任命者)であれば、何が巻きついてくるのかを見定めて、余分なものが巻きついてきた場合は止めてでも切る必要があるし、責任を担う側であれば言われた通り、ひたすら従順に地道に役割を全うする決心が必要である。責任を担っておいて、できることだけをやっているのは責任を放棄しているのに等しいから、引き受けた以上はしっかり役に徹したい。3月後半~4月にかけて任せる、もしくは任せられるような状況が起きていれば、天(宇宙のルール)に従って生きているということになる。それが【子/恵方・天道】につながり、これまでの人生を捨てて新しい自分をはじめることになるし、ツキとチャンスに恵まれる。また4月は、目立たないけれど人の世話をしている人、苦労を選び、苦労に飛び込む覚悟のある人は天に応援し活かしてもらえる。3月~4月は大黒字となる企業がある一方で連結倒産も増え、企業のM&A(吸収合併)が加速する。

●地の気・十二支は 【辰(たつ)/土性・陽】で、役を担っている人、または誰かに役を担ってもらえた人(同時に必ず自分も別に何かしらの役割を担っている)は今月、信用が伸びていく。また自分の人生そのものが伸びているし、信用が伸びて完成間近まできている。さらに三合は【申(さる)】で、「雷」の意味があり、その人の思い、信用、人間性が天と地をつらぬき、とどろかせ、必ず役を通して何か悪しき習慣を捨て、これまでの自分を終わらせることができるはず。それは古い問題だと書いてある。古くからの悪しき習慣を捨てる作業は責任を負うことによって脱ぎ捨てることができる。一方、役が来ない人や、来た役を受けられない人は、過去に人から任されたにもかかわらず、途中で投げ出したり、人の信用を裏切った経験があるはず。そうした人は物事を建設し生産する力がないし、見るからに暗い。そしていつも愚痴や不平不満、信用を落とすようなことを言っているはず。その原因は過去への恨みで、過去に自分を越える大きな存在……親や会社や先輩などによって生きがいが潰されたという思いが拭えず、わかっているけれど許せないという気持ちが根っこにあって、不平不満を言う。

●人の気は【六白金星(ろっぱくきんせい)/金性・陽】で、六白には「太陽」の意味がある。自分が生まれ変わるチャンスは、太陽からもらう恵みのようなもの。また「公平」という意味から、これまでやってきた人は歩いた分だけの結果が現れ、やってこなかった人には、それだけの結果しか表れない。今月、人をうらやましがっている者は心に腐りがあるし、逆に元気にやっている者は発展していく。だから「良い気」を引っ張り出したかったら、元気にやるしかない。すべてを担うと決心し、声がかかったら「ありがとうございます」と元気よく受けたい。「え~っ」と言った時点でタイムラグが発生して、生まれ変わるチャンスは消える。三元(天の気・地の気・人の気)は全て【陽】だから、人間が明るくなかったらダメ。潰れていく会社は暗いし、ずっとグズグズ言いながら、不都合を見ないようにして、不満を抱えながら歩いてきた証拠。一方、きつくても持ちこたえている会社は、表からは見えないだけで、陰でずっと地道にやってきたはず。4月にビジネスがうまくいっている人や企業は信用があり、ずっと蓄えてきたし、逆に信用のないところは、景気が良いにもかかわらずダメになっていく。そういう自分を作り替えて生まれ変わりたければ、まずは明るく振舞い、そして役を担えるようになりたい。ただし、いざ人の面倒を見ようとすると離れていく者が出ることもあるが、そのことで腐ったりあきらめたりすることなく、地道に人に関わり続けること。また、自分で「こうしてみよう」と行先を決めた人は人生が変化していく。連結倒産とか連鎖倒産、内需縮小に伴い、部署変換させられることもあるだろうが、部署変換されて不満やあきらめを持てば凶。逆にその変化は自分にとって必要で、世の中が与えてくれたと思えたら部署変換してでもそこに自分が必要あって世の中が定めてくれたと感謝の心で受け取れたら大吉。4月は人の信頼を落とすようなことをすると残念ながら信頼取り戻すのにずいぶん長くかかる。信頼なくす者は自分にとらわれている。とらわれているから、人の思い(真心)を汲み取れていないことに早く気づきたい。今までに、人を裏切ったり、だましたりしてきた会社は潰れていくし、4月・5月・6月は詐欺の発覚が多いとみてよい。


◆一白水星
50点。今月の一白は衰運期だが意外と過ごしやすいし不安がない。古い問題を処理し、母親と早い段階で和解している一白は表に立って活躍するなど、人生揚々とやりたいことがやれている。その一方、過去の問題や母親との問題を抱えて、矛盾が生じ人と揉め、何か大事なものから離れようとする一白もいる。すべてはわかっているのに、古くからのこだわりが自分の矛盾を生んで衝突し、争いによる離縁もあるかもしれない。運気は強いのに、それでも争いが生じる一白は深く自身を省みたい。とくに30歳近くまで親元にいて、自分の人生は母親のせいでこうなったという恨みがどこかにある。そんな一白にとって今月のテーマは責任を担うことであり、一白こそ、母が苦労して育ててくれた思いを汲み取りたい。その古い問題が、実は今の自分の最大の支えだったと自覚できれば大吉。古い問題が生じたら公平に見て、早く着手すること。全ての責任は私にあるし、「今度は逃げないぞ」と決心すれば乗り越えていける。また育成は苦手な一白だが、今の自分があるのは周囲のお蔭と自覚したい。そのためには上(目標)目指して前進しつつも、後ろを振り返り、自分が関わり育成すべき人材にきちんと目を向け、声をかけること。そうすれば自分の周りで新しい命や新しいエネルギー、新しい人材が伸びていることに気づく。


◆二黒土星
50点。二黒土星は普遍運と言われており、通常の星が高運気のときは調子が悪いように感じ、衰運期ほど運気が良いと感じる変わった星。だからどこか天邪鬼でもある。まず今月の二黒は北(最衰運期)に位置しているから、北の生活が必要。北は「冬」「真夜中」の意味を持っているが、暗い二黒にはそれがちょうど心地いい。そんな二黒が人前に押し出されるのは、太陽のもとにさらされるようで嫌がるし、大勢で旅行なんてもってのほかである。その二黒が4月は影に隠れられず、何かと役割が回って表に立たされるが、本人はそれが非常に面倒くさい。しかし今は「私がやらなくては」と思える。通常、最衰運期に役はつかないが、今月の二黒には役がつくし、人によっては妊娠の可能性もある。何か新しい人間関係の中で、新しい内容や企画が生まれる可能性もある。ただしそれは即実行せず、もっと吟味したい。こだわりを捨て、リスクを考えずにどこまでもビジョンを広げてみよう。また役が回ってきたら全体の運気に合わせて、不満を言わずに乗ってみること。二黒は文句を言いながらもやるべきことはやる。なかなか黙って受けられないが、今月は黙って受けたい。表に立てと言われたら、「はい」と受けて立つ。すると自分が確実に目標に向かって歩いていることに気づくし、文句を言いたい気持ちがスパッと切れて、やがて稼げるようになる。「やるぞ」という強い決心がカギとなる。


◆三碧木星
70点。三碧は久しぶりに調子が良い。今月の三碧は育成がテーマとなるが、もともと三碧は育成があまり上手くない。自分なりに育成を心がけるが、なすべきことをひと通りやったらもうやり抜いた気になり、相手が実際にできているかどうかは関係ない。目標の指標の立て方がちょっとおかしくて、幸せになるためにやれと言われたら、現実は別にして、やったことで幸せな気分になる。実際、あまり人生は変わらなくても本人は満足で、無くても、無いことをまた忘れる。次を見せてやると、またコロコロと転がるのは一白とよく似ている。一白も三碧も「進取(物事の始まり)」という意味を持つため、過ぎたことにいつまでもとらわれない。とくに三碧は先祖星が九紫(「離」の意味)だから、過去からどんどん離れていく。だから三碧はよっぽどのことがないと怒らないのに、その三碧が怒るときは本当に怒っている。また三碧は癖がなく、遺恨を残さない。スッキリしているので人から好かれるが、何かを残すわけではないので、自分を明らかにするもの、信用を取れるものがない。事業など後に残すものが無く、その場限りの楽しみが多いので、ここ一番の勝負の時に困る。今月はその「信用」を身につけたいし、コツコツと積み重ねて実績を作りたい。そこに吉あり。実績を作れば充実する。もともと三碧は信用されているのだから、内実が伴うようにすればいい。すると日暮ししていた三碧に未来が見えてくる。


◆四緑木星
50点。軽やかで発想豊かな四緑だが、ときどき宇宙人と言われるくらい、周囲には理解不能なことがある。そんな四緑が高運気に乗ってウキウキしているものだから、今月は勘違いから炸裂してしまう可能性がある。私の人生は「絶対ハッピー☆」と思い込んでしまうが、現実はさほどではない。そんな四緑の宇宙人ぶりに、実は周囲は迷惑していたりもする。四緑が一番困るのが今月のパターンで、言葉遣いが原因で、これまでに築いた信用を自ら壊してしまう。また四緑は問題が起きたときに「お前のせい」と言われるのを一番嫌う。何かあったら「誰だ!?」と犯人を探したい四緑だが、自分のせいでトラブルが起こると、それを見ないようにグダグダと言い訳の羅列が始まる。そうやって責任を回避したい四緑と、「見えたものはすべて自分を教えてくれるもの」と受け止められる四緑の二通りに分かれる。今月、四緑に一番求められるのは、「全部自分が引き受けよう」「自分の責任」という強い決心だ。すると「苦労」の意味が理解できるし、正しくものを見ることができるようになる。もともと人の世話が上手い四緑だが、それが自己満足なうちはまだまだ。してやっていることに満足するのではなく、最後まで責任をとる姿勢が◎。


◆五黄土星
90点。これだけ運気が強いと止まらないし、「謙虚に」と言われても、どうしても調子に乗ってしまう五黄だけに、今月はダース・ベーダーのように我が物顔になりやすいから要注意。苦手なことを処理すればリーダーになると書いてある。高運気にあって、これまでの歩き方に関係なく、その場しのぎの口八丁・手八丁でいくらでも信用を取っていける。その場で空間をつくる力がある。そもそも五黄は名番頭役が得意で親分肌だから、必要とあらば借金してでも金を撒く。そんな五黄がリーダーシップを発揮するのだが、まだ力のついていない五黄が中途半端にリーダーシップを発揮しようとする。それは大きな勘違いだと気づきたい。それはリーダーシップではなく、単に浪花節の炸裂で、実のない五黄が懸命に人情話をしても、聞いている方はしらけてしょうがない。権限や金銭的余裕があると誰も反論しないから、勘違いを続けてしまう。周囲の不満顔に気づかず、自らの言葉に酔い、よく物が見えるために指摘も的を得てしまい、自分がリーダーであるという大きな間違いを犯しやすいから、気をつけよう。余計なことは言わず、反論せず、「そうだね」「いいんじゃない」と言えるかどうか。自分が表に立つのではなく、調整役に徹することを心がけると◎。


◆六白金星
80点。六白はそろそろブレーキをかけたい。運気が強く、「気」の勢いで人がついてきているのに、まるで自分の力で集めたかのような錯覚に陥るし、気づかないうちに人の心を傷つけてしまう。ちょっとした不満や指摘が人を傷つけているが、なぜそうなるかというと、「あの時のあれが」という恨みの思いを、いま目の前にいる相手にぶつけてしまう。その恨みが不満となって毒を吐く。運気が強いだけに、それが相手には深い傷となって残るが、傷つけた方は忘れて残らない。自分では正しいつもりでも、それは恨みでしかないことに気づきたい。4月だけでなく、こうしたことは来年1年間起きやすい。六白はエネルギーが有り余っているので、心を作り、自分の感情をコントロールする作業をしていない人は、なかなか自制が難しい。鞘に収めない刀を持って歩いているようなものだから、今年~来年の六白はなるべく発言しないほうがいい。不満の心があればメリットを見つけていこう。これまで学んできた者ならば、一爻不足の裏には9の満足(メリット)があることを知っているし、それを見つける力がある。六白は太陽であり、自分が照らしているからこそ影ができるのだ。ちゃんと仲間はいる。放っておいてもついてくるのだから、言わずに安心して任せてみよう。そこに六白らしさが出てくる。「責任は取るからやってごらん」と言えるかどうか。運気がいい時ほど見えなくなり、傲慢で横暴になり、周囲は止められない。自分の見えないところで起こっている自分の噂も、全部自分の横暴さゆえと心したい。


◆七赤金星
80点。年の運勢でもそうだが、そろそろクールダウンしたい。とくに七赤のトラブルの原因になるのは「言葉」で、歯に衣着せぬその物言いが人の心を逆なでするし、今月はそれが顕著に出やすい。とくに目上に対する言葉遣いは大きな損失につながるから気をつけよう。傍で見ていると「そんなことを言わなければいいのに」「うまくやればいいのに」と思うのだけれど、七赤には許せない。だから今月は表現方法や言葉の使い方に気をつけたいし、そこを変化させたい。言葉の使い方を上手く切り替えることができた七赤は目上の人に引き立ててもらえるし、上を立てることでその姿を下に見せていくこともできる。だから絶対に上とは揉めたくない。揉めてしまえば、それを下が見て真似てしまうことになる。この修行課題は「自己流」の七赤にとってかなりハードルが高いが、意識して身につけたい。七赤が「真のリーダーシップをとる」というのは少し雰囲気が違っているが、そんな七赤が強いリーダーシップを発揮したければ、「自らを変化させていく」ことが大切。


◆八白土星
80点。今月の八白はやや過ごしやすい。高運気はぱっとしない八白だが、高運気の後半から衰運期にかけて徐々に元気を取り戻してくる。なぜなら土星の特徴は「仲間を増やしていく」という発想がやや弱い。だから八白の組織も拡大するより、コンパクトにまとまっていく。八白は二黒土星ほど考えが狭くはないが、えこひいきが強い。本当に気心が知れてる、普段から仲のいい人、安心できる人を傍に置き過ぎて、空間の広がりがない。それがえこひいきとなるが、自分ではまったく気づかない。それを今回は広げてみたいのだ。「新もえ岳」ではないが、山(八白の持つ意味)が大きくなるためには噴火するか隆起するしかない。隆起するには、噴火して土地を広げなければいけない。山は周囲から押し上げてもらって、大きくなる。八白の弱点は、与える事(布施)が弱いとえこひいきが強くなること。大きく与える事(布施)ができるようになると支える力も大きくなる。八白(山)は勝手に人を集めるが、自分は動かずに周りがやってくれて、なんとなく確立されたように見えるだけ。だから自分から意識して窓を空けて、ドアを開けて招き入れない限り、人は増えない。人は集まってくるのだが、険しいうちは登ってもらえない。心を練って柔らかくし、与え、誰にでも目指してもらえる自分を作っていけば、自ずと仲間は増えていく。それが「もてなす心」「おもてなし」となる。いつも言われていることだけに、今月こそは乗り越えたい。ビシッと自分の門を開いて、決心しよう。すると育成力とリーダーシップが身についていく。


◆九紫火星
30点。 なかなかつらい時期で、九紫本来が持つ弱点が浮き彫りになりやすい。人の欠点が目につくし、人が馬鹿に見えてスタンドプレーに走ってしまう。一人でやっても結果を出す力があるだけに、スタンドプレーになってしまうのだが、そのことで余計に孤独感が増していく。それを今月は変化させたい。まず止まる。人の欠点が見えたら、「見えた」と本音を吐こう。単独で動きたくなったら止めて「一緒に行ってみない?」と声をかけよう。止まらないと変われないし、止まるからこそ、これまでを終わらせることができると自覚したい。孤立することをやめて、連帯を組んで協調性を持って歩く人生に切り替えてはどうだろう。それは九紫にとって非常に地味で苦手なことだが、我慢とは違う。スタンドプレーをしているうちは欠点を指摘されにくいから周囲の評価は派手なものとなるが、それでは孤独は一生埋まらない。その孤独が、チャンスで足を引っ張っていることに、そろそろ気づきたい。現在衰運期に入っているから、今年・来年に地味なことがどれだけできるか。この2~3年は生まれ変わるための準備なのだから、その予行演習と思って、しっかり上記のことを実践していこう。