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12月20日「ジュリーにチェックイン!」続きです。パーソナリティは田名部真理さん。
さあ、そんな中 やっぱりジュリーというアンテナを立てて良かった!と思うのはこういう時ですよね。
メッセージを頂いております。
こちらはラジオネーム、ひろしさん(元映像京都アシスタントスタッフ)の方から、メッセージをいただきました。お読みいたしましょう。
『このコーナー宛のメッセージとして、書きたいエピソードを送信いたします。
昔、太秦の映像京都でアシスタントスタッフのアルバイトをしていた頃に、同じく太秦の東映京都の当時の撮影所長、高岩さんからお伺いしたのが、映画「魔界転生」のクライマックスシーン燃える江戸城のシーンでした。(貴重なお話ですよね。)
先に殺陣を演じていた、千葉真一さんと若山富三郎さんをもってしても、NGを連発するほどの炎の中にあっても、一度もNGを出さなかった沢田研二さんのプロ根性は、映画から伝わる以上にスゴかった。
そして1991年の映画、「ヒルコ 妖怪ハンター」の制作撮影の応援スタッフとして携わり、初めて沢田研二さんとご一緒させていただいた際は、撮影の合い間にチャラチャラしていた竹中直人さんを 一喝するということが有りました。
とはいえ、沢田研二さんは間近かで観てもカッコイイお方でしたし、その沢田さんが信頼していた、高岩所長の男気にも感謝と敬意を送ります。』
という貴重なエピソードを有難うございます。当時の撮影所のピリっとした、雰囲気迄伝わってくるようなお話ですよね。
「ヒルコ 妖怪ハンター」は、デジタルリマスター判が上映された時に、私も映画館まで観に行きましたけれども、ちょうど その時に塚本監督が、リモートでその当時のことをお話しされていて、漫画の原作ということもあるので、妖怪ハンターの主人公を演じられているときは、ちょっとね お茶目なところもあるんですけど、そういったところも沢田研二さん自らが、提案だったりとか、サービス精神といいますか、けっこう前のめりでやって下さったんだと、エピソードもお伺いしていて、本当に現場の皆さんがスムーズにいくような立ち回りをするかたなんだな、ということがスゴく伝わってきました。
今、上映されている、関西では12月22日でけっこう上映が終わってしまうので、まだというかたは見に行っていただきたい、「土を喰らう12ヵ月」おそらくここでも、あまり撮影の時のエピソードというのは出ていってきませんけれど、きっと撮影自体が上手くいくように、自分が邪魔にならないように、そういう配慮に満ちた現場だったんじゃないのかなと、推察されます。
非常に貴重なエピソード、有難うございました。
そんなひろしさんのリクエストをおかけしましょう。
「サムライ」
(以上)です
「サムライ」
あまりにもカッコよすぎる!!これ以上のカッコ良さって有るんだろうか?というくらい、歌詞も曲もジュリーも衣装も全てがカッコイイ!!ジュリィィィィィィ~♪と叫ばずにおられましょうか
「憎みきれないろくでなし」から「サムライ」に至るジュリーが、ことに私は好きです。でも、ろくでなしも「サムライ」も、ファンが好きなシングル曲の上位にはいかないのよねぇ、残念やわ。考え尽くした計算以上のもの、ジュリーのサムライには完成された様式美を感じました。
そして、お話変わって『殺陣を演じていた、千葉真一さんと若山富三郎さんをもってしても、NGを連発するほどの炎の中にあっても、一度もNGを出さなかった沢田研二さんのプロ根性は、映画から伝わる以上にスゴかった。』
燃えてますよ~!!⇒
※さらに、2017年のブログのエピソードを一部だけ再掲 ⇒ madameHから「魔界転生」の撮影時のエピソードを伺いました。
(madameHより)
魔界転生の助監督を友達のお父様がやってらした方から伺った
その撮影時のエピソードです。
ラストシーンの炎に包まれるシーンで、ジュリーは火傷にもめげず
微動だにもせずに演じきって そのプロ根性の凄さに
最初は歌手のくせにと、ちょっと舐めていた関係者全てを感嘆させたそうです。
ちなみに、熱くて逃げちゃったのは、主役のひとりである千〇真一さんですって。
若山富三郎さんに怒られたらしいです。
若山富三郎さんはジュリーが大好きでしたよね。
結局、千〇ちゃんをはじめ逃げちゃったひとが多くて、セットを組み直して
再撮影になっても、超売れっ子なのに、スケジュールをやり繰りして
文句ひとつ言わずに演じたそうです。
絶対に仕事は手を抜かないジュリーらしいエピソードだと思いました。
今年「魔界転生」の深作欣二監督のムック本を読みました。この時の撮影に当時の関係者が、千葉真一さんの命にかかわりそうなほどの炎だったので、さすがにNGにせざるを得なかったと書いてありました。決して千葉さんがサッサと逃げ出したという訳でもないようで、名誉のために付け加えますが、ジュリーがスゴ過ぎたということのようです。(今の私なら、ジュリーにそんな危険なことさせるな!と思いますけどね)
太秦東映の時代劇の百戦錬磨の熟練スタッフさん達が、時代劇が初めてのジュリーを甘く見るのは当然で、そういう空気に負けたくないと、ジュリーもよけいに頑張ったんでしょうね。そして、かつては映画界に身を置いていたお父様が太秦で映画の主役を張る息子を、どんなに嬉しく思われたんだろうかと思いました。
ジュリーの着用した魔界転生の衣装が、早く太秦で展示して見られるようになりますように。