長生き日記

長生きを強く目指すのでなく良い加減に楽しむ日記

152     花と兵隊

2016-03-23 23:43:43 | 日記
 念のために検索したら、火野葦平がこういう題の小説を書いているとか、最近のタイ・日本合作映画に同名のがあるとかだが、それらとは関係なく・・・。
 短歌結社誌の書籍紹介に『詩歌と戦争』中野敏男著についての短文を書いたのだが、昨日の短歌会でメンバーのご婦人から「さっそく図書館で借りて読んだのよ」と言われて少しうれしかった。この本の骨子は詩歌も戦争翼賛、国家動員体勢に働くのだよ、白秋の「この道」などの郷愁や抒情もうっかりできないぞ、と言うものだ(いや、こんなに短文では誤解を与えるといけないので、気になる方は本を読んでください)、いや、これも日記の前振り。
 春になってよそのお庭や公園の花、花屋さんの店頭などきれいなものが多くなっている。近所の公園の写真だが、こんな公園はたくさんあるだろう。そういった作業をしてくれる(たぶん)ボランティア団体さんご苦労様です(本心から)。ただ、このような「○○隊」(きれいにし隊、見守り隊とかいろいろあると思われるが)、と言うのは、気持ちはわかるが何となく俗な感じで好きなネーミングではない。本当にそういった気分だけの理由だ。ただ、こういう活動は国家動員体制につながるとケチをつけられそうだなとも思い(ケチつけそうな動きも嫌いだが)、また本当にほんの少しそういう作用もありうるとも思うが、どんなものだろうか。