長生き日記

長生きを強く目指すのでなく良い加減に楽しむ日記

147   蜂蜜

2016-03-18 23:09:52 | 日記
甘党なので蜂蜜は好きだ。花の種類で味が違うのでいろいろ比べるのが面白い。この頃はこじゃれた蜂蜜専門店があるが高価なのが多いのでそういうのではなくて、地方に旅行に行ったときなんかに買うことにしている。シベリアの市場ではハチの巣ごと売っていたりする。それごと食べると巣材のロウが口に残るのも面白い。野の花混合と言うのは強烈なにおいがして、好きでない人が多かったが、慣れるとその癖がないとつまらなく感じるほどだ。日本のも各種試したが、やはりレンゲやアカシアはまあ一般的である。蕎麦は茶色くその割にさらっとした感じであり、リンゴの花のは香りに品があって良い。アカシアのと言うのは、ほとんどがニセアカシア(ハリエンジュ)で河原に侵入して群落を作って居る外来種で、河川管理、外来種嫌いの人は切り倒したいが養蜂の人はもっと生えれば良いと思う樹である。群馬の方でアレチウリ野を売っていたが、これも侵略的な外来種で河川敷にはびこって農業被害まで出す。まあ、ミツバチはそういう威勢の良い植物の三つは集めやすいからなんだろう。
 先日アンテナショップで奥会津の栃の木のを買ってきた。栃に蜜はすっきりとおとなしい感じだろうから開けるのが楽しみだ。昔勤めていた大学の保養寮が会津田島にあってゼミや湿原調査などで何回か利用した。地元の管理人さんも雇っていて会津田島町と仲良くしてもらっていたのだが、東京都の財政難の時に難癖をつけられて手放してしまったのは残念であった。山に入ると栃の木はちらほらと生えていたが養蜂用にはまとめて植えているのだろうか。
 蜂蜜は健康に良いというから長生きにも良いのだろうが、幼児にはイケないとのことだが本当だろうか。