優勝賞金135万ドル(約1億8,450万円)を目指して、現在 行なわれている「KPMG全米女子
プロゴルフ選手権」には、日本勢は畑岡奈紗・笹生優花・古江彩佳・渋野日向子・西郷真央
プロらが出場しています。賞金総額は900万ドル(約12億3,000万円)。昨日からの続きです。
タイ国からも8人が出場しており、三日目を終わりアッタヤ・ティティクル選手が73 72 68 と
通算3アンダーで6位タイと調子を上げてきており、日タイ勢ではトップです。二番目の笹生
<頑張って、アッタヤ選手>
優花プロも1アンダーで12位タイと頑張っています。アッタヤ選手は、8アンダーで
首位のチョン・インジ選手(韓国)とは5打差。アッタヤ選手も爆発力があるから楽しみ。
第二のアリヤ・ジュタヌガーンと言われているアッタヤ選手は19歳にして、現在 世界ランク
5位に付けており、むしろアリヤ選手の19歳の頃より、上回った戦績を残しています。
全てが高額な賞金獲得だけが目的では無いでしょうが、日本のように試合数やスポンサーが
少ないタイ国では、ジュニアの頃から米国で活躍することを目指すのは当然のことでしょう。
やはり米国は規模が桁違いですものネ。先週 松山英樹プロが、17位タイで迎えた最終日に
猛チャージをかけて、通算3アンダーの4位でフィニッシュした「全米オープン」の賞金
総額は1,750万ドル(約23億6,250万円)です。優勝賞金は315万ドル(約4億2,500万円)。
2位で189万ドル(約2億5,500万円)、3位が122万5,374ドル(約1億6,500万円)と
通常の優勝賞金よりはるかに高額になっていました。5位で71万5,491ドル(約9,650万円)、
<315万ドルをゲットしたのはマシュー・フィッツパトリック(英国)でした。
10位で42万5,830ドル(約5,750万円)。20位でも20万9,506ドル(約2,800万円)です。
松山英樹プロは4位で1億円1,600万円の獲得でした。因みに30歳の松山プロは、米国
PGAツアーでこれまでに4,018万9,149ドル(約54億2,201万円)を手にしています。
今年に入って、サウジアラビアのオイルマネーを背景に設立された新ゴルフリーズ「LIV
ゴルフ」により、優勝賞金が5億・6億円と、少し麻痺してきている感もありますが、USGA
(全米ゴルフ協会)も負けじ と、威信をかけて賞金額をアップしているようにも思いますネ。
<シャール・シュワルツェル選手>
そう言えば、「全米オープン」の前週に行なわれた新リーグ「LIVゴルフ インビテーショナル
シリーズ」の初戦(三日間大会)の個人・団体で優勝したシャール・シュワルツェル選手
(南アフリカ)が、獲得した額は475万ドル(約6億4,094万円)! 言葉がありません!
「全米オープン」はじめ、賞金額がアップしているのは「LIVゴルフ」という新ツアーの
存在が、絡んでいることも考えられますネ。お金を巡って分裂しなければ良いんですがねぇ~
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