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大震災後の東北六県のゴルフ場は もう大丈夫!

2021年03月12日 | タイのゴルフ、あれこれ
  
 東北地方を襲った東日本大震災から10年経った今、ゴルフダイジェスト社が「東北
ゴルフ連盟」を通して、その後 及び 現在の各ゴルフ場の状況を振り返っていました。

当時、被災地 東北六県のゴルフ場も大きな被害を受けましたが、余りに住宅や建物、そして
人々に甚大な被害を与えたため、ゴルフ場について報道されることは少なかったようですネ。

 

震災前は同連盟に加盟していたゴルフ場は131件でしたが、76のコースが被災し、今は
104件に減少したとのこと。酷いところでは被害額が5億円近くにのぼり、コースの立て

直しを断念したり、東京電力の福島第一原子力発電所事故の影響から閉場に追い込まれた
コースもあったよう。経営不振で震災から数年後に閉鎖されたコースもあったと聞きます。

震災時、テレビで映し出されるゴルフ場は、被害云々よりもゴルフ場ならではの施設の
大きさをフルに活用し、被災者を助ける場所として貢献していた光景を思い出されます。

 

行き場を失い津波に呑まれそうになった数百台の車をフェアウェイに導いたり、短期間の
食糧や宿泊の提供をしていました。或いは、お風呂を開放したり、駐車場を東京から物資を
運ぶヘリコプターの中継基地に使わせるなど、大きく地元住民に貢献していたと思います。

タイ国には昔から軍がゴルフ場を持っていて、ショートコースを入れると全土で30コース以上
あるでしょうか。これは軍人がプレーするためというより有事の際にゴルフ場を活用する為と

 

聞いていましたが、東日本大震災でゴルフ場が活用されていたのを見て、理解できました。
日本で米軍の横須賀基地などにあるゴルフ場も、そのような意味合いがあるんでしょうネ。

ゴルフ場で働くスタッフも家屋が流されるなどの被災にあいながらも人道支援にまわった
コースも少なくなかったようですヨ。 地元の人を支援するゴルフ場は多かったんですが、
余りにも他の被害がひど過ぎて、ゴルフ場の貢献度は表に出ることは少なかったといいます。

 
 <石川遼プロも震災発生四カ月後に慰問に訪れた>

しかし、東北六県の地元住民は支援を受けたことを分っており、ゴルフをしたいと各方面に訴え
再興が早まるきっかけになったケースや、ゴルフ場と地域の関係が密になった話も聞きました。
他県の連盟からも多くの支援が寄せられ、10年後の今では、全体的には立ち直ったといいます。

6県の昨年の入場者数は前年度比約97%といいますから、他業界に較べたら悪くありません。上半期は
コロナの影響で落ち込んだそうですが、コロナ禍でもゴルフは三密にならないスポーツとして見直され、
若者のゴルフ人口も増えているのは、東北六県でも同様でした。 本当に良かったですネ。  


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