「最近は 飛ばなくなって」という声を、周囲で よく 耳にするようになりました。若い頃
から比べると加齢とともに、飛距離が落ちていく悩みにぶつかるゴルファーは多いようです。
ドライバーショットを「少しでも遠くへ飛ばしたい」というのは、アベレージクラスから上級者、プロまで
ゴルファーなら誰もが共通した想いでしょう。 すると頭に浮かぶのが “ヘッドスピード” という言葉?
40歳前後以上のゴルファーなら覚えているかも知れませんが、ヘッドスピードという概念が広がり、
まるで検査を受けるように自分のヘッドスピードを測定するブームがあったのは1985年頃でした。
ブームの要因は1983年、横浜ゴムがゴルフ業界に参入した際、販売契約を結んだショップにヘッド
スピードの測定器を無償で貸し出したことで火がついたらしいですネ。ヘッドに磁気テープを貼って
素振りでも測定できるので、この測定法がヘッドスピードを受け入れられた理由だと言われています。
あれから約30年が過ぎても 特に日本のゴルファーは、何歳になってもヘッド
スピードへの想いから逃れられずにいるようです。 私もその中の一人です(苦笑)。
日本LPGAのデータによりますと、女子プロゴルファーのヘッドスピードの平均値は、一般的な男子
アマチュアゴルファーの平均値と同じ40m/sだそうです。でも女子プロの方が一般的な男子より
30ヤードくらい遠くへ飛んでいるのが普通です。細い華奢な体形の女子プロにも負けてしまいます。
<13年の女子ドライビングコンテストではサタヤ選手が1位でした>
国内女子ツアーは今季から1年を通して、平均飛距離(ドライビングディスタンス)とフェア
ウェイキープ率を公表する取り組みを行ないました。これまでは大会ごとの単発での公式記録
しかなかったドライビングディスタンスが、今年から年間を通して確認できるようにしました。
下記の順位と飛距離が、11月末までの平均飛距離のランク。 トップの葭場ルミ選手は
160センチの56キロと、体型的には一番負けていますが、飛距離は260.81と トップです。
身長が170センチを超えているのは渡邉彩香プロと川崎志穂プロ、二人しかいません。
トップ10のうち、身長165cm以下が6人、体重60kg以下が8人と、日本人の成人男性の平均
以下の選手ばかりですから、ちょっと意外性を感じながら悔しくもなりますよネ(苦笑)。
以前までの女子プロの飛距離は、背が高い、体重が … と、結構 大きな体形が有利でしたが、
近年 日本の女子プロの飛距離については、その様相はまったく変わってしまいましたネ。
飛距離とヘッドスピードの話、まだ続けたいのですが 長くなりますので明日に ・・・
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