PGA(米国男子ツアー)が、ようやく『スロープレー』に対して動き出しました。
4月の「RBCヘリテージ」からスロープレー対策に向けた新規則を実施すると発表しています。
だいたい男女とも米国ツアーは、スロープレーに甘く、一部のトッププレイヤーからも不満
<ブライソン選手の長いライン読みが問題に・・・>
タラタラでしたからネ。昨年8月、ブライソン・デシャンボー選手(米国)が、約2.5メートルの
パットのラインを読むのに2分半近くをかけたことをきっかけに、怒りが噴出していました。
これまでは1ショットにかける時間は基本的に40秒以内で、同日に2回のスロープレーを
言い渡されると1罰打のペナルティが科され、罰金は5000ドル(約55万円)でした。
しかし、スロープレーは見過ごされ、規則はあっても適用されず、無いに等しかったんです。
新規則では同一大会で2回のスロープレーが言い渡されると、1罰打を科される罰金は10倍の
5000ドル(約55万円)に引き上げられます。 これを厳しく取り締まると ・・・ 当然ですけどネ。
スロープレーについては、米国の競技委員が怠慢でした。 昨年に改訂されたゴルフ規則にも、
「障害や気を散らすものがなく、プレーできるようになった後、40秒以内にストロークを行なう
ことを推奨する」と具体的に推奨時間が記載されたにもかかわらず、競技委員が無頓着過ぎました。
“スロープレー撲滅” を訴えている世界ランキング1位のブルックス・ケプカ選手は「池ポチャを
したら罰打を科せられるとルールブックにある。40秒で打たなければいけないというルールも
同様だ」と、スロープレーに苦言を呈し、規則が形骸化していることをクレームしていました。
<ケプカとマキロイ、スロープレーでは同じ考えです>
同調しているロリー・マキロイ選手(北アイルランド)も “アマチュアゴルファーは、我々を
真似ようとするから、アマチュアまでスロープレーが当たり間になってしまう。大学ゴルフでも
凄く時間をかけていると聞く。最高峰のゴルファーたちが手本になるべきだ” と訴えていました。
そこで、プレーの速さを高く評価されたのが渋野日向子プロでした。AIG全英女子オープンで日本人
女子として42年ぶりのメジャー制覇を遂げ、スマイルだけでなく、プレーの速さも評価されました。
<渋野プロのプレーにはギャラリーも大喜びでした>
欧米では選手もギャラリーもスロープレーに不満を持っていましたので尚更でした。
“渋野はショットの前に熟考したり、ボールを前にして時間を浪費しない。これは
チャンピオンシップにおいて最も歓迎されるべきものだ” と大絶賛でした。
我々ゴルファーも、スロープレーについては肝に銘じましょう。スロープレーはルール違反であり、
マナー違反の最たるものです。タイで初めてゴルフをするようになった方々、一部のタイ人の
『のんびりしたプレー』を真似てはいけませんヨ。くれぐれもスロープレーに注意をして下さい!
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